なぜ投資や資産運用で損ばかりするのか

なぜ投資や資産運用で損ばかりするのか

なぜ投資家は損をするばかりなのか

投資で損をする人と、利益を出す人の差というのを徹底的に考えたことがありますか?

  • 利益が出たらいいなぁ
  • 損は嫌だなぁ

そんな誰しもが思うことが非常に投資では重要であることに気づきます。

今回は冷静に今までの筆者である私の過去の投資取引の履歴を検証しながら、わざわざ私が損をする選択肢を選んだ理由・選んでしまった理由をシェアしていこうと思います。

▷▷▷【心理学で学ぶ】投資や資産運用で稼ぐ方法

投資や資産運用で損ばかりする理由

投資は誰も止めてくれない

投資という世界は一部一方通行の情報があり、また一部は相互通行の情報があります。

基本的に「投資をやめろ」という論調は出にくい環境で私たちは資産運用や投資をしていることに気づく必要があります。

▷▷▷投資はやめろ!と警告しているお金持ち・富裕層の行動

あくまでも、投資や資産運用はお金が動き、お金が動くことによってビジネスが成り立っているものが多いためです。

証券会社や銀行などは基本的に投資や資産運用を煽る側であり、常にお金の動きは止まらないように経済はなっています。

投資による収益は結果として、税収に繋がり、損をした人がいれば得をした人がいるため、その市場や相場では損をしようが得をしようがその点は問題にはなりません。

つまり、投資や資産運用は走り出すのは背中を押してくれるが、止めてくれる人は誰もいないという環境なのです。


投資信託やETFで損ばかりする投資家

投資信託やETFも投資や資産運用としては利益が出しやすく勝ち逃げをしやすい投資です。

▷▷▷『高配当ETF』は本当に儲かるのか?

中期長期のビジョンで商品を選定していれば、損をする確率は低いのにも関わらず、なぜこんなにも投資信託やETFで損をしている人が多いのか。

ここで当たり前のように証券会社や信託銀行などの金融機関に言われるのは『ポートフォリオ』が未完成だから、見直しをしましょう。

というアナウンスです。

しかし、そもそも投資信託やETFで損をしても得をしても売り手の金融機関はどうでもいいはずです。

それにも関わらず、一生懸命営業トークを練習しているのはなぜか。

証券会社や証券マン・銀行営業はプロスペクト理論を応用している

証券会社などの金融機関やそこで働く営業マン、ファイナンシャルプランナーは、プロスペクト理論によって、きっちりと顧客管理をしています。

プロスペクト理論とは

行動経済学最大の成果とも言われるもので、2002年にはダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞した理論です。

  • 人は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先する。
  • 逆に損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向がある。

という理論です。

元々は行動心理学ですがFXでなどの投資で非常に当てはまることが多いため、『投資とプロスペクト理論』は密接していると考えられています。

▷▷▷ポジポジ病になるより心配するべき『お金』の習慣と対策方法

投資信託やETFなどは走り出しは利益を出し、投資への心理的な壁を取り除き、その後、損を出します。

すると、元々の元本を割った場合はその元本までの回収、元々出ていた利益を取り戻したいという心理状態になるのです。

この心理状態になれば、証券会社などの売り手は非常に優位になります。

なぜなら、前述通り、プロスペクト理論で心理的に関心を持たせることから、お金への執着心を増やすプロセスを経ているため商品の提案が聞き入れらやすいのです。

ちなみに、このプロスペクト理論上で言えば、損失の回収欲は利益よりも2倍以上の強い感情を感じさせるというデータがあります。

最初はローリスク・ローリターンからリスクを少しずつ提案し、リターン率の魅力を伝えます。

すると、証券会社は何度も商品を変えるたびに、手数料収入を得ることになります。

投資信託やETFを自分で投資戦略を描き、実行しない限り、証券会社や営業マンを喜ばせているだけになるのです。

損は絶対にしたくない日本人の投資心理

日本人は非常にリスクを嫌い、元本保証を好みます。

しかし、よくよく考えると預けて元本保証で多額の利子が払えるような経済状態ではないことに気づきます。

元本保証の金融商品はただで顧客からお金をプールしているだけで、売買の手数料目的とも考えることができるのです。

もちろん、数年間顧客が投資信託やETFなどで資産運用をしても、「大して増えないからもう少し・・・」という声を待っているのです。

元本保証の商品を100円からでも購入できる商品が多い理由もステップ・イン・ザ・ドア理論に関係しています。

ステップ・イン・ザ・ドア理論

ステップ・イン・ザ・ドア理論はまずどんな少額のものでも取引を始めることで、顧客との関係性は新規のお客さんよりも遥かに簡単に契約するという『信頼商法』があるのです。

もちろん、そこからは損を抱えては、損を少し相殺し、また損をするという繰り返しになりやすいのは言うまでもありません。

プロに頼らない、という投資の判断が一番の投資ミス

ここで5割ほどは含み損を抱えたまま金融機関で半永続的に資産運用や投資を依頼します。

そして3割ほどは『悪いサイクル』に気づきます。

結局、プロの証券会社などの金融機関は投資家の運用で商売をしている側だと、反旗するのです。

それが最大の資産運用におけるミスなのです。

投資というのは自分のお金では冷静な判断ができないということはよくあります。

プロは逆に言えば人のお金だからこそ、冷静な判断ができるのです。

つまり、ここで重要なのは、プロに投資の助言はもらうべきだが、中途半端なアドバイスは多少の含み損と、利益の出ない運用報告しか得られないということです。


投資・資産運用で損ばかりする典型的な理由

ポートフォリオや運用・投資戦略の真似

投資や資産運用をプロアマ問わずで言えば、生涯を通じて利益が出せるのは3割満たないのが現状です。

何が言いたいかと言えば、投資や市場の相場情報というのは常に古くなり鮮度が落ちます。

今、過去のウォーレンバフェットと全く同じポートフォリオを構築しても、利益は大して出ません。

理由はもう運用資産の額が異なり、時代が違うためです。

▷▷▷ヘッジファンドのように株式投資を戦略的にブレずに決める方法

ウォーレンバフェットから学んだことは多くの投資家があると思いますが、ウォーレンバフェットの思考や決断のプロセスを学ぶのと真似をするのは全く意味が異なるのです。

これは著名な投資家だけに限ったことではありません、

親などの身近な関係でも教えてもらうノウハウの質は利益を出す前の相場では有効ですが、その後はただの経験であり過去なのです。

そのため、真似する投資というのは投資・資産運用で損を増発させる種だと考えるべきでしょう。

ちなみに、実際チャートや市場に食いついて見ている投資家もいれば、午前だけ、午後だけ、ニューヨーク市場が空いているだけ、など短期の投資家でもまったくスタイルは異なります。

むしろ、大口の資産家などは恐慌や大きな不安因子が来るまで、全くなにもしないという人もいます。

▷▷▷ウォーレン・バフェットがポートフォリオに仮想通貨・暗号資産を入れない理由

投資・資産運用で損ばかりするのは短期狙いの投資家

超長期的なスパンで見ると、投資での損失率は非常に低い傾向があります。

それに併せて、

投資というのは数を重ねるほどのリスクは増大していきます。

これは過去の記事でも何度か解説している『大数の法則』に沿うようになっているためです。

株式投資やFXで言えば、思い通りに上がるか下がるか、あるいは真逆に動くかの2パターンしかないため、コインの裏表同様に必ず狙いとは違う状態になるということです。

短期投資はその点、運用回数が増えるため損をする可能性が高いとも言えます。

大数の法則とは?

コインの裏表で表の確率は50%ですが、次も表で次も表という確率は最終的に90%以上の確率で裏になる状態が生まれます。

これを例えば1000回コインを投げ続けると、表と裏の出る確率は50%に戻ってくるという理論です。

つまり回数を重ねると勝率は上がりますが、連続して思い通りになる確率は理論上は不可能だということです。

日本人は投資・資産運用で損する可能性が高い

そもそも、私を多くの投資や運用で失敗をしてきました。

その理由は投資経験や判断の前に、自分がお金を求める力みが強かったことが原因だと言えます。

ただでさえ、不景気、経済成長が止まっている日本で、偏ったお金の教育ばかりを受けてしまった私たちが本気で勉強してきた投資家やAIに勝てるわけがないのです。

私自身は投資や資産運用をするべきだと思っていますが、煽りはしません。

もしも投資や資産運用をするならば、『貪欲なのに恥じらう』お金との関係を断ち切り、相殺して利益が永続的に出たら良い。

利益が出ても、出なくとも生活は一切変えない・変わらないという自信をまずは準備することが重要だと言えます。