アパレル販売員が圧倒的な年収を得る方法
アパレル業界は非常に煌びやかな世界です。
世界のトレンドを自分が先導している気分になれる職業です。
しかし、アパレル業界の年収は非常に低く一流の近くいるはずなのに、100人に1人すら年収1000万円を超えることができないでしょう。
社員販売や欲しい新作の服や小物、バッグ、靴も欲しくてどうやってお金を捻出しよう・・・と悩んでいる方もいるはずです。
そんなアパレル業界、販売員でどうにか年収をあげたい向上心ある人だけがこの記事を読んでほしいと思います。
アパレルの販売員は本当に少ない給料
アパレル販売員の月収10万円台
アパレル販売員は20代だと年収300万円に届いていない人も多いと思います。
ある程度百貨店などに入っているショップであれば年収300万円をわずかに超える程度でしょう。
実際少し有名どころのブランドの年収でお金を真剣に分析してみました。
アパレル販売員の給料と私生活
年収300万円のアパレル販売員
月収20万円→手取り17万円
日給換算1万円
時間給換算1250円
支出
社員販売(制服としても着用)ー3万円
ランチ(社員食堂で500円×20日)ー1万円
既に13万円しか手元にありません。
休日デートしたり遊んだり、ヘアサロンや女性の方ならネイルに化粧品などの支出は10日休日として10万円ほど使っているでしょう。
残り3万円
携帯代8000円として残り22000円
アパレル販売員の給料一人暮らしは『ほぼ』不可能
都内であれば1ルームでも8万円ほどして、光熱費や朝夕の食費などを考えると計15万円は必要になってきます。
もしも、一人暮らしをすれば、毎月10万円以上の赤字です。
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アパレルの給料で販売員は結婚も難しい
一人暮らしで10万円の赤字がある中で、家賃が2人で1部屋となれば共働きでどうにかなるかもしれません。
しかし、結婚して子供ができた。
或いは、子供ができて結婚した。
となると、当然子供を産む間、産んでしばらくは一人で2人分の生活費を捻出しなければなりません。
専業主婦では、生活は成り立たないでしょう。
アパレル販売員の給料・年収が低い理由
ノルマがあればもっと給料が増える
アパレル販売員は月予算やウィークと呼ばれる週予算、さらにはイベントへの集客数などの目標値があります。
しかし、アパレルの業界は基本的にどれだけ結果を残しても給料が飛び抜けて上がることはありません。
チームセリングという言葉がアパレル業界にはあり、接客していない販売員が接客している販売員のフォローをして店舗全体で数字を管理してチームで販売をしていくということを指します。
しかし、このチームセリングは店舗の売り上げやブランドの売り上げは上がるものの給料が上がるかが別問題です。
仮にカーディーラーのように個人売り上げのノルマがあれば歩合給が発生給料を大きく伸ばすことができます。
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アパレル販売員の年収が少ない理由
限界はあるが『歩合制』+『客単価』
アパレル販売で稀に販売の歩合を給料反映するセレクトショップがあるようです。
最近はかなり減りましたが、個人で並行輸入しているセレクトショップなどは個人売り上げが給料に反映されるケースがあるようです。
やはりクルマやマンションなどの販売と違い、仕入れ値が高い商品や粗利益が少ない商品もあるため
明確にこれだけ売ればこれだけ給料が上がるという基準を設けるのは難しいようです。
アパレル販売員とカーディーラーの年収と売り上げ比
月に500万円前後から1000万円超えのクルマを10台売れば少なくとも1200万円ほど稼げます。
平均成約額が700万円として年間700,000万円の売り上げです。
70億売り上げて1200万円の給料と考えるとアパレル販売員の給料はやはり天井が低いと言えるでしょう。
アパレルの販売員は給料を増やす方法
アパレル販売員の給料を上げるには『転職か昇進』
アパレル販売員の給料を大きく上げるには1つの術しかありません。
アパレル販売員として限度額の給料を受け取るには、転職してなるべく高級品を扱うブランドやセレクトショップにキャリアアップするしかありません。
少しずつでみ給料を上げるには、アパレル業界は個人売り上げよりも店への貢献度を見ます。
販売員ランキングで1位を取るのは名誉あることです。
しかし、給料がそれで増えることとは結びつきません。
少しずつでも給料をあげたいと思う気持ちがあるならば、職場での評価をなるべく個人売り上げだけでなくノーセル(販売と関係しない業務)のクオリティを上げ、会議や勉強会に参加することが最優先だと言えます。
アパレル販売員が昇進する方法
昇進を目指すなら『イベント・ポップアップ』
最近ラグジュアリーブランドでは『ポップアップ』という、イベントをすることが増えています。
大きな館(やかた:百貨店)のイベント催事会場や、店舗の一部部分を限定商品にしたり、クローズタイプ(インビテーションを持っている人だけが入場できるイベント)などがあります。
このポップアップイベントは日本中のブランドの精鋭が、選ばれポップアップに立ちます。
そのイベントでは、マネージャーや外資系ブランドであれば本国(ブランドの設立国)からの経営陣なども来る場合があり自分を売り込むには最高の場だと言えます。
ポップアップイベントに力を入れているブランド
ルイヴィトン:香水やジュエリー、ブランドコラボレーションなどポップアップ企画が多くあります。
モンクレール:モンクレールは大小様々なイベントがありますが、路面店でのイベントは大きく売り上げのウエイトが大きくあります。
ティファニー:ファッションショーなどのイベントなどでもポップアップブースを構えることがあり、最近は『TiffanyT』などがインフルエンスされており様々な形式でマーケティングが行われました。
カルティエ:ティファニー同様、釘をモチーフにした『ジュスト』などが多くのセレブの心を掴み、VIP専用のイベントではフランス料理を楽しみながら行われます。
トムフォード:特に新宿伊勢丹や阪急メンズ大阪で行われることが多く、販売員によっては上海など海外へのイベントに参加する販売員もいます。
ラグジュアリーブランドへの転職
年齢層が高いブランドというのは具体的にはラグジュアリーブランドへの転職が一番効率的です。
更に言えば、エルメスやルイヴィトン・シャネルは比較的派遣でも正社員では年収は高い傾向にあり400万円を超えることは簡単にできます。
さらにはアパレル販売員からジュエリーブランドへの転職も年収アップの秘訣です。
カルティエやヴァン クリーフ&アーペル、ダミアーニなどは、30代後半で店長レベルまで行けば500万円の大台に乗せることもできます。
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ラグジュアリーブランドの転職が生涯年収を変える
アパレルの販売員として収入を上げる唯一の方法?
ラグジュアリーブランドへの転職は高級品の取り扱い経験者に含まれるため、高級商材やラグジュアリーな異業種への転職もできます。
簡単に実例で言えば、
某ショップ店員からラグジュアリーブランドの店員へ転職し、アパレル専門の転職エージェントへ入社
2年で300万円の年収アップができました。
某ショップ店員からラグジュアリーブランドの店員へ転職し、一流ホテルへ転職
5年で年収500万円のアップができました
某ショップ店員からラグジュアリーブランドの店員へ転職し、高級輸入車販売員へ転職
3年で年収800万円のアップができました。
この3事例は自分自身のキャリアだけでなく社会的な地位や生涯年収までも大きく変えるきっかけとなっています。
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アパレル販売員で年収を圧倒的に上げる方法
・目標年収を決める
・得るために諦めるものを決める
・長期戦を覚悟すること
・支援者(パートナー)を多く見つけること
自分はアパレル業界でいくらほしいのか
給料・年収の目標を決めれば実現できる
おそらく現在アパレル業界にいる人たちで年収500万円超えているのは、一握りだと言えます。
そして、500万円を超えているとすればある程度のデザイナーズブランドかラグジュアリーブランドに勤務していて、年齢は30歳を超えている場合が多くあります。
逆に言えば。年収500万円を超えている頃には、他の業界で活躍する営業マンより3倍以上の年収差がついた時にしか年収500万円を超えることはないと言えるでしょう。
20代で目指すならば500万円以上
30代で目指すならば700万円以上
40代で目指すならば850万円以上
この10年を基準に自分の理想の年収を決めてください。
ちなみに今の年収すら1万円単位がわからなければ、年収が上がる可能性は50%下がると考えるほど危険です。
アパレル販売が年収を上げるための心得
自分自身のキャリアをまず育てなければなりません。
アパレル業界で圧倒的な年収を得るためには諦めるものも必要となってきます。
これはアパレル業界に限ったことではないのですが、特にアパレル業界は、この『腹づもり』がヌルいのが特徴です。
年収を得るためには耐える時期も必要です。
その本気がなければ、圧倒的な年収を得ることは不可能だと言えます。
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支援者(パートナー)を多く見つけること
これは、自分自身が行動をしなければならないことです。
圧倒的な年収を渡せるブランドは限りがあり、ポジションはわずかです。しかし、確実にあります。
その支援者になるのは、不動産でいうブローカー(仲介人)です。
ある程度の規模のブローカーが必要になってきます。
アパレル業界に強いエージェントやヘッドハンターとのネットワークを作る必要があります。
DFS(空港免税店・デューティーフリーショップ)以外でエルメスの販売員になるには真っ向にブランドと話しても可能性は低く、新入社員の年収に戻ってしまいます。
これがアパレルやラグジュアリーブランドの弱いところです。
現職以上の年収とポジションを得る方法
ここからは簡単です。
自分のことを自分でべた褒めすることは案外難しいものです。
私は、容姿がズバ抜けて優れています
私は、パリコレレベルのスタイルです
私は、有名芸能人を顧客で担当していました
私は、今の会社で部下を20人抱えていました
全て自分では言いにくいことばかりです。
しかし、AさんをB社に上記の内容をプレゼンテーションするのは簡単です。
これが、アパレル業界で生き残り、勝ち抜くためのポイントです。
そして、新しいブランドに転職して、ブランドバリューと共に年収を上げていくときは、次の転職のことを考える隙間がなくなります。
そこで、転職エージェントやヘッドハンターとのネットワークが活きてきます。
転職エージェントやヘッドハンターは、販売員とは全く逆の立場です。
年収を多く払えるブランドのポジションを知っているけど、自分では販売員になれない人なのです。
そして、質の高い人材を探し回っているのです。
その需要と供給のマッチングをさせる行動を常に起こしながら、圧倒的な年収を受け取り、アパレル業界の『一流』を目指せば年収1000万円も見えてくるでしょう。
アパレル販売員は自力で年収上げは不可
できるアパレル販売員は『プロ』に任せる
アパレルの販売員・ファッション業界にいる人たちは、『ファッション』が好きです。
そして、服のプロです。
素人のコーディネートとは、全く別物であり、コーディネートや提案自体が『作品』だと言えるでしょう。
そんなプロがキャリアの交渉がプロフェッショナルにできるわけがないのです。
プロはプロの仕事をして、プロにキャリアを育ててもらい両張りで圧倒的な年収を稼ぎましょう