WEB3.0やメタバースが必ず成功する理由はマスクと『加工』
メタバースやWEB3.0が必ず成功する理由
ビットコインをはじめとする暗号資産が大暴落し、少し前の価値の半分以下になるものまで出て一部の投資家は暗号資産やメタバースへの投資に「待った!」と提唱する方が出てきています。
もちろん、それも一つの判断材料と言えますが、逆に今の社会を思い返すとメタバースやWEB3.0の環境整備が急務だと言える事態なことに気づきます。
補足:そもそもメタバースとは?
メタバースは、超越を表す古代ギリシャ語の「meta」に、世界を表す「universe」を掛け合わせた造語であり、語源とさえれています。
インターネットが世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークと説明するならば、メタバースはインターネット上にある三次元の仮想空間のことです。
WEB3.0やメタバースが必ず成功する理由は『加工』
Instagramで加工なしの画像は皆無?
アバターというとハードルが高いと感じるかもしれませんが、今のInstagramなどで影響を与える方々は果たしてどれくらい加工をせず投稿しているでしょうか?
そもそもメイクも男性がするようになり、アプリでの加工精度が上がり性別、年齢までも変えられるようになりました。
つまりだれでもないだれか。が、WEBの中には無数に存在する時代なのです。
自分自身を曝け出しているのではなく、自分をベースとしたアバターがSNSで活躍し、他の閲覧者へ影響を与えているのです。
さらに言えば、本名どころかアカウント事態も『裏アカ』を使用し誰でもない誰かが人のアンチになり、誰かの影響を与える時代に静かに変化したのです。
WEB3.0やメタバースが必ず成功する理由は美容整形から読み取れる
WEB3.0やメタバースが必ず成功する理由は美容整形から読み取れる理由として、10年前に最も美容整形外科で持ち込まれるのは『浜崎あゆみ』さんの画像や写真だったと言われています。
確かに、世間では浜崎あゆみに似た髪型・メイク・ファッションの若い女性が散見されました。
その後、現在非常に増えたと私の知人の美容整形外科のドクターが言うのは『インスタグラマー』や『YouTuber』です。
しかし、そこで美容整形外科のドクターは私に言ったことがあります。
YouTuberはともかく、インスタグラマーには今の最新の美容整形技術でも同じにするのは難しいということです。
そもそも、既にAIが人工的に加工した顔で、素顔のパーツは人間としてあり得ない大きさや角度になっているというのです。
アプリの開発者に聞くと、加工アプリの元は海外からの輸入技術で参考画像の合成自体が外国人モデルだったと言うのです。
つまり、日本人では骨格上成立しない顔がインスタグラムには溢れているのです。
このことを踏まえると、少し先の時代には誰でもない誰かかを見本に整形する時代がくるのは容易に想像できるのです。
アバターと美容整形の共通した『人の目を気にする心理』
そもそもは誰よりも綺麗で可愛く、カッコよく見せたいという欲というのは、クルマで言えばワックスを塗るようなものでしょう。
今は現実逃避の時期でトヨタのクルマにレクサスのエンブレムをつけているようなものだと私世代の人間は思うかもしれません。
トヨタでもレクサスでもなくクルマとして走る機能すら持たないクルマを求める人が出てくることを想像すると、現実世界では求めるものにたどり着けないところまで来ていると言えるのです。
アバターが社会に普及するとメタバースが必要になる
このマスクをしなければ、会社に居られない公共施設・機関も利用できない時代に素顔の重要性は逆に減りつつあると言えます。
小学校入学した小学3年生くらいまでの子供たちは、洋服と同じ感覚でマスクを着用し、マスクを取った顔を見たことない、覚えていない子もいるはずです。
つまり、その子たちからすればマスクというフィルターありきで人を認識しているのです。
大人はと言えば、リモートワークのためのメイクやライティング、カメラ写りを意識し、「〇〇さんがマスクを外した時にすれ違ってもわからない」という状態にまでなっているのです。
それに加え、今の私たちが見本にする情報の一つであるSNSには誰でもない誰かがたくさんいる状態です。
マーケティングの観点で言えば、誰でもない誰かがお金や経済を動かしていおり、存在しない誰かを操るアカウントの持ち主は髪の毛もセットせず、メイクもやめ、服や脱毛、整形にも興味を示さなくなる可能性は十分あるのです。
なぜなら、重複しますが、自分自身が人目に触れることは極端に少ないためです。
マスクが取れない、マスク依存症と健康被害
マスク依存症という言葉が数年で散見されるようになり、福山大学と北海道大学の心理学研究で論文が発表されています。
マスクは他社へ見られる不安だけでなく、対人交流不安や特性不安、さらには感性脆弱意識尺度まで影響を与えていると論述しています。
特に興味深いのは感性脆弱意識尺度で自分で風邪やインフルエンザなどになりやすいと感じ、ウィルスなどへの接触リスクを極端に敬遠する心理状態になるということです。
つまり、マスクをしている自分や他の人がマスクをしている姿を見るだけで、握手や他の人の私物、同じ室内に長時間いることへ嫌悪感を感じるということです。
さらに『労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究』などではマスクの着用で呼吸するのは身体的エネルギー消費量が多いと論しています。
つまり、持続的な生活動作でもマスクを着用するだけで心拍数を上げると言われています。
社会は素顔を見せない人たちを受け入れるのか
逆に私たちはマスクや加工した人物の画像や動画で、満足するのか。
と言えば、既に「素顔を出さないアーティスト」はどんどん増えており、素顔NGのアーティストを抱える芸能プロダクションが増えています。
Z世代だけでなく『愛唄』、『キセキ』、『遥か』などのヒット曲を抱える「GReeeeN」も顔を出しておらず、
最近のAdoやyama、Eveなどのヒットメイカーも素顔が出ていません。
顔が出ていない、本名を知らない、性別やわからないことが信用に影響を与えない時代への下地作りになっていると言えます。
このことと、生命保険の契約や不動産の商談など少し前まで『絶対対面』だった業界が『リモート可』になったことを配慮すると、会ったことが一度もない人と数千万円、数億の商談をする時代が来ると予測できます。
WEB3.0やメタバースはジャンダーアイデンティティ問題にも対応
そもそも生まれ持った性別と違う性別で社会生活をしたいという方々にはWEB3.0やメタバースは非常に生きやすい世の中になる可能性を秘めています。
アバター自体は自分が視覚的な性別・容姿を決められるためです。
男だから、女だからという固定概念がない世界を待ち望む方々はアバターを使ったワークスタイルであるアバターワークでインフルエンサーになる可能性が高いのです。
補足『トランスジェンダー』とジャンダーアイデンティティとは?
『トランスジェンダー』は、体の性と、心の性が一致していない状態にある人のことを指す言葉で、似た単語でジャンダーアイデンティティという言葉があります。
ジャンダーアイデンティティは本人が自分自身の性別をどう認識しているか、自分が男性的、女性的、それ以外の状態(ジェンダークィア、ノンバイナリー、アジェンダ―と呼ばれることもあります)のどれかを表す用語です。
それ以外の状態とは、男性と女性の中間、組合せ、どちらでもない、頻繁に変わるなどの場合があります。
アバターワークとは?何をするのか?
現在のアバターワークはメタバースの仮想空間上で、ガイドや商品や作品を解説するのがポピュラーです。
今日本で主流なアバター雇用は、企業に雇われる状態ですが、海外ではフリーランスで委託・受託しているところもあります。
アバターワークという職についても企業は現実世界に存在するので今後仮想通貨で報酬を支払う仕組みができるかもしれませんが、通常の企業に勤めるのと同様に銀行口座に振り込まれます。
メタバースの情報はまだ大枠での新ビジネスや投資の話が多いですが、メタバース上にもアバター人口は年々増加しています。
➡︎メタバースで生まれる新たな職業『アバターワーク』とは?稼ぐ方法を教えて
アバターワークに必要な環境整備や備品ツール・経費は?
アバターに労働をさせるには、現実世界の自分が操る必要があるため最低限の設備投資や環境整備は必要です。
しかし、例えば転職する際にスーツを買ったりヘアサロンに行ったりカバンを買う必要もありません。
今使っているパソコンやスマホで十分アバターワークは可能です。
もちろん、格差社会を肌で感じている方も多いと思いますが、ネット環境が著しく悪い、wifiがないというような状態では実質アバターワークは難しいと言えます。
それに加えアバターのコミュニケーション能力としてヘッドセットやメタバース上の空間認識能力を一定以上にしておかなければガイド側がわからない、気づけないトラブルが発生してしまいます。
しかし、転職活動に比べれば自宅で稼げる仕事としては魅力的な部分が多いと言えます。