保険営業マンになるための資格と難易度・勉強のコツ(一般課程 編)
保険の営業マンというのは、山のようにいます。
みなさんの周りでも誰かしら辿っていく2、3人目には保険の仕事をしている人にたどり着くほど、保険業というのライフラインのように密着しています。
そんな中、保険という仕事は比較的年収も高く、将来的に独立を目指すこともできるため野心に溢れた人が多くいます。
そして、特に生命保険業界は女性の生保レディと呼ばれる営業マンも多く、人気の仕事です。
今日はそんな保険屋さん、保険の営業マンになるための基礎の資格、『損害保険一般課程』について資格の難易度・勉強のコツなどをお伝えしていこうと思います。
損保一般課程の難易度と勉強
合格点数はオフィシャルではありませんが70点が合格ラインです。
しかし、
難易度は非常に低く、損害保険の代理店が高齢でも運営していける理由はここにもあると言えるほど簡単です。
試験方法はパソコンで回答するため、記述するものはありません。
メモや簡単な計算などするためのマジックボードとマジックが2本支給されます。
問題は50問で、試験時間は各40分です。
体力と集中力は持つならば1日で全課程の受験も可能です。
損保一般課程の勉強法
基礎中の基礎なのでやりごたえに欠ける試験かもしれません。
保険会社が主催している4時間ほどの研修を受講してから、基礎を受ける人もいますが、講習内容はテキストのなぞり読みです。
講師も基本的にOBやOBに近い人間や、研修担当者の新人などが担当します。
それくらい、レベルに差はありません。
具体的にどこを勉強すればいいのか?
テキストは一通り読むだけ読んでおきましょう。
ここで、この記事がいう「簡単さ」の意味を納得した人は、その日の試験は受かると思います。
その後、過去問をやって2回ほどやれば9割受かるでしょう。
勉強時間は長くても合計5時間ほど短ければ飛び込みで受かります。
損保一般課程の全課程必須なのか
損保一般課程はほぼ毎日のようにどこかで試験が行われています。
基礎・火災・自動車・傷害疾病の4つの種類があり、必要に応じて取得します。
- クルマの営業マンならば、基礎+自動車
- 不動産営業マンならば基礎+火災
- スポーツインストラクターなどは基礎+疾病傷害(ケガの保険が扱えます)
そして、損害保険会社で3種を取り扱っていない保険会社というのは聞きませんので基本的に全ての種目の資格が必要だと言えます。
答えが探す試験なのが損害保険一般課程の『基礎』
基礎に関しては、パソコンの左半分がテキスト画面になり、回答が乗っている部分を探しだせるようになっています。
しかし、『基礎』でテキスト頼りは非常に危険です。
本来見なくて『受かる』レベルの試験なので、100点を目指すために見直しでテキストを使用するくらいでいいと言えます。
生命保険会社勤務ならば損保一般を全種目取る必要がない?
生命保険会社や代理店勤務だと、損害保険自体扱っていない代理店もありますので、原則資格取得は必要ないでしょう。
生命保険会社も住友生命は委託で三井住友海上の損害保険商品を扱っていますが、三井住友海上の営業マンを同行(連れて)契約するなどしている社員も中にはいます。
なぜ生保営業マンは損保のお客さんを他の営業マンに流すのか
生命保険と損害保険では報酬の制度が全く違います。
生命保険ならば、一回に高額の報酬が受け取れ、一方損害保険は、数百円、数千円の案件を積み重ねていく仕組みなので、「1件多く契約取れたからご褒美」とはならないのでお客さんをリリースすることがあります。
そのほかにも損害保険は自動車などで特に言えるのですが、『更新・更改』があるため数百円・数千円に1日時間をかけてしまうのが勿体無いと考える生命保険の営業もいるようです。
保険営業マン向けノウハウ本
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