『できる営業マンが乗る』BMW事情

『できる営業マンが乗る』BMW事情

『できる営業マンが乗る』BMW事情

BMWを乗っている人は『ベンツ乗り』なることが少ないと言われています。

できる営業マンが選ぶベンツにはない『BMWの魅力』と『モデルラインナップ』をテーマにして参ります。

BMWの『粋』を知っているのは『4シリーズ グランクーペ』

BMWで一番売れている車種は3シリーズのMスポーツだと言われています。

それと、一番フォルムが似ているのが4シリーズのグランクーペです。

3シリーズの値引きよりも、断然少なく在庫を多く持っているディーラーも少ないので、オーダーで購入する(約3ヶ月待ち)オーナーも多いのが4シリーズです。

似ているのに、あえて4シリーズの高い車種を選ぶオーナーは、まさにこだわりと粋を持っている一流の思考だと言えます。

SUVならX7

X7は現行のSUV(SAV)で一番高級な車種です。(Mモデルは除く)

X5が値引きがある中、X6以降は値引きがほぼない状態で、在庫が少なくアルピンホワイトかブラックサファイアのベーシックな色味が多く、X6で違う色目を見るとほぼ100%オーダー車両だと思って間違いありません。

そして、X5はディーゼルエンジンがある中、X6はガソリンエンジンのみということで、燃費を気にせずクルマを購入できるだけの経済力を持っているという証だと言えます。

リセールバリューが良いBMWを選ぶなら

お金持ちほど実は、リセール(手放した時の下取り額)を気にするオーナーも多いようです。

私のBMWの担当セールスは曰く

X7Mスポーツ

X6 Mスポーツ

X4 35i  Mスポーツ

420iグランクーペ  Mスポーツ

440iカブリオレMスポーツ

こう見ていくとXシリーズであるSUVモデルで偶数に希少性があり、リセールも良いという気もしてきます。

そしてBMWに欠かせないのが『 Mスポーツ』ということでしょう。

日常使いもできる『Mモデル』が急上昇

BMWのM4はリセールも使い勝手も抜群

現行のBMWのM3は4枚ドアのセダンタイプでメルセデスベンツのC63やアウディのRS4を対抗馬として、しのぎを削ってきました。

M3は大人気映画『ミッションインポッシブル』にX5や7シリーズなどと登場しました。

Mシリーズの初ラインナップであるM4が話題を呼び、数年前からBMWのMモデルを牽引するものとなりました。

『MモデルvsAMG』

BMWというクルマメーカーとしてはメルセデスベンツのAMGに勝るというブランドバリューを確立したいのは事実でしょう。

近年、メルセデスベンツはラインナップを細分化させており、AMGとメルセデスAMGで線引きが行われ、完全にAMGがダウンサイジング化に動き出しているのは事実です。

BMWの『M』が年間10万台という大台数を達成し、ターゲットはAMGだということは明確です。

BMWのM3とM4『中古車市場や買取値』

M3もM4もLCI(マイナーチェンジ)などイベント発表があれば中古市場は下がりそうなイメージですが、実際は上がる傾向にあります。

実際デリバリー(納車)まで時間がかかることと、モデルチェンジだからといってBMWの『M乗り』はコロコロあまり買えない傾向にあるからです。

2ドアクーペとセダンのリセール

M3もM4も共通して言えることは社用車でのニーズが皆無であることです。

逆に言えば、流通量が少なくとも根強いファンが多いため、リセールは好きなだけ乗っても安心できる範囲だと言えます。

ここに関して言えばメルセデスAMGのC43や53、63より値崩れしにくいような部分もあります。

実際、2ドアクーペは不便ということで、リセールが悪いと言われるモデルもありますが、ポルシェやフェラーリを思い返せばむしろ4枚ドアのほうがリセールは悪いようにも感じます。

BMWのハイブリッドは恐る恐る?

最終生産が終わったi8ですが、電気自動車に力を入れている輸入車各メーカー。

その中でBMWはハイブリッドモデルでかなり痛い思いをしているようなので、ハイブリッドモデルへは牽制があるかもしれません。

Active Hybridシリーズの盲点

Active Hybridシリーズは3シリーズ・5シリーズ・7シリーズで販売されました。

各シリーズの中では最上位レベルに該当するエンジンを搭載しました。

そして直6のActive Hybrid3はC43などに近いグリッピングサウンドなどが聞け、逆に5シリーズ・7シリーズは静寂性に長けた極上とも言うべき静けさがありました。

しかし、ハイブリッドバッテリーを搭載しているため車重が重たく、トランクの広さがスタンダードモデルよりも狭いということで実際購入を検討している人たちは335iや435iのグランクーペなどにシフトチェンジする傾向がありました。

『極低』下取り額にActive Hybrid乗り驚き

アクティブハイブリッドモデルは何といっても、リセールが低いことでBMWのオーナーが少々離れたという噂が出るほどでした。

逆に言えば今までのBMWがリセールの逸話が多かっただけかもしれません。

新車で初回車検まで乗って、1200万円のハイブリッドモデルが下取り280万円という驚きの数字です。

ここに関してはレクサスLSやクラウン勢に完敗なのはいうまでもありません。

幻の車Z8オーナー

知る人ぞ知るBMWの幻の車がZ8です。

Z8は人気映画007の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』で劇中出てきたロードスター(ソフトトップオープンカー)です。

Z8は日本ではMTのV8エンジンで全て左ハンドル仕様でした。

1700万円というBMWにしては、高額車両ですが現在はプレミアが付いており買取値段が2000万円を超える場合もあるそうです。

そんなZ8のオーナーは、高級車ではなく『こだわり』で乗っていると言えます。

そのため、お金以上に自分を盛り上げてくれるものにお金を使える成功者だと言えます。

BMWとメルセデスベンツの差

BMWはやはり、ビジネスマンが自分で運転しているイメージが強く、運転も全車種スポーツカーというコンセプトを感じるクルマです。

一方メルセデスベンツは、ステータス性が高くSクラスやゲレンデヴァーゲンなどお金持ち・成功者の代名詞と呼ばれる部分が強く出ていると言えます。

なので、嫌味なく上質なクルマを乗りたいという方にはBMWがおすすめだと言えます。

そして、上司やお客さんに愛車を見られても、『クルマ好き』なんです。と言い訳し納得されやすいのはBMWだとよく聞きます。

富裕層やお金持ちが『フェラーリ 節税』で気をつけていること