仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』はヤバい?買う理由・魅力とは?

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』はヤバい?買う理由・魅力とは?

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』はヤバい?買う理由・魅力とは?

リスク(LSK・LISK)はMax Kordek 氏と Oliver Beddows 氏の共同開発した非中央集権の分散型アプリケーション構築のためのプラットフォームです。

運営するためにDecentralized Applications (略称: DApps)を導入しており、DAppsによって企業や金融機関などを不要化させたプラットフォームを実現しています。(詳しくは後述)

リスク(LSK・LISK)の『魅力』としては送金処理速度が早い点です。

送金は 10 秒に設定されているため、従来の海外送金などとは違い短時間での送金が実現できます。

リスクの発行上限は設定されていませんが、 流通発行枚数ごとに新規発行枚数が減少するよう設定されています。

プラットフォームLisk
仮想通貨名LSK(リスク)
発行上限無し
時価総額¥50,190,625,632
公式サイトhttps://lisk.com/

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』のヤバい理由とは?

グーグルなどでリスク(LSK・LISK)を検索すると、『売却できない、売買中止・終わった』などというキーワードが散見されます。

ここだけを見てしまうと、かなりヤバい仮想通貨なのではないかと想像してしまいますが、このことから先に解説していきます。

リスク(LSK・LISK)の取引所をいくつか調べてみると、リスク(LSK・LISK)の売買ができなかったのはハードフォークに伴い、一時的に停止していたLSKの売却や出金・送金ができなかったのが原因のようです。

ハードフォークは、元々仮想通貨上ではいくつかの意味合いがありますが、このリスク(LSK・LISK)の事案に関しては、アップグレードを意味する言葉として理解して良いでしょう。

『リスク(LSK・LISK)』ハードフォークを深掘り

リスク(LSK・LISK)のハードフォークは他の仮想通貨や暗号資産も行っていることなのかというと、スマホアプリと同じイメージでするかしないかは運営元の判断です。

ハードフォークの逆の意味で『フォーク』という言葉もあり、これはアップグレードをしなかった仮想通貨です。

そしてその間には『ソフトフォーク』があります。

つまり、バージョンが上がったもの同士は互換性がありますが、バージョンを上げていない『フォーク』の仮想通貨とは互換性がなくなったという考えでいましょう。

その間に位置づいているソフトフォークはクルマで言えば『マイナーチェンジ』に似ており、互換性を維持したままのアップグレードを行ったことを意味します。

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』のヤバい理由は何より『遅い』

リスク(LSK・LISK)は送金速度は非常に早いですが、開発や実用化は他の仮想通貨よりも遅れをとっていると言えます。

既にスマートコントラクトが実装された仮想通貨がある中、リスク(LSK・LISK)はまだ実装できておらず、ビジョンに掲げているサイドチェーンも残念ながら実用されていません。

サイドチェーンはビットコインやイーサリアムをはじめとする仮想通貨の機能拡張やスケーラビリティ問題の解決策として開発が進められていますが、スマートコントラクトについては実装が急がれる展開となっています。

 

サイドチェーンとは?

サイドチェーンとはブロックチェーンの一種で、メインチェーンに接続して機能を拡張させることを目的としたものです。

非中央集権・分散型であるプラットフォームでは、情報を一度に高速でかき集める必要があります。

道路のように、情報が渋滞を起こし処理速度が落ちることや、万が一事故のようにトラブルがサイドチェーンやメインチェーンに起こっても伏線や脇道があることでリスクヘッジができるようになることを目指すために拡張を目指しています。

リスク(LSK・LISK)はイーサリアムに勝てないことがヤバいのか?

イーサリアムと何が違うのか

ここで、イーサリアムをご存知の方は、イーサリアムがあればいいのでは?

何が違うのか?という疑問が湧くと思います。

ここで明確にここが違う!ということを意見し情報提供したいところですが、優位性はステーキングサービス(後述)が受けられることくらいだと言え、画期的な優位性が見つかりにくいのが現状です。

しかし、リスク(LSK・LISK)はあくまでもイーサリアムの後発的存在になっているため、イーサリアムやその他の仮想通貨・暗号資産での不便性やデメリットを消枠させる存在にもなることができる余白が残されています。

つまり、どこで勝負をするか、差別化をするかの切り札も決断も柔軟な対応もできると言えます。

一方、イーサリアムはアルトコインでは1位の時価総額で全ての仮想通貨でも2位です。

そんな存在になったイーサリアムは簡単に方向転換はできなくなっているため、将来性はまだまだ期待ができます。

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』のヤバい理由は『ステーキング』

ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有することでブロックチェーンに参加し、報酬を受け取る仕組みのことです。

簡単に言えば、リスク(LSK・LISK)を保有しているだけで利子・配当益(インカムゲイン)を受け取るということです。

インカムゲイン狙いで長期保有するという運用方法を選択することが視野に入れられるため、ポートフォリオを組む際に候補に挙げることができる仮想通貨だといえます。

このことを聞くと、ボラティリティは低い企業の年に何度かの配当を期待して保有する株式投資や銀行の定期預金などに似ています。

『リスク(LSK・LISK)』の『ステーキング』は得?

コインチェックやbitFlyerなどの仮想通貨取引所では、リスク(LSK・LISK)をステーキングサービスの対象としています。

現時点ではステーキングを行うと年利役3%~6%前後を期待できるため、マイナス金利やゼロ金利などと騒がれている金融機関よりもインカムゲインは期待ができます。

ちなみに、金融機関と単純比較すると年利は5000倍を超えることになります。

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国内でステーキングサービスが受けられる仮想通貨は?

現時点ではリスク(LSK・LISK)・テゾス(XTZ)のみとなっています。

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』はヤバい理由=発行枚数の上限がないこと ?

リスク(LSK・LISK)は発行上限枚数が決まっていません。

仮想通貨の代名詞であるビットコインの場合は、発行上限枚数と発行期限が予め決まっています。

そのため、デジタルゴールドのような希少性を担保することはリスク(LSK・LISK)では難しいと言えます。

徐々にリスク(LSK・LISK)発行時の「生成報酬」を減らすことで発行メリットを小さくしています。

それに加え300 万ブロックごとに新規発行枚数が減少するよう設定されていますが、現時点でまだ発行中の仮想通貨・暗号資産です。

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』はまさかの『JavaScript』

仮想通貨のプログラミングと言えば、独自のプログラミング言語を用いることが常識化されています。

しかしリスク(LSK・LISK)のプログラミング言語にJavaScriptを採用したことで、プログラマーは驚きました。

その理由は、より多くのプログラマーが参加してリスク(LSK・LISK)を完成させていくという目的があるようです

JavaScriptとは

1996年にマイクロソフトのInternet Explorer 3.0に始めて搭載されたプログラミング言語です。

プログラマーを目指した経験があれば、JavaScriptを知らない、使えない人は少ないのではないかというほど代表的なプログラミング言語です。

仮想通貨・暗号資産『リスク(LSK・LISK)』は承認にDelegated Proof of Stake (DPoS) を採用

リスク(LSK・LISK)の承認システムは Delegated Proof of Stake (DPoS)です。

簡単に言えばリスク(LSK・LISK)の保有者が投票し取引の承認を行うシステムになっています。

DPoSは、101人のリスク(LSK・LISK)保有者から選抜され保有量に応じた投票権が与えられます。

投票によって決定された代表者は、トークンホルダーを代表して承認作業を行うことになります。

マイニングとフォージングの差

リスク(LSK・LISK)での承認は一般的にマイニングと呼ばれるものをフォージングと呼んでいます。

意味合いは同じですが、リスク(LSK・LISK)ではフォージングとされるのに留意しましょう。