一流の生命保険営業マンはMDRTになる COTやTOTもある生命保険の知られざる組織

一流の生命保険営業マンはMDRTになる   COTやTOTもある生命保険の知られざる組織

一流の生命保険営業マンはMDRTになる COTやTOTもある生命保険の知られざる組織

最近、一流という言葉が随分と減った一流養成学校ですが、『最強』という言葉でいうならばぜひご紹介したい制度があり、今回は『MDRT』についてご紹介したいと思います。

こんな世界があったのか。

社内コンペで一喜一憂している場合じゃないと思うはずです。

▷▷▷生命保険は不要・加入しなくて大丈夫と言われる理由

MDRTとは?

Million Dollar Round Table の略で『MDRT』と呼ばれています。

1920年代に組織化されたクラブのような組織です。

財団でもないのですが、すごい人たちが自分たちの結果を誇示するのではなく、それ以上に信用や信頼・そして社会貢献などをしていきたいという人材が集まり組織化されたようです。

生命保険や金融業の中で専門職のみに特化して入会の資格が与えられます。

金融業でも生命保険を販売しているという部分に関して共通しています。

日本でもMDRTに会員は数百人、数千人規模でいますが、自分の生命保険の担当がMDRTである可能性は本当に少なく日本という限られたマーケットでMDRTになれるのはほんの一握りです。

詳細はMDRT日本の公式サイトでチェックしてみてください。

https://www.mdrt.jp/about/

MDRTになりたい!!

もちろん、この一流養成学校のサイトを読んでくれている人たちは自己啓発欲が高く、向上心が高い人材が多いのは存じています。

ここからは、MDRTの仕組みと『MDRT会員のなり方』についてお話していきます。

MDRT会員のなる方法

MDRTという称号は生命保険の資格と違い『1年更新』の資格です。

要するに、毎年MDRTが示す基準をクリアしなければ、『MDRTの会員です』と言えないのです。

生命保険の世界にいればご存知の通り、成績に波がある業種です。

生命保険の成績が上がれば上がるほど独立する人材や、様々な分野に多角化していく営業マンもいます。

もちろん、時代の流れで「契約者の親族が保険屋に就職した」などと大口の契約が解約になることもあります。

それを踏まえて一年更新の会員制なのがMDRTなのです。

そのため、なりやすい年というのもなければ、なりにくい年もなく、会員の価値は下がることなくむしろ上がっていく一方です。

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MDRTの基準とは?

毎年基準値は多少変動しますが、年間の生命保険の手数料が約1000万円(9500ドル)です。

しいて言えば円高の時には多少加入しやすいのか?と思えますが、微々たる金額を望んで契約をとっていくような人材はMDRTにはなれないのでしょう。

MDRTの会費はなんと、85000円!!

MDRTの会費は代理店分会と併せた金額となっていて、クレジットカード払いのみになっています。

生命保険の手数料が仮に1000万円を超えていても経費などで手取りはそこまで多くなり営業マンには85000円の会費は大きい出費だと言えるでしょう。

プラチナカードやブラックカードの年会費よりは安いですが、アフラックなどの医療保険が加入できてしまう金額だということもお忘れなく。

MDRTの成績資格終身会員とは?

MDRTは年単位の更新制度がメインですが、10回以上のMDRTになると『成績資格終身会員』になることができます。

もちろん、その成績資格終身会員になったから賞金や報奨金が出るわけではありませんが、非常に名誉なことです。

MDRT以上の名誉!?COTとTOTの存在

COTは5,000万円以上の手数料収入があるのがボーダーラインです。

正直、生命保険の営業マンを多く見てきましたがCOTやTOTと会ったことはありません。

ちなみに、TOTは年間の手数料が、なんと約1億円です。

年間手数料が5000万円や1億円を超えるというのは日本ではほぼ不可能ではないか?と思える数字です。

仮にも財閥でない大企業の勇退退職金を形成するための、保険契約ができても毎年同じような金額の保険契約ができる可能性は非常に少ないと言えます。

日本でMDRTがいる保険会社ってどこが多い?

MDRT会員が圧倒的に多いのはプルデンシャル生命です。

その次にソニー生命で、そこからは数十人くらいの差で各社が名を連ねています。

ちなみに、プルデンシャル生命のMDRTは1000人を超えており、年収が1000万円を超えている営業マンが1000人以上少なくともいるということです。

さらに、プルデンシャル生命の年収で言えば、1億円を超えている営業マンおりMDRTになるならばプルデンシャル生命に入社するというのも一つかもしれません。

 

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そんな企業の経営者などは、生命保険を勇退退職金の形成(資金作り)に当てていいるのか?という疑問が湧いてきます。

そこで、一流養成学校の学校長滝枝さんの知り得る限りのベンチャービジネスを行なっている社長へヒアリングを行いました。

すると、

ベンチャー企業として活躍している企業の役員や会社社長はほぼ、70%がなんらかの生命保険に加入をしているようですが、支出として期待はせず節税対策として利用しているようです。

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ベンチャービジネスで成功をおさめている企業は、少人数で生産性が高い事業が多く、企業自体も売り上げを軌道に乗せるとすぐに売却したりM&Aをすることも多く企業の売却費や純利益だけで十分現金が生まれる。というのが理由のようです。

羨ましい話にも聞こえますが、時代の移り変わりに生命保険がマッチしていないとも言えるのではないでしょうか?

そして、非常に以外なのですが、ベンチャービジネスを運営している経営者は年齢が若く、保険の営業をされた経験が少ないというのです。

さらには、医療保険すら加入する方法を知らず、自分でネット型の生命保険に加入したという経営者もいました。

なぜ、数億の資産を持っている経営者に生命保険の営業マンは営業しに行かないのか

『保険嫌い』『保険面倒』というイメージが先行しており、営業をかける側も『社長=年配』というイメージもあり、断られると思い込んで営業にすら行っていないのではないでしょうか。