ポリゴン(Polygon・MATIC)は稼げる仮想通貨なのか、投資するべき優位性のまとめ

ポリゴン(Polygon・MATIC)は稼げる仮想通貨なのか、投資するべき優位性のまとめ

ポリゴン(Polygon・MATIC)は稼げる仮想通貨なのか、投資するべき優位性のまとめ

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)とは

2022年2月、Polygon(ポリゴン)が約510億円(4億5000万ドル)イーサリアムのスケーリングソリューション開発費用として資金調達を行なったことが報道され、再注目されています。

Polygon(ポリゴン)は、イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションとして、イーサリアムとの互換性を持っています。

ポリゴン(Polygon・MATIC)はイーサリアムが抱える課題や欠点・改善点をクリアしてきました。

そして、何よりイーサリアムの利用が増えれば増えるほどポリゴン(Polygon・MATIC)の需要は増えていくと考えられており、中長期的な目線での投資銘柄として候補になるでしょう。

仮想通貨・暗号資産 ポリゴン(Polygon・MATIC)=独自のトークン

ポリゴン(Polygon・MATIC)には、MATICと呼ばれる独自のトークンがあります。

イーサリアムは発行上限枚数が定まっていないことに対して現在ポリゴン(Polygon・MATIC)の発行は総発行枚数の半分である約50億枚で、100億枚の発行上限枚数が定められています。

ポリゴン(Polygon・MATIC)はPolygonネットワークでの料金の支払い、ステーキング、およびガバナンスに用いられます。

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の独自性=セカンドレイヤー

イーサリアムと互換性があるセカンドレイヤーという独自性

既存のブロックチェーンは後述するスケーラビリティ問題の解決のためブロックチェーン同士の相互運用を目指しています。

つまり複数のブロックチェーンとの互換性を求めています。

しかしPolygon(ポリゴン)の場合は、イーサリアムに特化した互換性を目指しているところに独自性があります。

そのためイーサリアムのブロックチェーンと互換性のあるブロックチェーン=Polygon(ポリゴン)というブランディングができているのです。

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の有意性=スケーラビリティ問題

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)はイーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題を解決するためのプロジェクトです。

スケーラビリティ問題は仮想通貨・暗号資産の先駆けであり2強であるビットコインとイーサリアムが特に早急に解決するべき課題だとされています。

スケーラビリティ問題を解決するためにいくつものプロジェクトが発案され仮想通貨 Polygon(ポリゴン)もまたそのプロジェクトの一つです。

補足:スケーラビリティ問題とは

ブロックチェーン上の渋滞のことです。ブロックチェーンにユーザーが集中し過ぎて、取引処理の遅延や手数料の高騰が起きてしまう問題をスケーラビリティと言います。

イーサリアムのスケーラビリティ問題とポルカドット(polkadot)の関係

ポルカドット(polkadot)は、元イーサリアムの共同創設者で元CTOのギャビン・ウッド氏が設計をしました。

既にイーサリアムのデータやノウハウを持った上で設計された仮想通貨が生まれたことになります。

後発だからこそ、イーサリアムができないことや利便性が低い部分を払拭していくスタイルが『次のイーサリアム』というように評価されたようです。

ポルカドット(polkadot)のビジョンは『Web3.0という世界の実現を目指すプロジェクト、およびそのためのブロックチェーンを生み出すこと』としています。

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の有意性=イーサリアムのガス代問題

スケーラビリティ問題はイーサリアムのガス代の高騰が直結しており、処理・承認が遅くなればなるほどガス代が上がるとも言えるのです。(=閑散時の方がガス代は安く、繁忙時にガス代が高くなる仕組みになっているため)

その点でPolygon(ポリゴン)セカンドレイヤーソリューションによって、イーサリアムよりも高速で処理・承認が行えるため安く利用ができることになります。

イーサリアムのトランザクション数が毎秒10~15件程度で、Polygon(ポリゴン)は毎秒6,000~7,000件処理ができており、単純に600倍以上の生産効率をPolygonは持っています。

補足:セカンドレイヤーソリューションとは

セカンドレイヤーとは、メインのブロックチェーン以外で何らかの取引を実行・承認作業を行う技術のことをです。

セカンドレイヤーのメリットは、メインのブロックチェーン上で処理を行わないために、情報の渋滞が起こりにくくなることです。

簡単に言えば、主要道路以外にバイパスや脇道を作り、トラフィック(交通量)は分散し渋滞を抑制することです。

*メインのブロックチェーン以外での取引処理・承認を行うことをオフチェーンと呼び、メインのブロックチェーンで取引することをオンチェーンと呼びます。

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の独自性=コンセンサスアルゴリズム

Polygon(ポリゴン)はイーサリアムのセカンドレイヤーですが、コンセンサスアルゴリズムを持っています。=PoS(プルーフ・オブ・ステーク)

イーサリアムはPoWからの移行中ですが、何よりセカンドレイヤーがレイヤー1と違ったコンセンサスアルゴリズムを持っているというのは特徴的だと言えます。

追記1:コンセンサスアルゴリズムとは

ブロックチェーンの運営・維持方法のルール・ガイドラインを意味し、承認権利や報酬などを決める際にも持ち入ります。

追記2:仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムの種類

  • PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)
  • PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)
  • PoI(Proof of Importance:プルーフ・オブ・インポータンス)
  • PoC(Proof of Consensus:プルーフ・オブ・コンセンサス)

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の稼げるポイント=ステーキング

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)はPoS(プルーフ・オブ・ステーク)というコンセンサスアルゴリズムの性質上ステーキングが行える仮想通貨・暗号資産です。

補足:仮想通貨・暗号資産のステーキングとは?(=レンディングとの違い)

レンディングと同じく自己資金・自己資産の仮想通貨・暗号資産を第三者への貸し付けることで報酬として金利を受け取ります。

レンディングとステーキングの違いは『期間が制限されるかどうか』です。

ステーキングはステーキング期間に定めがなく、期間制限があります。

さらに貸出しを行える仮想通貨の対象銘柄がレンディングの方が多くステーキングの方が少ないという部分にも差があります。

そして報酬として受け取る金利はレンディングの場合『固定報酬』でステーキングの場合は『変動報酬』となります。

合わせて参考にしたい記事

仮想通貨 ポリゴン(Polygon・MATIC)の需要=DappsやDeFi・NFT

イーサリアムと互換性のあるブロックチェーンであることが、最大の特徴であるPolygon(ポリゴン)はイーサリアムのブロックチェーンで利用・活用されているプロジェクトにも活用することができます。

DeFiやDappsも前述のスケーラビリティ問題が大きな課題でしたが、Polygon(ポリゴン)によって課題解決の糸口になっています。

さらに、イーサリアム=NFTというほど認知度のあるNFTでもPolygon(ポリゴン)への期待値が高いと言えます。

NFTでは特に、ユーザーである利用者が個人である場合が多く売買などの承認における金額も少額なものが多いため、イーサリアムのガス代が売買コストの割合を多く占めていることに課題があったためです。

そんな課題をPolygon(ポリゴン)は解決できるという期待から需要はイーサリアムの需要に比例し上がっていくと言えます。

補足:DeFiとは何か

DeFi(Decentralized Finance)は経済紙やネットの言葉を用いると『中央管理者を必要としない分散型金融』のことです。

ここでの中央管理者というのは中央銀行や政府機関をイメージしてもらうと、銀行を必要としないで銀行が行っているサービスが受けられるということです。

中央銀行や政府機関はDeFiの反対語でCeFi(=Centralized Finance)の略です。

CiFiが分散型金融に対して『中央集権金融』を表します。

➡︎DeFiで稼ぐ方法と流動性マイニングの関係・仕組みを理解する

補足2:NFTとは

NFTは非代替性トークン、であることをまず最初にお伝えするべきでしょう。

NFT=Non-Fungible Tokenの略。

偽造することができない鑑定書や所有証明書付きのデジタルデータとイメージすれば、不動産やクルマの所有権・車検証のようなものがあると理解しやすいかもしれません。

であり、仮想通貨(暗号資産)と同様にブロックチェーン上で発行および取引されます。

今までのデジタルデータ(アートや音楽など)は簡単にコピーや改ざんができてしまうことが問題視されていました。

ブロックチェーン上で発行・流通されることによりコピーやハッキングが非常に難しいため、資産価値として今後大きく認められる期待が持たれています。

➡︎NFTって結局何?を解決する記事