MDRT会員の年収と『すごさ』

MDRT会員の年収と『すごさ』
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MDRT会員の年収と『すごさ』は何か

逆境に負けない一流の保険営業マン

コロナショックで保険会社はあたふたしているのはいうまでもありません。

保険会社は支払い不可になった顧客の解約や、支払い猶予を付与して解約をどうにか免れようと努力しています。

その中でMDRTの会員COTとTOTなどの日本のトップセールスたちはどう戦っているのでしょうか。

今回はそんなMDRTのトップセールスたちのお金(=年収や手取り)と何がすごいかを『戦い方』『すごさ』をお話していこうと思います。

【おさらい】MDRTって何?

生命保険業界のトップが集まる組織

MDRTという称号は生命保険の資格と違い『1年更新』の資格です。

Million Dollar Round Table の略で『MDRT』と呼ばれています。

生命保険や金融業の中で専門職のみに特化して入会の資格が与えられます。

金融業でも生命保険を販売しているという部分に関して共通しています。

https://www.mdrt.jp/about/

一回合格すれば良いというような宅建などの国家資格とは全く違い、あくまでも『会員制』の組織です。

試験を受ければ合格するようなものではなく、日本で達成できるのはわずかというくらいの高い会員基準が設けられています。

一流の生命保険営業マンはMDRTになる COTやTOTもある生命保険の知られざる組織



MRDTは実質年収1000万円以上でないとなれない

MDRT会員はドル基準で保険手数料が9500ドル(約1000万円)です。

年によって違うのですが、保険に詳しくない方は保険の手数料=収入という考え方で良いと思います。

つまり仮にも10%の手数料がある保険商品ならば、1億円販売しないとなれないということです。

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MDRTの『凄まじさ』『すごさ』

簡単に考えて、1万円の保険に皆さんが加入したとして、10%の手数料が入るとすれば1000円です。

仮にも50%としても5000円です。

1000人契約を取っても500万円です。

年間300日働いたとして1日少なくとも1件は契約を取らないと、MDRT会員にはなれません。



どうやってMDRT会員になっているのか

『法人契約』が強い保険会社は平均年収が高い

これも簡単にお話しすると『法人契約』がメインになってきます。

この法人契約というのは契約するのは会社名義で、誰に保険を掛けるかと言えば社長や役員です。

この保険は万が一のこと以外にも節税として、考え提案すること契約することが多いです。

保険料は経費参入できるため、売上げ高が高い年などに加入すると売上高が低くなるという簿記や税務の応用となります。

中小企業も含め個人とは扱う金額が違うため、保険料は1回の支払いで数百万円は普通、数千万円でも不自然ではない契約となります。

 

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プルデンシャル生命・ソニー生命などにMDRTが多い理由

年収が高い外資系生保会社の仕組み

プルデンシャル生命やジブラルタル、ソニー生命などは外資系生命保険会社です。

国内生保と呼ばれる住友生命や日本生命とは全く組織体型が違います。

もちろん日本で販売する生命保険の商品は生命保険協会や財務省・金融庁が脱税やマネーロンダリングにしようされないかチェックした上で販売されている商品です。

しかし、プルデンシャル生命など外資系生命保険会社は、『外貨系』と呼ばれる外貨運用をメインにする保険商品が多く医療保険やガン保険というより死亡時の保険が多く支払われる保険金が大きいものを得意としているように思えます。

法人保険でも節税対策として経費参入させたほうが実際に税金を払う金額が少なくなるという中で、解約返戻率が良い商品を持っていると言われています。

では何億もの契約が外資系は取れるコネがあるのか?

そこが気になると思います。

コネなどなくてもMDRTにはなれる

本気の努力で年収もMDRTも手に入る

プルデンシャル生命などでMDRT会員になった方のほとんどは、地道な営業をし続けてMDRT会員になっています。

保険会社であるプルデンシャル生命やソニー生命などは、あくまでも『商品』『パッケージ』であり売れるかどうかは営業マン次第というところだと言えます。

生命保険業界で年収1000万円ってすごい?

生命保険業界は稼げる!?平均年収の高い業種

生命保険業界というよりも保険業は金融業に含まれ、比較的平均年収が高い業種です。

国内生命保険会社の支社長レベルで年収1000万円を超え、外資系であればその1.5倍は期待できます。

しかし、実際保険業は泥臭い部分がありお金を動かせる営業マンの方が立ち位置が強くなるケースがあります。

つまり年収が店長などより多いということです。

そのため外資系保険会社ほど売れる営業マンは退職するまで、『営業』を続け、体力的に限界、キャリアパスとしてセールス以外へ歩みたいと思う方がマネジメントを学びます。

最後に言えば、外資系生命保険会社で頑張れば2000万円近い年収は狙えます。

MDRTを目指すならば、国内生命保険会社や損保系生命保険会社は避けるべきでしょう。



2022年のMDRT/COT/TOTは本気ですごい

解約されると年収がガタ落ちする保険業界

2022年のMDRT/COT/TOTの会員は大きな変革を迎えるでしょう。

生命保険は基本的にまだまだ非対面契約ができない商売ですので、コロナの自粛でダメージが大きいことはいうまでもありません。

そもそもMDRTかどうかは関係なく、生命保険はクルマの営業と違い解約されてしまえばもらった手数料は返還しないといけません。(規定は各社バラバラ)

そのためコロナショックで法人などが緊急で現金を必要とする場合、保険を解約するのは当然のことです。

つまり数百万円単位のマイナスが発生するのです。

当然毎月ある程度の営業報酬が貰えていると思いますが、おそらく報酬手当てが赤字記入されることも予想されます。

そんな中勝ち抜いたのが2022年のMDRT会員です。

国内外問わない会員制度なので、日本がどれだけ休業したというのも考慮されません。

その中で日本でMDRT/COT/TOT会員がいることは誇らしいことだと言えます。



今年はMDRTになるチャンス?なりやすい!?

前述通り、経済が非常に不安定になる年は保険の解約率が多く、保険契約は減る傾向にあります。

*保険営業マンはピンチはチャンスと教わり、『人々は不安になるからこそ保険を必要する』とも言われますが・・・

そんな中、契約が取りにくい日が続くからこそ、ニューフェイスの参入も少しはしやすくなるかもしれません。

加入基準は一年ずつ変わります。

そのため世界平均で生命保険商品が売れなければ、基準は下がるでしょう。

ここでピンチはチャンスとなるかは、営業マンの気持ち次第ですし今は他の仕事をしている方も数年後MDRT会員になるチャンスがあるということです。

 

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