今更聞けない『FX投資』で稼ぐための基礎 知識

今更聞けない『FX投資』で稼ぐための基礎 知識
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今更聞けない『FX投資』で稼ぐための基礎 知識

FXは日本語では『外国為替取引』と言い、『FXで億り人』『FX破産』など様々な情報が散見され少しリスクが高いと考えるからもいると思います。

リスクに関しては、株式投資含め全ての投資や資産運用でありますが、FXは運用の仕方次第でリスクヘッジは十分可能な投資方法です。

初心者のためのFX

FXはレバレッジ運用が可能なため知識がある程度あれば20代でも少ない資金・資本で運用利益を出すことができます。

さらに、FXの特徴は通常の銀行金利では考えられないほどの金利差から発生するスワップポイントが発生するため有効的に活用すれば、スワップポイントで中長期的な運用益を目指すことも可能です。


FX投資って会社員でもできるのか(時間的拘束)

株式投資であれば、基本的に市場が開いている時間は勤務中のためなかなか集中してチャートを見ることができないという悩みを抱えている方もいると思います。

実際、FX投資を行なっている方の42%は正社員・会社員です(役員は含まない)

そして、専業主婦・主夫が12.5%であるためデータでいうとFXは平日に働いる方も多く運用している投資だと言えます。

正社員の常勤雇用されている方がFXでもっとも利益を出している職業だというデータもあるため、自信を持って挑めるはずです。

FX投資を行なっている方の42%は正社員・会社員(役員は含まない)

自動売買のできる『みんなのFX』は口座開設でFX運用すれば簡易設定がしやすい選択型の自動売買ツールのため、簡単に利用ができます。

補足:『みんなのFX』のシストレは簡単

初心者の方だと、売買注文の確認や注文方法に手間取ってしまうこともあると思いますが、冷静に売買条件を決めて置けば大きな損失も防ぐことができます。

初心者が聞きたいFXって儲かる投資なのか

若い方が儲かるFXって本当なのか?

FXは『-20 万円未満~20 万円未満』 の間で全体の6割以上となっています。

FXは前述通り、少額資本でも運用ができる投資であるため若い年齢層を加味すると、運用益が年間+20万円ならば良いほうだと言えるでしょう。

ちなみに「FXは若い人向けの投資」というのは筆者の私も言われたことがあるのですが、事実指数でいえば30代の男性がもっとも利益を出している人数が多いため、事実とも言えます。

FXはみんなどれくらい儲けている?『-20 万円未満〜20 万円未満』が最も多い60%の層

初心者が聞きたいFXで取引する通貨ペア

通貨ペアはある程度FX投資に慣れてくると自分の得意な通貨ペア・相性の良い通貨ぺアが見つかってきます。

下記の表を参考値にするならば、圧倒的に多いのは『米ドル』です。

やはり、資金・資本が潤沢にあると予想される世帯収入1000万円以上の層は通貨ペアを分散している傾向が比較的強く出ているのも特徴です。

特に88%は米ドルを一定量保有しているため、米ドルと相関性のないスイス フランやイギリスのポンドなどが保有対象の通貨ペアとなっています。

ここで驚くのは、予想以上にトリコリラなどの振興通貨とのペアでした。

トルコリラや南アフリカランドなどは円との通貨ペアで大きなスワップが付くことも理由だと言えます。

➡︎『みんなのFX』FX業界でスワップポイントが『常に』高水準

 

出典:金融先物取引業協会 金融リテラシーに関する実態調査 調査結果報告書より

初心者が聞きたいFX、保有期間はどれくらい?

FXはデイトレードでも持ち入りやすいので1分以内という層もいますが、基本的には新規建玉の保有期間は意外にも中長期の投資家が多く、3割以上が1ヶ月以上保有しています。

FXの短期トレードは儲からない?

『1日未満』の短期保有層の比率は年収 400 万円未満が40%占めています。

ここで注目するべきなのは『1日未満』の短期保有層の比率は「自営業・自由業・家族従業者」で4割以上なことです。

つまり、自営業・自由業の年収は事業・本業の売上相関している部分があるため、この短期トレードは儲からないという仮説は信じなくても良いでしょう。

ちなみに、FXは分離課税なので事業が赤字でも運用利益には税金が発生するため、投資の勉強・セミナーなどで経費算入を一定レベルしているとも考えられます。


FX投資で損失を出してしまう理由

もっともFXで稼ぐためのスキルは『損切り』

何より初心者の投資家が恐れるのは『損失』『元本割れ』『損大利小』です。

では、そもそも多くの『FXで投資する人の損失の原因はなにか』というと『損切り』ができなかったためです。

FX投資をする20代〜70代までの全世代の50%以上が『損切りができなかった』ために損失が出たと回答しています。

本来損切りは損失を出す判断にもかかわらず、『損失が出た理由が損切りができなかったため』だということです。

ちなみに、約2割の人はそのうち損切りが早すぎで損切りをしたとも回答しています。

つまり、損失を出すことになる最大の原因は『損切り』のタイミングと判断力だということになります。

FXは利益を出す・稼ぐより損切りによる損失の圧縮が重要

損切りができる投資家は儲かる・稼げる成功する

ある程度、FX投資を行い慣れてくると、利益は遅くても早くても増収益なのは変わりません。

しかし、損失は大きくなればなるほど両建てでの運用を安易にしたり、ナンピンでの損失カバーをしようとする思考になりやすい心理になります。

両建てやナンピンは余程相場に自信がない限りは含み損が出ているときの決断はミスジャッジになりやすくなるので注意が必要です。

ちなみに含み益は膨らんできた時に、両建てをしていくほうがトレーダーの精神衛生は良く、ナンピンをするのはあくまでも資本がある程度潤沢にある投資家にしか適しにくいことが多いです。

ナンピンは平均購入単価を下げるというわかりやすい効果はあるものの、結果としてはミスエントリーに対して自己資金がさらに固定されてしまうというデメリットがあります。

自己資金・証拠金は常になるべく拘束されない状態で置いておく方が正しい運用やミスジャッジを取り返す機会を作りやすいと言えます。

両建てやナンピンは相場に自信がない限り、注意

損切りのタイミングを自己判断できない

なぜ、損切りができないのか?

よく損切りルールというのを自分の叩き込むというのもFXのノウハウ本などに多く見られます。

これは資金がある程度あり、FXに慣れている方に適していると言えます。

損切りというのは、エントリーした時点で逆方向にトレンドが形成されてしまった場合、多くの投資家は損切りができます。

損切りができないのは保有中の含み益があるものが、急なボラティリティによりマイナス転換(マイ転)した時です。

筆者の私も15年ほどFX投資をしていますが、含み益が30万円ほどある状態でマイ転をしてしまった時に10分前まで30万円儲かったものが、今はマイナス5万円。

もう少し待てば元に戻るという安易なプラス思考で含み損を拡大させてしまった経験を何度もしています

つまり、FXをする際、損切りができない性格だと自分で思っている方はぜひ注文方法を工夫して、自己判断や安易な思考転換をしないようにするための対策をするべきでしょう。

誰でも上手くなる自動売買・シストレ以外の損切りテクニック

IFD注文の活用

IFD注文は、新規注文と、その注文が約定した後の決済注文を前もって予約する注文方法です。

損切りに活用する場合は、あらかじめ損切りの価格を自分の損切りルール通りに予約しておくことで、「もう少し様子見」というような損切りの機会をそもそも断ち切るのに有効です。


IFO注文で応用する

IFD注文に慣れるとIFDを活用してIFO(IFO+OCO)決済を組み合わせるのもおすすめです。

特に、兼業・副業でFXをする場合、自分の注文した時にチャートを見ていられないということもあるはずです。

その際、IFO注文を活用すれば、1度の注文入力で、新規注文が約定した後の利益の確定の範囲と損失の範囲をあらかじめ想定して、取引をおこなうことができます。

参考:OCO注文は、2つの注文を同時に出しておき、一方が成立すると、もう一方は取り消される注文方法。

 

初心者が聞きたいFXって儲かる投資なのか

FXが儲かる投資かと言われると、間違いなく儲かる投資だと言えます。

実際、男女全世代で6割以上は儲けています。

そのかわり、どんなプロでも損切りはする投資だとも言えます。

『損切りをして利益を残す』この仕組み・ルーティンを自分の投資マインドにどれだけ刷り込ますことができるかが重要だと言えます。

チャートに張り付く必要は決してないですが、重要な指標などの知識、ファンダメンタルズ・テクニカル分析など一定の学ぶ姿勢は必要だと言えます。

ファンダメンタルズとテクニカル分析とは?

ファンダメンタルズとは国や企業の財政、財務状態を示す指標に着目して為替や株価の本質的価値を予測する投資手法のことです。

テクニカル分析とは過去の相場の推移を参考に、統計学的な手法などを用いた分析・投資手法です。

FXでMT4などのツールを使う必要はあるのか?

MT4は非常に細かいテクニカル分析をすることができます。

そのため、一般的には取引所や証券会社のツール・チャートを利用しますが、MT4は50種類以上の指標やインジケーターを同時に確認・表示ができ、一度に獲得できる情報量は他のチャート分析ツールとは雲泥の差があると言えます。

しかし、初心者の場合はそもそもテクニカル分析の基礎を固め、『応用性』や『独自の見解・仮説にエビデンスを探したい』というところに考えがない場合はMT4などは不要だと言えます。

MT4とは

MT4とは『メタトレーダー4』の略でロシアのMetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発した資産運用・投資の高性能取引ツールです。現在はアップデート版としてMT5があり、38種類のテクニカル分析が可能なものと2種類があります。

引用:FXで用いる『コピートレード ツール』仮想通貨・暗号資産投資で儲かるのか

FXで自動売買ツールを使うと儲かるのか

FXなどでの自動売買ツール・コピートレードツールは、取引手法を完全に他人に任せるため、投資によって収益をあげられるか・儲かるかは選ぶ投資家トレーダーの実力次第です。

自動売買ツール・コピートレードツールは利用者が儲からないと販売元のトレーダーに収益が入らない仕組み(コピートレードツールでは通常、ツールを利用して発生した利益の約2割の手数料・成功報酬金額として支払う)

なので、仕組み上は儲かると言えますが、稼げないトレーダーの自動売買ツール・コピートレードツールなどを使うくらいならば、自分でコツコツ運用していくほうがいいと考える方も多いと言えます。

ちなみに、コピートレードはそもそも検索してみると『違法』や『詐欺』・『儲からない』などという言葉も見つかりますが、コピートレードを用いて資産運用をすることは『違法』ではありません。

参考記事:FXで用いる『コピートレード ツール』仮想通貨・暗号資産投資で儲かるのか

自動売買ツールとは

自動売買ツールとは『 どのような条件・タイミングで買うか または売るか 』『 どのような条件・タイミングで利益を確定するか または損切るか 』などトレードにおけるエントリー(新規注文)とイグジット(決済注文)のルールを決めて自動実行させるのが自動売買ツールです。

FXとCFD取引 儲かるのはどっち?

CFD取引とFXは、そもそも投資先・対象の種類に違いがあり、FXは外国為替の通貨ペアだけに限られますが、CFD取引は株価指数や原油価格・金価格など様々な投資対象があります。

レバレッジはCFD取引でも可能ですが、CFDのほうがFXよりもレバレッジ設定が低いことが多いので、少額資本で稼ぐ・儲けるというならばFXと考える方が多いでしょう。
➡︎暗号資産CFD(仮想通貨CFD)とは?ビットコイン fxとの違いは?

CFD取引とは?

CFDはFXと同じく差金決済取引で現物の売買は発生しません。取引に際しては証拠金を預け、銘柄を売買し、その差金のみを決済するという流れになります。

FXと仮想通貨FX・ビットコインFX儲かるのはどっち?

FXは海外の法定通貨ペアですが、仮想通貨FX・ビットコインFXは『ビットコイン/円』や『イーサリアム/円』など仮想通貨・暗号資産とクロス円になっているものを取引します。

仮想通貨・暗号資産の現物取引でも、ボラティリティが高いことで知られているため、そもそも暗号資産はFX以上にリスクがあると言われています。

しかし、ボラティリティがあるということは、儲けやすいともいうことができます。

ドル円のボラティリティは大きく変動しても日で1.5%ほどですが、ビットコイン円の場合35%ほどのボラティリティが発生する場合があります。

『仮想通貨FX・ビットコインFX』が取引所

レバレッジ倍率スワップ手数料ロスカット率追証
ビットフライヤー1倍〜2倍​​建玉金額×0.04%/日証拠金維持率50%以下なし
DMMビットコイン2倍建玉金額×0.04%/日証拠金維持率50%以下なし
GMOコイン2倍建玉金額×0.04%/日証拠金維持率50%以下なし

参考記事:稼げる仮想通貨FX・ビットコインFXやめておくべき投資なのか


【まとめ】今更聞けないFX投資の稼ぐための基礎 知識

FXは6割以上が自己資金を減らさず儲けている投資です。

そのため、重要なことは『損切り』のスキルを高めること・意識を注力することだと言えます。

それに併せて、相場変動などによって自分の投資手法や運用ルールがブレるようであれば、IFD注文など決済注文の方法を活用してルール厳守ができるようにするなどの徹底が儲かる・稼げる秘訣だと言えます。

そして、ファンダメンタルズやテクニカル分析などを踏まえ、似たような投資手法・参考にできそうな分析をする投資家を探して真似をしてみるなどの地道な努力が必要だと言えます。

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