BMWのMスポーツ実際『M』とは違うのになぜ人気なのか、リセールバリューも気になる。

BMWのMスポーツ実際『M』とは違うのになぜ人気なのか、リセールバリューも気になる。

BMWと言えば?『M』と答えるのは多少知識がある人なら想像のつく話だと言えます。

これはメルセデスベンツでいうAMGのようなもので、イメージであり一つのアイコンのような存在です。

しかし、BMWのMにはMスポーツと『Mモデル』『スポーツ』という似たようなラインナップがあることをご存知でしょうか。

今回はそんなBMWの『M』と『Mスポーツ』をわかりやすく説明していきます。

Mスポーツと聞いてビビるのは素人、Mスポーツとスタンダードの差は中古ではほぼない

BMWのMスポーツは新車で購入すると、約45万〜60万円ほど購入額が変わってきます。

しかし、中古車市場でいうと、走行距離が多少多いものを選ぶだけでほぼ価格差は0で購入できます。

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『Mスポ』『M』『ビーエムのエム』と他のラインナップの見抜き術

BMWのMスポーツを巷では『Mスポ』と良いステータス性が高く「これMスポ?」「これMスポなんだよね」と言うのですが、実際Mスポーツかどうかを見抜ける人は少ないと言えます。

具体的にはMスポーツが外観で大きく違うのは歴代から続くホイールデザインが一番わかりやすいです。

3シリーズのF30なので前型ですが、このホイールのデザインはMスポーツならではです。

インテリアは一番わかりやすく、ハンドルの3時と9時の位置にパドルシフトが付いているのがMスポーツです。

あとは『アルカンターラヘキサゴンクロス』というスエードのような生地感のスポーツシートがあります。

しかし、ラグジュアリーやスポーツにも装備できる『ダコタレザーシート』があるため一概には判断しにくいかもしれません。

あとは小さいですが、ところどころトリコロールのMエンブレムが付いているので目印になります。

BMWスポーツにはパドルシフトはつきません。

そのほかは少々マニアックなので割愛しますが、『ドライビング・パフォーマンス・コントロール(DPC)』

*エンジンの出力などをコントロールし乗り心地を変えるものです。

コンフォート・スポーツ『スポーツ+』スポーツ+にセッティングできるのはMスポーツだけです。

Mスポーツを本気で自慢したいならインペリアルブルー

MスポーツにはMスポーツ車両のみに塗装可能な色があります。

それがインペリアルブルーブリリアントエフェクトカラーです。

このトップページの画像がインペリアルブルーブリリアントエフェクトカラーです。

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【3秒で誤解を解く】Mスポーツってそんなにすごいのか?

実際少々誤解がある部分があり、『BMWのMはすごい』というコメントや評価は『Mモデル』の『M』のことです。

お金持ちがコンパクトカーに乗る・買う理由

Mモデル簡単に言えばそのままレースに持ち込めるくらい、スポーツ性能を高めているクルマです。

そのためエンジンスペックもボディーサイズもまったく違います。

住み分け自体が違うため3シリーズのフラッグシップがM3だという認識は間違っていると言えます。

Mスポーツと他のラインナップとの買取・下取りの差

先にお伝えしておくとBMWの車両販売数の半分が『Mスポーツ』です。

そうなると、通常は中古車市場は在庫過多になるため価値が落ちやすいのですが、Mスポーツは違い、スタンダードはもちろん、スポーツやラグジュアリーといった別のラインよりも買取や下取りの査定は高くなります。

この査定事情はやはりブランド力です。

BMWと言えば『M』という信用とブランド力があるため、知識が比較的少ない新規層にも中古車市場で購入するきっかけになりやすいようです。

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BMWの下取り買取・リセールを考えるならば白と黒

BMWは下取りや買取などのリセールバリューを意識して購入する人も多いようです。
その際に気になるのは何色の何を買えば一番リセールが良いのだろうかという問題です。
BMWの下取り買取・リセールを考えるならばアルピンホワイトかブラックサファイアがお勧めです。
ちなみにBMWの3シリーズでいうと白色にはミネラルホワイトという有料色と前述のスタンダードのアルピンホワイトがあります。
BMWを多く乗ってきている人ほど、人とは違う色を選びたいとミネラルホワイトを選ぶこともあります。
さらにブラックに関しても光沢感やラメ感があるのがブラックサファイアで、ベタ塗りの黒色は『ブラック』『ブラック2』などと呼ばれています。
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BMWを高く売りたいならばコーティングに注意

折角BMWのMスポーツを購入してもブラックサファイアで撥水コーティングをすると雨粒のあとが太陽に乱反射して、ウォータースポットを多く作ってしまいます。
これはボディーコンディションでマイナス査定されやすいため、親水コーティングをお勧めします。

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