『Web3.0』への投資を本気で考えなければいけない理由
Web3.0は儲かるのか?なぜWeb3.0とどう付き合う必要があるのか
Web3.0という言葉は投資家の中でも話題になっています。
経済紙でも多く取り上げられている中、情報のボリュームが多すぎることと既存のサービスとかけ離れた部分があることによって、結果として投資家は情報渋滞を引き起こしている現状があります。
Web3.0でどう資産を増やしていくのか。
結果として暗号資産を保有することで解決するのか、或いは他の選択肢があるのかも投資家目線でするべきことを解説していきます。
『Web3.0』をよりわかりやすく
Web3.0は、Web2.0の問題点を解決できるようになると考えられています。
しかし、Web2.0の問題自体が金融リテラシーではなくITリテラシーの分野で注目されていることが多く、実際現状のWeb2.0の問題点が見えてこないのも事実です。
Web3.0へ移行することで解決されるとしている問題は、
- サービスやモノを買うためには自分の個人情報を企業へ預けなければならない
- サービスやモノを売るためには顧客の個人情報を保管・管理しなければならない
- 中央集権型のサーバーに依存することで、自分でリスク管理ができない環境にある
- 中央集権型のサーバーに依存することで、自社に過失がなくとも企業として大きなダメージ受ける可能性がある
という点です。
Web2.0とは
「Web2.0」は、現在私たちが利用しているWebのことです。
Web1.0は一般的にYahoo!などで検索し情報を閲覧する一方通行な情報公開でしたがWeb2.0ではTwitterやFacebookなどのSNSやYouTubeのようなプラットフォームが登場し、専門知識がなくても情報発信がWEB上で可能になりました。
「いいね」やコメントなども一つの発信と見なされています。
Web1.0:一方通行
Web2.0:両側通行
Web3.0をもっとわかりやすく
集中して情報を集めない(=分散)WEBの環境作りをすることで、ハッキングや不正アクセスなどをしても得られるものが少ない状態にする。
欲しい商品を買うために企業へ自分の個人情報を預ける必要がなくなる(=ブロックチェーン技術によるトラストレス化)*第三者を信頼しないと需要が満たされない状態(=トラスト)
Web3.0が分散させるのは『不安』を消すため
Eサイト・ECサイトでモノを買うにも、実店舗でクルマなどを買うにしても、病院に通院するにしても個人情報を渡す側と渡される側、どちらもが負担や不安を感じているということです。
ここだけを読み取ってしまうと中央集権的な運営体制から分散型・非中央集権的な運営体制に移行した企業や、そのゴールへサポートできるコンサル会社への投資が有益的なのかと判断してしまいがちです。
しかし、Web3.0世代を知るとNFTや暗号資産・ブロックチェーンやDeFi、スマート・コントラクトの実装スマート・コントラクトなどという言葉が出てきて、安易に『分散化』だけが重要とは言えなくなってきます。
Web3.0へ移行することで登場するキーワード
Web3.0へ移行することで登場するキーワードとして、
という新しい言葉は、分散型を効率的に行うためのツールとも言えます。
つまり、
- NFTとWeb3.0
- dAppsとWeb3.0
- 暗号資産とWeb3.0
- ブロックチェーンとWeb3.0
- DeFiとWeb3.0
- スマート・コントラクトとWeb3.0
と常に同じ意味ではなく関連性のある言葉であり、Web3.0を目指すため・維持していくために必要・利用・活用されるということを前提にとWeb3.0は勉強していく必要があります。
そして、応用されWeb3.0の特性は
NFTのマーケットプレイスで売買に用いられる暗号資産にと繋がり、保有した暗号資産をDefiで運用を行うこと
The Sandbox(SAND)のようなGameFiで、メタバース上の土地や建物の売買・賃借等での収益を上げるという道筋の中で、メタバースで行う企業のイベントや参入企業に投資するという候補もあります。
そのため、『暗号資産とWeb3.0』に注目するから『NFT』や『DeFi』 の勉強をしなくていいのではなく包括的に、学ぶ必要があります。
つまり、『Web3.0』は多用的であるため情報量と理解できる投資家だけがいち早く儲けることができる分野だとも言えます。
ITリテラシーの高い投資家はかなりチャンスな時代になるとも言えます。
Web3.0を活かした投資・儲かる投資とは?
WEB3.0は、単純に株式投資だけでなく、さまざまな運用・投資方法があります。
既存の考えで言えば、WEB3.0関連銘柄を選定するのが慣れた手法だと言えますが。WEB3.0特有のボラティリティを活かし運用益を出すならば、仮想通貨・暗号資産への参入はマストだと言えます。
- 『自分自身がGameFiで収益を上げる』
- 『NFT作品を保有し転売する』
- 『DeFiによる暗号資産・トークンの運用する』
- 『NFT化されたアイテムや作品の売買する』
- 『仮想通貨・暗号資産・トークンを個別保有する』
- 『仮想通貨・暗号資産・トークンを積立投資する』
- 『WEB3.0関連銘柄を株式投資する』
- 『WEB3.0関連銘柄をETFで保有する』
- 『WEB3.0関連銘柄を株式投資する』
Web3.0時代に活きるメタバース関連銘柄
『メタバースが投資として成り立つ仕組み』でもお話しした通り、
メタバースの活用が期待される分野も非常に多く、メタバースの経済規模が大きくなると必然的に暗号資産へ資金流入が増えるという仕組みがあります。
Web3.0の市場規模をNFTで見る
NFTによるWeb3.0の市場規模
現在のNFTを除く一般美術市場は約5兆円〜6兆円規模とされていますが、世界的に有名なオークション会場だけでもNFTの取引が開始されすでに250億円を超えており、NFT市場規模は4.7兆円以上、1年で100倍を超えています。
NFTとは?
NFT=Non-Fungible Tokenの略です。
非代替性トークンとして訳され、「替えが効かない、唯一無二の」という意味になります。
唯一無二を保持することにより偽造することができないとも言えます。
NFTはデジタル資産の所有者を明確にでき、メタバース関連・NFTそのもののマーケットプレイス、そして、NFTに関連する暗号資産への投資など市場は大きいといえます。
日本でも既に
などがNFTのマーケットプレイス事業などに参入しています。
NFTとWeb3.0にはイーサリアムの勉強が必要
イーサリアム(ETH)は、ビットコインに次いで時価総額2位を誇る仮想通貨・暗号資産として信頼・信用性・知名度ともに高いこと自体に優位性があります。
現状多くあるアルトコインの基盤と言えるほどのアルトコインで、ビットコインはアルトコインには含まれないため、アルトコインで1番ポピュラーな仮想通貨と言え、NFTの売買において最もポピュラーな仮想通貨・暗号資産です。
▷▷▷イーサリアム(ETH)という仮想通貨・アルトコインの優位性や特徴について
▷▷▷なぜイーサリアムがあるのにイーサリアムクラシックに投資するが必要なのか
イーサリアムには『Web3.0』が詰まっている
Web3.0関連の仮想通貨・暗号資産
イーサリアムは『スマートコントラクト』を実装しており、ブロックチェーンシステム上で、設定されたルールや条件下に実行・取引・売買が行うことができます。
このスマートコントラクトは結果として、人間が介入・仲介しない仕組みとなるため、企業にとっては人件費やコスト・経費が格段に減ることにつながります。
そんな介入や仲介がないイーサリアムのブロックチェーンだからこそ、DiFiが成立するとも言えます。
Web3.0関連でNFTにも用いられる仮想通貨・暗号資産
Polygon(ポリゴン)
Polygon(ポリゴン)は、イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションとして、イーサリアムとの互換性を持っています
テゾス(XTZ)
ステーキングサービスも可能で、守りを固めつつ、独自性があり、尚且つ中長期的な投資や運用でも価格のイメージがつきやすい仮想通貨・暗号資産だと言えます。
参考記事:テゾス(XTZ)とは?
エンジンコイン(Enjin/ENJ)
Enjin上で作成されるトークンは「ERC-1155」というイーサリアムベースの規格で作られます。
ERC-115は「ERC-20」と「ERC-721」を掛け合わせたハイブリッド規格といなっており、優位性が高いと言えます。
参考記事:『エンジンコイン(Enjin/ENJ)』と『Enjin Platform』とは?
ポルカドット(Polkadot)
エンジン(Enjin)はポルカドット(Polkadot)を利用してNFT専用のブロックチェーンを作成しています。
DefiによるWeb3.0の市場規模
2020年の前半に7億ドル弱だったDeFiへの流入資産総額は、同年9月に100億ドルを簡単に超え、2021年には約860億ドルに成長しています。
20年初めと比べれば約100倍の成長を維持しています。
DeFiとは?
DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)はイーサリアムのような仮想通貨・暗号資産のスマートコントラクトを使用して、銀行などの金融機関(中央管理者)を介さずに金融サービス(=送金等)を行うことを言います。
Web3.0に向けて法定通貨のドルや円との向き合い方
円は複数の法定通貨・暗号資産で分散
現在強烈な円安とインフレによるスタグフレーションを引き起こしている日本経済で、少なくとも『円』を中心とした投資に優位性は感じにくいと言えます。
なぜ日本人はビットコイン・仮想通貨を買わないのかや『悪い円安』で投資家もお金持ちも会社員も苦しむ理由でお話しましたが、法定通貨は国や政府が中央集権の管理者として発行量を決めているため、国や政府のの方向性に依存するしかありません。
国を上げてDX化をさせるのとWeb3.0にも共通点が多いことから、国も『分散』の重要性というのには気づいていると言えます。
Web3.0で生まれる資産運用、稼ぐ仕組み・マネタイズは?
メタバース上の不動産はあくまでもNFT化されたアイテムであるため、ライセンスは要りません。
その中で、NFTを担保にイーサリアム(ETH)を借りたい人と貸したい人をマッチングするプラットフォーム(NFTfi)や仮想通貨・暗号資産のレンディングも法定通貨で同じことをするよりも遥かに運用率は良くなります。
もちろん、前述のスマートコントラクトが金融機関の代わりを果たすため、未払いや担保のとりそびれ、忖度等はあり得ない仕組みになっています。
暗号資産におけるレンディングとは?
金融機関に預けた場合は金融機関が運用するという中でも金利が発生しますが、仮想通貨・暗号資産の中のレンディングはあくまでも第三者への貸し付けることで金利のように報酬を受け取る仕組みです。
ちなみに『レンディングサービス』はこの、第三者に貸し出すための借主と貸主とを仲介するサービスを言います。(参考引用記事:高金利レンディングサービス『BlockFi』より)
Web3.0で生まれる資産運用、稼ぐ仕組み・マネタイズは?
『自分自身がGameFiで収益を上げる』という解説をした中で、STEPNのようなミッションを達成することによって稼ぐだけではありません。
NFT化されたアイテムに資産価値があるため、ゲームをプレイするためではなくゲームをせずともアイテムを自己資金で購入しアイテムの貸し出すことで不労所得を得ることも可能です。
さらに『GameFi』の収益をBlockFiにリンクさせ不労所得のように得ることができます。
Axie Infinityを例にしてみるとエコシステム内でAXSトークンとSLPトークンをステーブルコインのUSDCやイーサリアム(ETH)に交換し、その仮想通貨・暗号資産を現実世界で貸し出すということも可能なのです。
*ここでのリンク元はすべて一流養成学校より
GameFiとは?
GameFiとは『ゲーム+ファイナンス』『ゲーム+Defi』の造語
=『ゲームは遊ぶ』だけでなく『働く』環境にもなる