- 1. テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、投資するべき優位性のまとめ
- 2. テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、【優位性や弱点を簡単にまとめる】
- 3. テゾス(XTZ)の独自性と有意性=コンセンサスアルゴリズムにLPoS
- 4. テゾス(XTZ)のLPoSの独自性と意味
- 5. テゾス(XTZ)のLPoSと『ベーキング』について
- 6. テゾス(XTZ)の有意性=ハードフォークが不要
- 7. テゾス(XTZ)=ハードフォーク不要≒ステーキングサービスにメリットや優位性
- 8. テゾス(XTZ)の優位性・独自性=独自のスマートコントラクト
- 9. テゾス(XTZ)の優位性・独自性=『tzcolor』プロジェクト
- 10. テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、【優位性や弱点をまとめる】
テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、投資するべき優位性のまとめ
テゾス(XTZ)は、仮想通貨・暗号資産として世界規模で社会的・政治的・経済的なイノベーションを推進することをビジョンにしています。
これだけを聞くと、他の仮想通貨や暗号資産との差別化ができている通貨なのかも気になるところですが、実はビットコインやイーサリアム、その他のアルトコインとしっかり差別化もできているアルトコインなので、少しでも知識を増やすきっかけにこの記事が活用されたら光栄です。
直近テゾス(XTZ)の経済トレンドニュース
2022年1月からテゾスのプラットフォームを活用してテゾス(XTZ)はアパレルカジュアルブランドのギャップ(GAP)がNFTコレクション「GAP threads」を発売を開始しました
GAP threadsはVIPイベントや限定アイテムへのアクセス権などの展開も計画されています。
2022年2月からテゾスはサッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」とスポンサー契約を発表しました。
テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、【優位性や弱点を簡単にまとめる】
XTZ(テゾス)をまず次のタイトルで解説するLPoSという独自のアルゴリズムによる流動性の高さに独自性と優位性を持っています。
そして、いくつかのアルトコインで話題になった『ハードフォーク不要』のアルトコインであることです。
ステーキングサービスも可能で、守りを固めつつ、独自性があり、尚且つ中長期的な投資や運用でも価格のイメージがつきやすい仮想通貨・暗号資産だと言えます。
テゾス(XTZ)の独自性と有意性=コンセンサスアルゴリズムにLPoS
コンセンサスアルゴリズムとLPoSとPoSの差
仮想通貨や暗号資産、ブロックチェーンの世界では通貨保有量=権威・権限という判断になる場合があり、そのことをPoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)といいます。
そこにXTZ(テゾス)はLPoSという独自のコンセンサスアルゴリズムを作成し保有数と権威・権限のリバランスが取れるようになっています。
イーサリアムは完全にPoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)型で、資本主義の性質が高まり、イーサリアムというアルトコインを多く持っている保有者=ルールという偏りが起こりうる可能性が否定できません。
簡単に言えば、お金持ちは悪いことをしない、というようなイメージやわざわざ自分の家を壊さないだろうという仮説によってPoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)は成立しています。
テゾス(XTZ)のLPoSの独自性と意味
XTZ(テゾス)のコンセンサスアルゴリズムはLPoSは「リキッド・プルーフ・オブ・ステークス」の略で簡単に言えば
PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)の中の一つとして位置付けられていますが、何より保有量という『資本主義制』が少ないことが特徴であり独自性の高い部分です。
一定レベルの保有数は必要ですが、ブロックの生成を多くの保有者で管理することで、ブロックチェーンとしても「マイニング(取引承認作業)」や送金スピード、スケーラビリティ対策にも繋がります。
スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーン上の渋滞のことです。ブロックチェーンにユーザーが集中し過ぎて、取引処理の遅延や手数料の高騰が起きてしまう問題をスケーラビリティと言います。
追記1:コンセンサスアルゴリズムとは
ブロックチェーンの運営・維持方法のルール・ガイドラインを意味し、承認権利や報酬などを決める際にも持ち入ります。
追記2:仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムの種類
- PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)
- PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)
- PoI(Proof of Importance:プルーフ・オブ・インポータンス)
- PoC(Proof of Consensus:プルーフ・オブ・コンセンサス)
PoSのコンセンサスアルゴリズムを応用しているアルトコインにはリスク(LSK・LISK)があります
簡単に言えばリスク(LSK・LISK)の保有者が投票し取引の承認を行うシステムになっています。
DPoSは、101人のリスク(LSK・LISK)保有者から選抜され保有量に応じた投票権が与えられます。
投票によって決定された代表者は、トークンホルダーを代表して承認作業を行うことになります。
テゾス(XTZ)のLPoSと『ベーキング』について
テゾス(XTZ)の独自性であるLPoSを実行するにあたり、ベーキング(ブロックの生成を意味する)するベイカーになることも可能です。
ベイカー=報酬を受け取ることができるメリットがある
ブロック生成に成功すれば、1ブロックあたり16XTZ(約10,600円)が報酬として付与されます。
さらにブロック生成を選ぶには32のノードとよばれる端末(パソコンなどを意味する)にも1~2XTZ(約630円〜1,250円)報酬が付与されます。
このことによって、ブロック成立を積極的にテゾス(XTZ)保有者自身が環境を整え、ブロック形成に対して参加型になるように仕組み作られています。
テゾス(XTZ)の有意性=ハードフォークが不要
仮想通貨や暗号資産と呼ばれる通貨でハードフォークによる通貨の流動性というのは、見て見ぬフリはできません。
すでにハードフォークが不要なアルトコインはいくつかありますが、ハードフォークをせずにアップデートができるという優位性はXTZ(テゾス)という仮想通貨・暗号資産の価格下落のリスクヘッジとも考えることができます。
そのため、投資や資産運用で長期的に見て安心できるアルトコインだと位置付けることができます。
【補足】ハードフォークの意味と種類
ハードフォークの逆の意味で『フォーク』という言葉もあり、これはアップグレードをしなかった仮想通貨です。そしてその間には『ソフトフォーク』があります。
つまり、バージョンが上がったもの同士は互換性がありますが、バージョンを上げていない『フォーク』の仮想通貨とは互換性がなくなったという考えでいましょう。
その間に位置づいているソフトフォークはクルマで言えば『マイナーチェンジ』に似ており、互換性を維持したままのアップグレードを行ったことを意味します。
テゾス(XTZ)=ハードフォーク不要≒ステーキングサービスにメリットや優位性
投資する価値、XTZ(テゾス)を買う意味
XTZ(テゾス)の優位性としてハードフォークの必要がないことを解説しましたが、価格変動・ボラティリティの安定というのはXTZ(テゾス)にとってどんな期待を持つとさらに強みになるのでしょうか。
優位性はXTZ(テゾス)はステーキングサービスの取引が可能なアルトコインです。
ステーキングサービスが日本国内でできる仮想通貨や暗号資産はまだまだ少なく、それだけでなくハードフォークが必要なアルトコインと違いハードフォーク開始前後などの急激なボラティリティを予測する必要がありません。
中長期的に見ても保有する投資家にとっても価値やその他のアルトコインとの比較で優位に立つことができると考えることができます。
補足:ステーキングサービスとは
対象の仮想通貨を保有することでブロックチェーンに参加し、報酬を受け取る仕組みのことです。
簡単に言えば、XTZ(テゾス)を保有しているだけで利子・配当益(インカムゲイン)を受け取るということです。
インカムゲイン狙いで長期保有するという運用方法を選択することが視野に入れられるため、ポートフォリオを組む際に候補に挙げることができる仮想通貨だといえます。
このことを聞くと、ボラティリティは低い企業の年に何度かの配当を期待して保有する株式投資や銀行の定期預金などに似ています。
補足2:国内でステーキングサービスを受けることができるアルトコイン
現時点ではテゾス(XTZ)リスク(LSK・LISK)の2種類だけです。
テゾス(XTZ)の優位性・独自性=独自のスマートコントラクト
XTZ(テゾス)は独自のスマートコントラクトを採用し導入しています。
では「OCaml」という検証に適したプログラミング言語を採用し、フォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification(形式検証))を導入することによって、スマートコントラクトの安全性を数理的に証明できるように設計されています。
XTZ(テゾス)のフォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)とは?
従来型のスマートコントラクトとは、自動で契約実行が行われることがメリットでしたがエラーやバグなどのトラブルや後から修正することが難しいという問題があります。
それをXTZ(テゾス)のフォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)は契約内容の検証を技術者が数学的視点から調べることが可能です。
そのため契約の正当性を可視化でき、エラーやバグ・不正アクセス・後から修正する必要性を平等にジャッジすることが可能になっています。
XTZ(テゾス)のフォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)のまとめ
- 従来型のスマートコントラクトのデメリットの解消にフォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)を採用
- OCaml(オーキャムル)というプログラミング言語を使用している
- 数学的・数理的可視化が可能(契約に対する情報が厳格である)
補足:スマートコントラクトとは
仲介者・業者・金融機関などを介さず売り手と買い手だけで契約手続きができることを言います。
仲介手数料のようなコストやヒューマンエラーも防ぐことができます。
テゾス(XTZ)の優位性・独自性=『tzcolor』プロジェクト
tzcolorとはテゾスの『NFTプロジェクト』の一つで、色をNFT化して流通させることを目的にしていきます。
3つのレアリティに分けられた1690色のNFTが取引されており、既に27,000以上のトランザクションのキャリアを持ちテゾスでも成功しているプロジェクトであり将来性を期待されています。
テゾス(XTZ)稼げる仮想通貨なのか、【優位性や弱点をまとめる】
- LPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用している。
- ベーキングというブロック生成システムがある。
- ハードフォークが不要である。
- ステーキングサービスが国内で受けられるアルトコイン
- スマートコントラクトに独自性がある。
上記の5つの優位性により、走攻守がきっちりバランス良く整っている仮想通貨だということが認識できます。
現時点では、まだ実用化されていないプロジェクトなどが多くありますが、『予想不可能』が多いアルトコインのボラティリティを自身でコントロールしリスクヘッジできている点でステーキングサービスの対象通貨に選ばれていると言えます。
元イーサリアムの共同創設者で元CTOのギャビン・ウッド氏が設計しているポルカドット(polkadot)同様に現時点で普及しているアルトコインや仮想通貨・暗号資産の痒い所に手が届く存在であるため、資産運用や投資に対してアクティブな姿勢や熱量が高まっていくと予想されます。