- 1. 嫌われる営業マンはトップセールスマン
- 2. できる営業マンが嫌われる理由
- 3. 『少しできる』営業マンは過去しがみつく
- 4. イジメられる営業マンは目立つ存在
- 5. まずは『嫌われてみる』経験も大切
- 6. 失敗はし放題、成功は1回しか人生にない
- 7. できる営業マンが嫌われて気付くこと
- 8. 営業マンの『いじめ』対応法
- 9. 営業マンが『いじめ』られるのは解決するのか
- 10. いじめられる人の特徴
- 11. 新人時代から優秀だとイジメられる可能性が高い
- 12. 社内で『いじめ』をするのは『中間管理職以下』の人たち
- 13. 『鬱』になる前に転職や転勤を考える判断も重要
- 14. 出すぎた杭は打たれず届かない
- 15. 怒られやすい部下嫌われやすい部下
- 16. 『異端児 営業マン』は案外嫌われない
- 17. 成功するための孤独と葛藤に戦う営業マンが読む本
嫌われる営業マンはトップセールスマン
嫌われる営業マンは仕事ができる。
この世の中にはたくさんの営業マンがいます。
大きく分けて『できる営業マン』『羊の群れ営業マン』『できない営業マン』そして、『嫌われる営業マン』です。
この嫌われる営業マンは嫌われるのでしょうか。
同僚・上司・部下から嫌われたらどうすればいいのでしょうか。
できる営業マンが嫌われる理由
自分が『できる』ことを自慢する『誇示』すること
嫌われる営業マンの仕事のスキルは、平均より少し上の人が多い傾向にあります。
『できる営業マン』はトップセールスマンと違い『雲仙の差』を他の人たちと作れていないため、『わずかな平均より上』という『傲り』が他の人の反感に繋がるのです。
できない営業マンは嫌われない
できない営業マンの『できない』は仕事ができないのではなく『モノが売れない』ことをいいます。
業務課や総務、事務員から書類仕事ができないと散々な言われをしても、結果として営業成績が良ければ会社はその営業マンを重宝します。
できない営業マンがいくら言い訳を言っても嫌われるほど『相手にされない』のが営業の世界です。
『少しできる』営業マンは過去しがみつく
自慢話は嫌われ、評価されない
嫌われる営業マンは、過去に執着している傾向が強くあり自慢話をさせればピカイチというのも特徴です。
「〇〇さんは営業で全国1位を取ったことがある」と新入社員や部下に誰かが言っても、『自慢気な顔』は絶対にしてはいけません。
「忙しそうに何かあったら聞いてね」と部下にも言えるくらいの謙虚さが嫌われないポイントだと言えます。
イジメられる営業マンは目立つ存在
トップセールスマンも目立つからこそ嫌われる
特に理由もなく嫌われてしまうのはトップセールスマンの宿命といえば宿命です。
妬みや嫉妬はトップセールスにはつきものだからです。
一匹狼のできる営業マンになってしまえば解決する
できる営業マンほど、集団行動を嫌いワンマンに動くことが多いです。
イジメられるよりも『早くほっといてもらえる』一匹狼になることが、ポイントかもしれません。
無駄に抵抗しても『俺よりできない奴』と思いながら話しているんだとあとでコソコソ言われるの不愉快だと思います。
逆に『嫌われ始めた』と感じた時自分の成績や昇進が近づいていると感じてもいいのかもしれません。
まずは『嫌われてみる』経験も大切
できる営業マンはイジメれないように立ち回れる
できる営業マンは少なくとも一回は
『嫌われておくべき』だと。
どうすれば嫌われるかを知れば、
関わりたくない人との無駄な時間を回避することができる
周りに嫌われ始めたらトップセールスマン?
人間関係に苦労する、失敗するというのは自分という存在や役回りが、自分以外の人のキャパを超えた時に起こります。
自分と同じ年収で、同じ役職で、同じ境遇であっても、それでも人間関係は複雑になります。
しかし同じ年収で、同じ役職やポジションで同じような人生を送ってきている人などなかなかありません。
特に早くお金持ちになりたい、出世したい。
良いクルマに乗りたい、大きい家が欲しい、ブランド物が着たいという野心があればあるほど、人間関係は焦げ付くものです。
むしろ、人間関係に苦労しなければ、人間関係を良好に保つことがどれだけ成功に重要か気づくことができないため、そもそも成功することが難しくなります。
人間関係に苦労することによって成功者と呼ばれても良いだけの、経験を積んだと言えるのです。
人間関係に苦しむことで『一流の営業マン』になれる
今の毎日がいきなり始まったわけではないように、人間関係もいきなり悪くなったわけではありません。
思い返せば、幼稚園に入れば『ガキ大将が意地悪をする』と人間関係に悩み、小学校でも仲の良い子、悪い子とチームや派閥ができます。
中学、高校になれば自分の苦手なタイプがすでに明確になっており、気の合う仲間だけで時間を過ごす環境が整います。
しかし、そんな気の合う仲間うちでも、『小さな人間関係』が山積みになっています。
リーダーは威張り、調子者は時間を守らない、内緒ごとをバラす奴など様々です。
小学生の喧嘩を見ていれば、可愛いものだと思いますが、自分が小学生の時にそんな喧嘩は決して可愛いものではなかったでしょう。
つまり、群れを好むのに群れるといがみ合うのが人間であり、人間関係は常に良好ということはありえないのです。
一度だけ解決させれば嫌われないトップセールスになれる
今の会社で人間関係がどうしても合わないと思えば、転職してもいいでしょう。
しかし、前述通り人間は必ず群れを作り、群れの中でいがみあうものです。
要するに転職しても必ず同じように人間関係で悩み苦しむの自分だということです。
そして、次の職場で人間関係に悩めばこう思うのです。
「前の職場のほうがマシだったかも」と。
人生で今のご時世、転職を何回かしてお金持ちになれなくなることはありません。
成功者と呼ばれることもできます。
何より幸せになることができます。
しかし、転職するならば、転職した時にレバレッジをかけられるように人間関係をちゃんとコントロールする練習を今の仕事でしてから転職するべきなのです。
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失敗はし放題、成功は1回しか人生にない
成功というのは人生で1回しかできません。
仮に、成功してから失敗して、もう一度成功しても『成功者』とは呼ばれません。
『大復活を果たした』『帰ってきた』なのです。
何より、一度成功すれば成功者とは良い意味でも悪い意味でも、一生付いてまわるものになります。
そのため、どのみち失敗をすることに気付いておけば人生はとても楽に生きることができます。
綺麗な画用紙に失敗するより、少し汚れている方が気にせず絵が描ける。
絵と同じように人間関係に行き詰まれば、何をしても行き詰まっているのだから『あらゆること』を自由に試すことができるのです。
散々今の職場で失敗を重ねて、失敗を学び1度だけ成功すれば気付いた時に自分の周りのは素敵な人ばかりが集まっていると思います。
しかし、周りが変わったのではなく自分が変わったのです。
そんな失敗をたくさん経験した人間は、仮に意志を貫き転職してもその次の職場でも同じように人間関係を上手に築くことができます。
できる営業マンが嫌われて気付くこと
人間関係は相手より自分が変わる方が早く解決する。
相手を変えるよりも自分が変わるほうが早いこともあります。
そしてたくさんの失敗を積んで、本当に苦手なことからは全力で逃げても誰も文句は言いません。
なぜなら、今の世の中は『差別化』こそが最強の武器だからです。
だけど一度だけ成功事例を自分で生み出しておきましょう。
人間関係の築き方はプロ中のプロ。だけど人と話すのが苦手。
それならば、人間関係の築き方を早く教えて周りを巻き込んでしまえばいいのです。
そうすれば、ごく限られた人たちとのコミュニケーションだけでどんどん人脈も売り上げも上がっていきます。
逆に、あいつのここがダメ、納期を守らない、サボりすぎ、ダサい、ウザいと思っている人は、少なくとも誰かからダメな奴、サボらないけど仕事ができない、ダサい、ウザいと思われていることに一生縛られて負の人間関係に行き詰まったまま成功を見逃してしまいます。
営業マンの『いじめ』対応法
学生の時だけでなく大人になってからも『いじめ』はあります。
小学生から高校生までの12年間よりも大人でいる年数は長く、大人のいじめに向き合う時間は多いと言えます。
子供の頃のいじめと性質が違う職場でのいじめは特に『権力』や『財力』『能力』の違いが発端になり、無償で解決の手伝いをしてくれる先生もいないため一人で解決しなければいけません。
営業マンが『いじめ』られるのは解決するのか
なぜ、いじめられているのかを考える
いじめる人(加害者)が悪いとばかり考えることは、自分(被害者)にとって解決にはならず、ずっといじめられる対象となってしまいます。
まずは、『なぜいじめられていつのか』を冷静に判断することが解決の第一歩です。
いじめられる人の特徴
嫉妬や妬み以外にもイジメられる理由はたくさん
仕事に対するやる気が感じられない
同じ職場で働く仲間が120%のエネルギーを注いで仕事をしている中で、一人「上の空」だったり的外れなことばかりしていると、仲間はずれにされることがあります。
報告・連絡・相談をしていない
最低限の業務連絡はしているつもりでも、自分が思っている以上の『報・連・相』が必要な場合があります。
同僚は家族ではないため個人の性格にそれぞれに合わせた報・連・相の頻度を読み取る必要があります。
コミュニケーションを密に取ることで相手の考えもわかり、潤滑な業務が行えると言えます。
指示したことができていない
仕事全体の内容を理解していないまま自分の判断基準で業務に順位をつけ、「今はこの仕事からやろう」「この仕事は明日に回そう」と判断する人は上司だけでなく同僚からも除け者扱いをされてしまうことが多くあります。
できる営業マンと自信過剰な営業マンの特性は類似していることがありますが、指示されたことをやらないのと、指示されたことをスピーディにこなし人より多くのタスクをこなすのは全く意味が変わってきます。
仕事の重要性と緊急性を理解しないまま判断することは組織で動く職場では危険です。
新人時代から優秀だとイジメられる可能性が高い
『でる杭は打たれる』ように、新人の頃からズバ抜けて優秀な人材は残念ながらいじめられる傾向にあります。
理不尽ないじめと思っていても何か理由があることが多く、自分では気づきにくいほど小さなことが相手の怒りや嫉妬・妬みの感情に触れてしまうことがあります。
人間はひとつ嫌なところを見つけると、良い部分は見えなくなり悪いところだけを探し始めます。
営業マンと『イジメ』は切れない
社内のいじめというのは、どこの会社でも多かれ少なかれあるでしょう。
コトバは違えど、『教育』という名で必要以上の叱咤をする文化は今も昔も変わりません。
大声で会社の前であいさつさせたり(あいさつはさせられるものではない)
社訓を大声で唱和させるところなどは非常に多い(覚えても意味を知らなければ『意味』はない)
社内で『いじめ』をするのは『中間管理職以下』の人たち
社内でイジメるタイプの人は、まさに群れて「しんどい・だるい・めんどくさい・くそ上司」と愚痴をいうようなタイプで、その中にも上下関係や社歴などに強いこだわりがある。
『いじめ』を受ける新入社員と今から始まる『イジメ』
いじめられる新入社員というのは、そもそも礼儀や言葉遣い、態度、新入社員なのにブランド物をチラつかせる人に多いです。
基本的に教育担当から教育や指導が貰えず、アドバイスも貰えないため同僚との差は大きく開く傾向にあります。
この点、誰にでも起こりうることなので注意が必要です。
新人が『いじめ』られないように対策は?
すぐにはいじめられないが、数ヶ月後から翌年の新入社員が入社するまでにいじめられ始めるタイプがもっとも危険です。
具体的には、『ボロ』が出始めた頃に多く、アクティブで言動行動がはっきりしているタイプに多いです。
「できます、やります」で結果として「できなかった、やらなかった」ということになった。
あるいは、早々社内恋愛に勤しむ新入社員は長く同じ会社にいることができないでしょう。
異動・転勤・出向を覚悟しなければなりません。
いじめられる人ができる行動
自分自身の改善
いじめられる理由を見つけた人はそれを改善し、時間をかけて信頼してもらえるよう努力することがもっとも早い解決法です。
理由がわからないときは上司にきく
いじめられている原因がわからない場合はいじめている本人に聞くのが一番早いのかもしれませんが、利害関係のない上司に聞いてみると良いでしょう。
その時も通報するような形ではなく、自分の欠点を教えてもらい改善を図ることでいじめの悪化を避けられます。
『鬱』になる前に転職や転勤を考える判断も重要
特に自分が悪くなくても相手の気分やはけ口としていじめられる場合があります。
職場で頼りになるはずの上司からも、悪質ないじめを受けている人は、精神疾患を患う前に転勤・転職をすることも考えて良いでしょう。
就職氷河期ではない今、仕事を選り好みしなければ多くのチャンスや転換期となる経験やスキルを得るチャンスがたくさん転がっています。
出すぎた杭は打たれず届かない
トップセールスになると人間関係に悩まされにくくなる
新人時代こそ突発的に出てきた杭は打たれますが、打たれても空きを見つけ手の届かない『雲の上の人』になってしまえばイジメは視界から消えます。
しかし、自分がどれだけ偉くなっても自分がやられたことを、誰かに仕返しするような愚かな考えはやめましょう。
偉くなっても、その上に偉い人がいます。
上に上がるほど落ちる高さは高くなり、叩かれるパワーは想像を絶します。
『人生の後遺症』を負うことになってしまいます。
実績と経験が伴ってきた頃には、優秀で頼りになる憧れの存在になることができます。
忙しい業務の中でも同僚とのコミュニケーションも重要視することで自然といじめられることはなくなるでしょう。
見た目で嫌われる営業マンには絶対ならない
非常に話をするのがうまいのに、ギャル男のように髪の毛を逆立て、香水を振りまく営業マン。
タイトすぎるスーツや、モノグラムまみれのブランドコーディネートも嫌われやすいので注意が必要です。
怒られやすい部下嫌われやすい部下
怒られやすい部下と嫌われやすい部下の営業マンは、怒られたり説教を受けるのが嫌だと思っている『普通の人・平均的な人』ほど呼び出しをされるものです。
もちろん、営業マンやビジネスマンで、「〇〇君、ちょっと」と上司のデスクや部屋に呼ばれるのは誰でも嫌なことです。
誰も受けたくて説教を上司から受けたり、怒られることはしません。
しかし、怒られるなら「一発立場逆転してやる」と思っているトップセールスマンや、一匹狼系の営業マンは説教対象になることが少ないのも確かです。
『お前は結果だけ頼むぞ』その一言で済むようになるには『嫌われるかどうか』よりもトップセールスマンにいち早く仲間入りするほうが早いかもしれません。
『平和主義の群れを重要視する』ほど上司に怒られやすい営業マンになるということです。
上司に怒られやすく嫌われる部下は『群れ』の真ん中にいる
怒られやすく、嫌われやすい部下は『群れ』の真ん中にいることが多いです。
例えば、営業マンの営業成績表などは入社順か成績順です。
その営業成績のグラフや表で真ん中に位置する部下は、『一番指摘がしやすい』位置にいます。
成績が真ん中・平均・中央値の営業マンは怒られやすい
上司としてマネジメントをしたり管理職に着任すると、人材の育成に期待値が集まります。
その中で、一見営業成績が一番低い営業マンが多く怒られていそうですが、実が成績が真ん中で平均・中央値に近い部下を選び注意する傾向にあります。
これは意識をせずとも、一定のレンジである『真ん中の部下』を選んでしまう心理が働きます。
一番下の成績であれば、入社日が浅いことが多くトレーニングや教育、先輩からの助言である程度のレベルまで伸びやすい特徴があります。
その逆であるトップ営業マンは、指摘したりするよりもまずは数字という柱が重要なため長々と説教をしたり怒りをぶつけることもしません。
営業成績が真ん中の部下は、下を見れば後輩が尻についており、上に引き離されるなと指摘ができます。
それに加えて真ん中を中心に注意をすれば、その上の部下を必然的に追うことになるためレバレッジがかかります。
そのため、怒られやすく、説教を上司から受けやすい部下は『群れ』の真ん中にいる部下だということになります。
上司は結果を出せば嫌わない
怒られやすく、説教を上司から受けやすい部下になりたくなければ営業成績をトップになるのが一番の近い道だと言えます。
特に入社歴が浅い部下が、先輩に下剋上を仕掛けるような状態だと上司は部下を応援して数字の競争を煽ります。
そのため入社歴の浅い部下はモチベーションが高い状態で、成績を昇り竜のように上げられる可能性が高く、評価されればそのまま飛び級で役職に就ける可能性も見えてきます。
その他に、上司に執拗に注意を受けたり長い説教を聞きたくなければ、『異端児』としてどこかにズバ抜けたスキルを得ることが近い道です。
『異端児 営業マン』は案外嫌われない
異端児営業マンやビジネスマンは基本的にプロ意識が非常に高く、自分で自分を完璧に管理して自分のプランでしか最高のポテンシャルを活かすことができない人が多い傾向にあります。
例えば、英語や中国語などが話せない同僚が多い中、圧倒的な語学力で新規のマーケットを切り開こうとしている営業マンや、ビジネススクールに通ったり自己啓発に力を入れ上司のサポート役が自分のポジションだと自覚している『右腕系の異端児』もいます。
『コイツにしか頼めない』を作る
さらには、営業の世界では酒が強い、話やトークが上手く盛り上げがずば抜けて上手い人間。
スポーツができるというのも嫌われない営業マンだと言えます。
飲み会や接待の席「店の酒が全てなくなる」と言われるほど飲める営業マンは重宝されます。
それと同じくらい話が上手く、盛り上げに長けている人も異端児として一目を置かれます。
話し上手は、上司自身が会議に同席させたりクライアントとの食事や挨拶回りに同行させる際に重宝するからです。
できる営業マンの部下に嫌われると困る上司
そして、運動・スポーツができる営業マンは異端児枠として、晒し者のような説教を受けることもありません。
ゴルフのコンペやマラソン大会、取引先の趣味に柔軟に対応できる運動神経は『土日のヒーロー』と呼ばれ欠かせない人材となります。