- 1. お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由
- 2. 『お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由』
- 3. お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由
- 4. お金持ちの自由時間は『読書』と『スポーツ』だけ。
- 5. なぜお金持ちはアディダスやプーマではないのか
- 6. ラグジュアリーブランドとナイキの関係
- 7. それだけがお金持ちのナイキ選びの理由か?
- 8. お金持ちの海外スポーツ選手へのリスペクトとナイキ
- 9. ナイキでお金持ちが期待するブランディング
- 10. 高級ブランドと自分のブランド
- 11. ファッション業界でもスポーツメーカーは活躍する
- 12. ナイキとお金持ちはマナーと礼儀にうるさい
- 13. お金持ちが好む私服のブランドとは?
- 14. ナイキで金銭感覚を磨く
お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由
最近アップした記事で非常に人気がある『なぜお金持ちはユニクロを愛用するのか』
この記事と同じくらいこのサイトの運営を支えている記事があります。
それは『COLE HAAN(コールハーン)が営業マン・ビジネスマンに人気すぎる』
正直、この記事で1週間に何十足のコールハーンが売れているのだろうか。というほど読んでいただいています。(広告収入から逆算すると驚きます)
決してこのサイトの自慢をしたいわけでなく、このサイトを読んでいる読者様の根底が少しずつ変わりつつあることに気づかされます。
つまり、『お金持ちを目指す人』以外にお金持ちになった人が他の経済力に長けた『お金持ち』がどんなファッション・身なり・ブランドに注視しているのかという情報を求めているということです。
そして今日、ここから本題です。
『お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由』
たくさんのお金持ちが近年、『コンフォータブル』を求め『フォーマル』が『ネオスタンダード(仮名)』になりつつあるということです。
今までのお金持ちは『パワースーツ』と呼ばれる高級なスーツ『エルメネジルドゼニア』や『ブリオーニ』、近年では『トムフォード』でオーダースーツを着るのがステータスでした。
しかし近年スポーツウェアライクなラグジュアリーブランドの商品が増え、そもそもイメージの大元であるスポーツメーカーの服を着ればいいのではないか。という服の悩みにゴールが見え始めています。
お金持ちのファッションが『NIKE(ナイキ)』な理由
ナイキと言えばTシャツが数千円、スニーカーでも数万円で購入できます。
何より、『高そうに見えない』ことがポイントなのではないかと考えられます。
しかし、知る人が見ると、『こだわり』が垣間見えるテクニックが使いやすいのも、『ナイキならでは』ではないでしょうか
お金持ちの自由時間は『読書』と『スポーツ』だけ。
お金持ち=スポーツ好き=『NIKE(ナイキ)』
お金持ちというとざっくりしすぎていますが、経済的余裕も確立している大勢の人たちはスポーツに時間を使います。
お金持ちの自由時間は『読書』と『スポーツ』だけ。
どう言い切れるほど2択化されています。
なぜお金持ちはアディダスやプーマではないのか
この理由は私自身が思うことはセールの頻度と、プレミア商品を生み出してきたキャリアだと考えます。
ナイキと言えば、エアマックスブームが大きく印象に残っていますが、それ以外にもマイケルジョーダンをモデファイする『エアジョーダン』はプレミア価格で定価の10倍での取引も珍しくありません。
そしてこの1ヶ月メールマガジンを複数スポーツメーカーのものを購読して気付くのは、『セールの開催数』です。
アディダスはカニエウエストとのコラボレーション作品がいまだに熱が冷めない状態ですが、
・シークレットセール
・Lucky Monday sale
・ミッドナイトセール
・シーズンセール
と、同時開催も含めるとほぼ毎日セールをしており70%を超える値引きをしている商品もあります。
一方ナイキはセール最大25%オフの一本で、サイズは欠けているものも多くプロパー(定価・新作・定番)商品に購買心理が向きます。
ラグジュアリーブランドとナイキの関係
ナイキは簡単に言えばエルメネジルドゼニアやジョルジオアルマーニに共通している部分が多くあります。
代表的な部分で言えば、セールのイメージが少なくおおよそイメージする値段に差がないことです。
ゼニアやアルマーニのオーダースーツで言えば50万円を考えます。
それと同じようにナイキのスニーカーを見て、数千円でセールで売っていそうとイメージする人は少ないはずです。
そして、アウトレットとセール戦略の共通性です。
アウトレットにラグジュアリーブランドであるゼニアやアルマーニも出店しており、かなり大きな値引きがされています。
ナイキもご存知の通りしています。
ポイントはサイズ欠けしているが上質なもの。
お目当てを見つることが当たり前ではなく、合う商品・良い商品が見つかってラッキーだと思える戦略が作れていることです。
それだけがお金持ちのナイキ選びの理由か?
一見してわからない価値がナイキにはある
ナイキがミニマムで富裕層から人気、そう言われても間違いありません。
人気スポーツ選手が来ているからリスペクトの意味も込めて、選んでいるという意見も間違いではありません。
今回はあえて少し若い年齢層で経済的な余裕をもった成功者=お金持ち・セレブにフォーカスしてみます。
エア・ジョーダンやコラボスニーカーの存在
ジョーダン1というスニーカーは、スニーカーに興味のない人が見れば同じものに本当に見えるはずです。
まずエアフォース1にも見えますし、そもそもジョーダン1のミッドとハイも一見してすぐにわかるか、区別する方法を知っているかもあやふやなところです。
近年ではヴァージル・アブロー 氏(下記参照)の設立したoff-whiteとのコラボレーション商品も大人気ですが、そこまで詳しくなければ30倍以上のプレミアが付いているスニーカーと気付くことはできないはずです。
他にも、ジョーダンシリーズではブラックキャットなど中々手に入らないシリーズなどと街のスニーカーショップに並ぶナイキのズームやレブロンと区別つかないかもしれません。
お金持ちの海外スポーツ選手へのリスペクトとナイキ
お金持ちは前述通り、スポーツ好きなことが言えます。
その中でNBAなNFLなどはナイキと深い関わりをしています。
今回はサッカーにフォーカスしてお話してみると、『PSJ(Paris Saint-Germain)』というサッカーチームのロゴマークやデザインコラボレーションがされているものは、通常のナイキ商品よりもシルエットラインが細身傾向であり、尚且つプライスで言っても高めの設定になっています。
日本国内でも中々自分の欲しい商品が手に入らないことで、有名人でいうと明石家さんまさんなどが、「なかなか手に入らないんよ〜」と発言したことなどに注目が集まりました。
ナイキでお金持ちが期待するブランディング
お金持ちのブランディングが大きく変わる時代になる
このご時世、驚くほど若い人がビジネスで成功を収め、高級車やラグジュアリーブランドに身を包む姿がSNSで散見されます。
しかし、今後確実にこの若いもののハイブランドブランディングは崩壊し、アメリカ的ファッションを意識した『お金持ち』が増えると考えられます。
高級ブランドと自分のブランド
お金を持った人がブランド物を選ぶ際、ロゴを好まない理由はロゴやモノグラムに飽きたのではなくそのブランドの顔を自分のブランドが『タダ』で広告することになることに不満を覚えるからです。
スポーツ選手はスポンサーとしてタダで支給され、タダで起きてから寝るまでスポンサーのブランドを着ることができます。
しかし、普通はそのブランドを購入して着用します。
つまりお金を出して宣伝してあげるというのは、なんとももったいないと考えるのです。
ステータスが隠せるファッションが力を持つ
ナイキをはじめとするスポーツメーカーやブランドは、年収300万円でも小学生でも着ることができます。
一般的に金銭的に買えない物を身につけるというステータス性より、一般的に購入できる服を着ているほうが自分のブランドを築きやすいというのは言うまでもありません。
ファッション業界でもスポーツメーカーは活躍する
ファッション業界の話を少しだけすると、ファッション業界でスタイリストなどをしている人や生産側の人、あるいは流通関係の人。
この方々は、常にトレンドを作るのが仕事です。
しかし、そんな人は毎日ハイブランドのスニーカーやハイヒールを履いているでしょうか?
まずありえません。
たくさんの服を持ち移動したり、長時間ミシンの前に座っている時何より求められるのは『楽』であることです。
何より、世界的に有名な高級ブランドを身につけていると、競合ブランドの仕事を受けにくくなりますし、競合のブランドと知らずに来ていけば空気を悪くすることは言うまでもありません。
ナイキとお金持ちはマナーと礼儀にうるさい
お金持ちはマナーが悪いということも、たまに耳にしますが実際は非常に良いと言えます。
お金持ちほど多くの社交界に参加することになりますし、重責を背負っています。
その分、人に不愉快な思いをさせないための心遣いはピカイチであり、逆にマナーや礼儀に目がいってしまいがちです。
しかしここでのマナーはフォークやナイフの話ではなく、『人より目立つ格好をしない』というマナーを守っているからです。
人よりいい格好をすれば、値段的にスタイル的に負けたという劣等感を誰かにかんじさせることになります。
ナイキを着て休日カフェで友人と会って、気分を害すことはそうそうないでしょう。
ですが、ムートンコートにモノグラムのストール、クロコダイルのスリッポンやビッグロゴのラグジュアリーブランドのパーカーなどを着ていると、『自分はそんな格好をしてきていないし、できない』
と感じる相手もいるはずです。
お金持ちはマナーや礼儀と同時に心遣いが上手だからこそ、休日には洗いざらしのポロシャツにデニムを好み、ナイキなどのスポーツブランドやユニクロやGAPを好むのです。
お金持ちが好む私服のブランドとは?
- ユニクロ
- ナイキ
- アディダス
- ニューバランス
- ラルフローレン
- リーバイス
- ギャップ
- ZARA
- ブルックスブラザーズ
ラルフローレンのポニーを見て「なんだよ、ラルフなんて着やがって!」と思う人は少ないはずです。
ナイキも同じで、あのマークを見て偉そうにしやがって、と思う人もいないと思います。
『金持ちなのに、普通だな、な〜んだ』と思わさせるのがお金持ちのテクニックの一つと言ってもいいかもしれません。
ナイキで金銭感覚を磨く
皆さん、ナイキの商品が高いと思いますか?
これがお金持ちになれる金銭感覚かの差になるかもしれません。
ちなみに、私は「高い」と感じています。
プレミアが付いているスニーカーなど、到底買えません。
プレミアがついていることで、加水分解しないわけでもないし腰痛や膝が痛くならないわけではありません。
『付加価値』です。
この高いという感覚になれば、誰とでも話が合うようになると思っています。
「安いよ!グッチじゃ靴下すら買えない」と思えばその感覚はどこかで『本当のお金持ちになったとき』修正する日が来るのかもしれません。
なぜなら、普段着で常にブランドの服を来ている『セレブ』と呼ばれている人たちは、私たちが思っている以上にお金もスポンサーもいます。
少なくとも日本で憧れがある年収1000万円では到底、ブランドとラグジュアリーな生活を送るのは難しいからです。