仮想通貨・暗号資産のステーキングとレンディング・イールドファーミング・コンパウンドの違いと稼ぎやすさ
仮想通貨・暗号資産で稼ぎ収益化するには売買による投資だけではありません。
仮想通貨・暗号資産を売買だけでなくインカムゲイン化させるために『報酬収益』で運用益を出す方法があります。
➡︎国内仮想通貨ローン『Fintertechのデジタルアセット担保ローン
➡︎仮想通貨・暗号資産で住宅ローン融資『Crypto Mortgage』
『報酬収益』で稼ぐという選択肢にはステーキングとレンディングを知る必要がありまうすが、この2つの方法に関わる似た言葉に混乱することが多いのです。
今回は仮想通貨・暗号資産の『レンディングとステーキング』そしてイールドファーミングやコンパウンドの違いを簡単に理解できるようになることを目的とし、最終的にレンディングとステーキングの稼ぎやすさが理解していただけるように書いていきます。
仮想通貨・暗号資産のレンディングとステーキングの違い
仮想通貨・暗号資産のレンディングとは?
レンディングというのは簡単に言えば、銀行に預けて利息をもらうことと同じです。
金融機関に預けた場合は金融機関が運用するという中でも金利が発生しますが、仮想通貨・暗号資産の中のレンディングはあくまでも第三者への貸し付けることで金利のように報酬を受け取る仕組みです。
ちなみに『レンディングサービス』とはこの、第三者に貸し出すための借主と貸主とを仲介するサービスを言います。
「レンディングサービスを利用する」とは言いますが、「レンディングサービスで投資をしている」とは言いません。
仮想通貨・暗号資産のステーキングとは?(=レンディングとの違い)
レンディングと同じく自己資金・自己資産の仮想通貨・暗号資産を第三者への貸し付けることで報酬として金利を受け取ります。
レンディングとステーキングの違いは『期間が制限されるかどうか』です。
ステーキングはステーキング期間に定めがなく、期間制限があります。
さらに貸出しを行える仮想通貨の対象銘柄がレンディングの方が多くステーキングの方が少ないという部分にも差があります。
そして報酬として受け取る金利はレンディングの場合『固定報酬』でステーキングの場合は『変動報酬』となります。
仮想通貨・暗号資産のレンディングとステーキング稼ぎやすいのは?
レンディングの方が金利(報酬)設定が高いため、稼ぎやすさ(収益率)を考えるとレンディングを選ぶ投資家が多いと言えます。
ちなみに、レンディングの金利は3~10%でステーキングの金利が3~6%です。
しかし、どちらも銀行の預金金利が0.001%~0.002%ほどだと考えるとどちらも比べものにならないほどの高金利だと言えます。
*レンディングとステーキングは同じく自己資金・自己資産の仮想通貨・暗号資産を第三者への貸し付けることで報酬として金利を受け取るため、保有している仮想通貨・暗号資産によって選ぶ、或いは購入しどちらかのサービスを受ける場合、ステーキングの場合は対象銘柄が少ないため、対象銘柄を選び購入する必要があります。
レンディングより稼げない『ステーキング』を選ぶ理由
レンディングより稼げないならばステーキングを選ぶ投資家はいないのではないか?
と言えばそうではありません。
ステーキング自体は元々ステーキングを行う仮想通貨・暗号資産を支援したいという投資家の思いから誕生した仕組みです。
そのため、ステーキングを行うコミュニティに参加し、ネットワークに貢献するという意識が働いているのです。
そして、レンディングはレンディングサービスの仲介事業者への信用やリスクを投資家個人が判断する必要がありますが、ステーキングに関してはプロトコルによって利率を決めていることもあり安定感が高いとも考えることができます。
仮想通貨・暗号資産のイールドファーミングとレンディングの違いと関係性
イールドファーミングもレンディング・ステーキングに似ています。
しかし、レンディングのことを学んでからイールドファーミングを知るため、混乱するだけでイールドファーミングは直訳すれば『利回りを耕す』ということです。
つまり、イールドファーミングは、DeFi(分散型金融)上で、自己資金・自己資産の仮想通貨・暗号資産を第三者への貸し付けることで報酬として金利を受け取ること自体を表現する言葉だということです。
仮想通貨・暗号資産のレンディング=コンパウンド?
レンディングと同じ意味でコンパウンドという言葉があります。
コンパウンド(Compound)はDeFiの1つでレンディングと同じく自己資金・自己資産の仮想通貨・暗号資産を第三者への貸し付けることで報酬として金利を受け取ります。
仮想通貨・暗号資産のレンディングとコンパウンドの違い
レンディングのプラットフォームが『コンパウンド(Compound)』であり、コンパウンド以外にもUniswapやPancakeSwapがあります。
つまり、イールドファーミングを目的としたレンディングを行い、その中のコンパウンドを選んだということになります。