できる営業マンは良い靴を履くと言うお話をしてきました。
そして一流の営業マンになると靴の手入れをしっかりして、モノを大切にするようになります。
その中で一流になると持ち歩き始めるものが『靴べら』です。
今回はそんな『靴べら』についてお話していきます。
一流営業マンの靴ベラ事情
営業マンは接待や商談で意外と靴を脱いだり履いたりすることが、1日何度もあることがあります。
特に個人の顧客の家へ行くで、玄関口で済まされる『できる営業マン』はいません。
むしろ、話を聞きたいと感じるくらいなので、お茶菓子やケーキを用意して待っている顧客さんも多くいます。
そんな中、入り際は颯爽と現れた『できそうな』営業マンが帰りに、かかとに指を入れ履く姿や、つま先を玄関に打ち付けるような履き方をすれば幻滅極まりないのです。
一流は去り際も一流であるために靴べらを持ち歩くのです。
靴を労わる姿も『できる営業マン』
できる営業マンは良い靴を履きます。
良い靴は履く人によって、寿命も風合いも変わってきます。
1足30万円のジョンロブの靴も10年入っても一本の折りじわしか入っていません。
もちろん、かかとを踏んだシワなどもありません。
靴に溺愛しているのではありません。大切に扱っているだけなのです。
このモノに対する姿勢は心理的に『何かを任せる』『預ける』『信用できる』に繋がってくる感情です。
クルマの運転が荒いだけで、人は全てを雑だと判断してしまうのと同じです。
できる営業マンが持つ靴ベラは『シューホーン』
靴べらというと、何か家庭感のある匂いがします。
しかし、最近では日本でもシューホーンと呼ばれるようになってきました。
できる営業マンや、一流のエグゼクティブはこだわりのシューホーンを持ちます。
こだわり靴ベラ、『シューホーン』
一流営業マンのベルルッティシューホーン
ベルルッティは、メンズのドレスシューズがメインで、ロゴやモノグラムがカリグラフィーという文字で、知る人ぞ知るブランドなので、『ブランドを持っている』誇示力を出さずに上質なものを持つことができます。
ラグジュアリーブランドの靴べら事情
エルメスやティファニーやグッチでもシューホーンの取り扱いはあります。
他にも老舗シューズブランドやセレクトショップがオリジナルで出しているものもあります。
セレクトショップではバーニーズニューヨークなどで見かけた記憶があります。
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滝枝芳郎の靴ベラ『シューホーン』事情
私、滝枝芳郎のシューホーンは『ノーブランド』です。
もっと言えば、頂き物です。
私がニューヨークで立ち寄る靴屋のオーナーに、プレゼントされたもので、真鍮製です。
レザーのものよりも中敷を傷つけてしまうことがあるのと、踏み込みすぎると曲がってしまうというデメリットもあるのですが、コンパクトで、自分の足に馴染んだシューホーンに仕上がっています。
靴ベラ一つで『生涯年収が増える』
靴べら一つで、顧客からの信用や人間としてのイメージが良くなるのであれば、安い自己投資だと言えます。
そして、靴べらを持って入ればいつでも一流の靴を履く準備ができている。と従業員である営業マンには伝えています。
靴べら一つで生涯年収が増えるチャンスがあります。
そんな小さな積み重ねが成功者を作り、一流を生み出すのです。
疑うのも信じるのも自由。
しかし、時間は有限、トライは無限。
疑っている時間すら、勿体無いといえます。