木の香り=パロサント、効果と魅力

木の香り=パロサント、効果と魅力

パロサントとは?

南米の沿岸地域で育つ種類でパロサントという木があります。

原材料がそのまま商品名になっています。

パロサントの木は特にペルーでは天然の香木で『聖なる樹』『魅惑的な木』と呼ばれています。

香りの元になる樹脂が多く含まれており木そのものから、魅惑的な香りを放ちます。

わずかな木片だけでも十分に香りを楽しむことができます。

パロサントという言葉自体はスペイン語で古くからシャーマンなどが儀式で用いていました。

スマッジングにより創造力を高め、停滞した運や気を流す効果があるとされていました。

スマッジングとは:アメリカ大陸の先住民(ネイティブアメリカン)によって行われてきた、空間浄化の風習のひとつです。 スマッジ(smudge)とは「燻す(いぶす)」という意味。

そのほかにもパロサントの木の香りや効能は虫除け効果があるとされています。

パロサントの香りはバニラのような甘み

パロサントはそのまま置いておくだけでも十分にその香りを楽しむことができます。

火を着けて燃やすことで、樹脂に熱が入りほんのりと甘いバニラのような香りに変化します。

またスマッジングにも利用できます。

匂いに敏感な人のためのパロサント活用法

好きな香りや匂いでも、強すぎると頭痛の原因になったり、気分が悪くなる方(匂い酔い)も多いと思います。

そんな匂いに敏感な方は、パロサントの木を少しだけ削って置いておくだけでも微かに香りパロサントを楽しむことができます
⇨『音』ハラスメント・マナーとモラルを問われる営業マン

ルームフレグランスとして木の香り以上の効果

アロマや精油もさることながら、パロサントの名が聞かれるようになったのはまだここ数年の話です。

人口的なルームフレグランスよりも、『自然』でオーガニックなのはもちろんスプレー缶をリビングなどに置いておくのも見栄えしません。

しかし、パロサントは『木』のため見るだけでも自然を視覚で感じることができます。

それに併せパロサントは滞留した空気を浄化する効果が元々あると言われており、リラックス効果や安眠などを促す効果が期待できます。

パロサントは木のためどこにでも置ける

パロサントは慣れない場合、火がつけにくいなどという声も聞かれますが原産国よりも遥かに湿度が高いことも要因の一つのようです。

しかし、逆に言えばシューズクローゼットにパロサントを置いておくだけでも除湿効果が期待でき、消臭やほのかな香りをつけることができます。

パロサントを楽しむための必要なモノ

パロサント

受け皿(耐熱)灰皿でも代用可能

 マッチ

ライターで火をつけるのも良いですがやはり、柔らかい火で灯すパロサントがおすすめ。

マッチの残り香もまた一つ癒されるはずです。

通常のパロサントの楽しみ方

空間を浄化する場合

  1. パロサントを楽しみたい部屋の窓やドアを閉めます。
  2. 受け皿を用意
  3. パロサントに火をつけてお線香を消す要領で煙が出たら火を消す
  4. 煙が出る状態にします。
  5. 空間内に煙を行きわたらせます。(煙の量はお好みでOK)
  6. 火は自然に燃え尽きると葉巻のように消えますが、火種ごと潰して消しても構いません。
  7. その後、一旦窓やドアを開けると、新鮮な空気とパロサントの香りが混ざりほのかで甘味のある香りを楽しむことができます

応用『パロサント』をお風呂で活用する

パロサントの木片を湯船に適量をいれることで、木から樹脂が出てほんのり自然な香りを楽しむことができます。

バスルームは他の部屋よりも狭い空間のため少量でも十分楽しむことができます。

香り玉より強い香りの木の香り

スティック状のままで置いておくと強い香りを放ちますので、お部屋や玄関に置いて飾りながら芳香を楽しむことができます。

枕元に置いておくことでアロマ同様の安眠効果も期待できます。
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『流木』インテリアとしても効果

元々アパレルショップやインテリア雑貨のディスプレイで用いらてきた流木ですが、近年個人宅のインテリアグッズとしても流木が話題です。

木というのは他の家具などとの協調性も高いため、見た目はインテリアとしても最適です。

長期間置いて香りが薄くなってきたら、表面を少し削ってみてみるだけで香りは復活します。

そして、削ったパロサントをティパックなどの不織布に入れて靴の中に入れたり、シュークロゼットに入れておくのもオススメです。