【初心者でも分かる】The Sandbox(SAND)とは?
The SandboxはNFT化された土地(LAND)を所有し、そのLANDの上でゲームやジオラマなどをつくるゲームです。
他のプレイヤーに自作のジオラマを探索してもらったり、自作ゲームをプレイしてもらったりすることもできます。
更に、ゲーム内の土地をプレセールで販売したり、NFT化されたアイテムを『SAND』を用いて、取引することも可能です。
The Sandboxで使える仮想通貨=『SAND』
SANDは、「The Sandbox」内で利用できる仮想通貨通貨です。
このThe Sandboxのゲーム内で用いられる通貨『SAND』は仮想通貨・暗号資産として現実世界の大手仮想通貨・暗号資産取引所に上場されているため、ゲームで収益化を行うこともできます。
The Sandbox(SAND)=メタバース内の不動産事業・投資
メタバースの世界に広がるThe Sandboxの土地(LAND)やその土地の中で自分でつくった施設は、現実世界と同様の価値を見出すところも新しい注目するべき点だと言えます。
簡単に言えば、メタバース内での不動産売買や賃貸業をThe Sandboxで行うことができます。
もちろん、現実世界と違い、宅建の資格なども不要でプレーヤー同士が個人間で取引を行い仲介業者は必要ありません。
The Sandbox(SAND)の経済規模=メタバースの注目度・期待性
The Sandboxはそもそも運営母体が大きく、企業評価額約5,700億円のアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)の子会社だということを後に知る方も多いと思います。
The Sandboxは、日本の大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」など複数の企業やファンドから総額201万ドル(約2億2000万円)の融資も受けており、The Sandboxだけでなくメタバース市場の注目度や経済規模の拡大が予想されます。
これまでにThe Sandboxは4,000万ダウンロード、MAU(月間アクティブユーザー数)は最大100万人を超えた実績もあります。
The Sandbox(SAND)の経済規模=企業からの期待性
The Sandboxは世界的スポーツブランドであるアディダス(Adidas)や人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド(The Walking Dead)」さらには「スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)」多くのIPパートナーと提携をして知名度や経済市場を拡大させています。
エイベックスとThe Sandbox(SAND)
エイベックス・テクノロジーズはThe Sandboxに「エイベックスランド(仮称)」というテーマパークを設立すると発表しています。
参考:https://avexnet.jp/news/detail.php?id=1009924
「SHIBUYA109」とThe Sandbox(SAND)
SHIBUYA109エンタテイメントは、The Sandboxに「SHIBUYA109 LAND」を開設することを発表しています。
補足:The Sandboxと通常のゲーム開発費
The Sandboxの融資を受けた、総額201万ドル(約2億2000万円)は果たして多いのがという投資家の気になるポイントを補足します。
近年、ゲームの開発費は年々高くなり平均5億円とされています。少し前までは通常CMなどや一度は聞いたことがあるようなゲームであれば平均1億円前後とされていました。
さらにThe Sandboxの担保は企業評価額約5,700億円のアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)の子会社であるため、資金調達はあまり苦戦しなかったとも考えられます。
補足:The Sandbox(SAND)の歴史(PCゲームからブロックチェーンゲームへの移行)
Sandboxは同名のゲームとして携帯電話・パソコンゲームとして、gamestudio Pixowlによって開発され、2012年リリースされています。
2015年6月には、Microsoftが運営するゲームプラットフォームであるSteamでPC向けにリリースされました。
Sandboxは2018年に香港のブロックチェーン企業AnimocaBrandsに買収され、イーサリアムをベースとしたGamiFiとして誕生したのが「The Sandbox」です。
The Sandbox(SAND)=GameFi
The Sandboxはゲーム?投資なのか?ビジネスなのか
メタバースの世界に広がるThe Sandboxの土地(LAND)やその土地の中で自分でつくった施設は、現実世界と同様の価値を見出し、現実の不動産のように売ったり貸したりして利益を得ることができるためゲームという粋を超えているとも言えます。
土地の売買益を狙うキャピタルゲインも賃貸使用料のインカムゲインも、考え方次第でかなりの資本を動かすことができます。
ここで簡単にまとめると、The Sandbox内では仮想通貨・暗号資産である『SAND』を用いるため、ゲーム内での収益化の前に仮想通貨取引所で安価なうちに保有するというのも一つの選択肢だと言えます。
補足:GameFiとは
GameFiは、ゲームとDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)を掛け合わせたオンラインゲームのことを指します。
プレイヤーはゲームをプレイすることで、実際に仮想通貨・暗号資産を稼ぐことができます。
The Sandbox(SAND)の特徴=希少性
そもそもメタバースの世界は無限ですが、The Sandbox(SAND)はそうではありません。
ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれるのと同じようにThe Sandbox(SAND)の土地は上限があり希少性が発生する仕組みになっています。
The SandboxのLANDは土地の区画の上限数が166,464個と決められており、2021年春には全LANDの48%が販売済となっています。*メタバースでは仮想空間内の区画を「LAND」と呼称されています。
つまり今後プレーヤーが増え続け市場が拡大した場合、土地の売買などそもそもの単価が上がることが予想されます。
The Sandbox(SAND)の市場予想=仮想通貨取引所
日本でも仮想通貨取引所のCoincheckが2021年2月に保有していたLAND33個の一部を販売しましたが、数分で完売し、そもそもCoincheckや仮想通貨取引所がThe SandboxのLANDを購入し保有している点も興味深い点だと言えます。
他にもBINANCE、Coinbaseなどの世界的な大手の仮想通貨取引所がThe Sandboxの『LAND』へ投資しています。
The Sandbox(SAND)=仮想通貨取引所がメタバース不動産業?
このまま仮想通貨取引所がThe Sandbox(SAND)のLANDを売買していくと、仮想通貨取引所がメタバース内の不動産販売業のような位置付けになると考えられます。
理由としては仮想通貨取引所がThe Sandbox(SAND)のLANDは現実世界から見るとNFTであるため、取引所が運営するNFTマーケットプレイスで売買などが行われます。
個人から買い取ったLANDを多くストックすると個人のプレイヤーは結果として、業者からLANDを購入する市場も予測できます。
仮想通貨・暗号資産として『The Sandbox(SAND)』は儲かるのか
SANDの価格は2か月ほどで10倍以上と高騰したキャリアを踏んでいます。
何よりも市場規模がまだ大きくなると推測されるため
- メタバース関連銘柄として『The Sandbox(SAND)』を買うか
- NFT関連銘柄として『The Sandbox(SAND)』を買うか
- ゲーム関連銘柄として『The Sandbox(SAND)』を買うか
- 『The Sandbox(SAND)』でビジネスを考えるため『The Sandbox(SAND)』を買うか
『The Sandbox(SAND)』というゲームやメタバース市場、さらにNFTとも関連しているため投資候補にもなりやすいと考えられます。