『音』ハラスメント・マナーとモラルを問われる営業マン

『音』ハラスメント・マナーとモラルを問われる営業マン

『音』ハラスメント・雑音・騒音と思われる営業マンたち

社会に出ると様々なことで人は評価されます。

学歴、ルックス、年収、家柄など様々です。

時に人は他人からの評価でどうしようもない場面にも遭遇します。

しかし、逆にどうしようもなくはないこと、或いはどうしようもあることが多いことにも気付かされます。

今日はそんな他人からの評価で音についてお話します。

他人の音は基本的に騒音、雑音

会社のオフィスでは様々なら音があります。

パソコンのタイピング、電話の着信、スマホのバイブレーション、ファックスやプリンターなどです。

その中で人が主体になりコントロールしている物が起因して他人にストレスを与えることがとても多くあります。

後ろの席のタイピング音

特に嫌いな同僚でもない人が、やたらとパソコンをカチャカチャいわせタイピングする。

さらにはEnterボタンやスペースなどを叩くようにタイプする音にストレスを感じ、その同僚の好感がいつのまにか嫌になってしまうことがあります。

職場の『音』ハラスメントは多い

『音ハラ』はパワハラ以上に改善が難しい?

音ハラとは、スメハラと似ていて特に悪気がなく本人は習慣的にやっていることが同僚のストレスになることがあります。

例えば舌打ち、ガムや食事の咀嚼音、コーヒーなどを啜る音、ため息などです。

£このストレスの原因が上司の場合、言いにくく同僚であっても注意しにくいことが多く、ただただ避けられるまで、気づくまで待つことがほとんどです。

どんな音が『音』ハラスメントになるのか

  • ため息
  • 舌打ち
  • コーヒー等を飲む音
  • 間食時の袋の開封・咀嚼音
  • 大きなくしゃみや鼻かみ
  • キーボードのタイピング音
  • ボールペンの芯を出し入れするノックオン
  • 靴音
  • 書類の端を整えるために机へトントンとする
  • e-Learning時のイヤフォンなしの音

音ハラしないことを気にすると人望が上がる

音ハラという言葉は今後ドンドン浸透してくると思いますが、自分がその音にストレスを感じ人に不愉快な思いをさせないように注意するだけで自分の評価や人望が上がることは事実です。

音ハラしない=丁寧になる

例えば事務所のドアやコピー機のフタを丁寧に締めるだけで変わってきます。

さらには足音でさえ、実はカカトがすり減っていた靴を履くとカンカンと音がします。

音に注意するだけで身だしなみへの注意もできるようになります。

気づかぬモラルを問われる『売れる営業マン』

ここで少しばかり以外なのが、売れる営業マンほど電話の声が大きいということです。

笑い声やゴマスリ、時にはこちらが恥ずかしくなるような褒め言葉も他の同僚からすると大きなストレスになるようです。

実際、売れる営業マンやビジネスマンは電話は自分のデスクでせずに営業車や誰もいない場所を探し会話していることが多いです。

「仕事しています!」のアピール

この電話の話し声が騒音と思うのは同僚で、上司としてはしっかり営業を行い安心する、という意見もあります。

仕事ができる営業マンは無音を好む

仕事ができる営業マンは自分から雑音となる行動を取ることが少ないことが言えます。

颯爽と現れ、仕事を素早く片付け、部下への指導は別室で行うのも好みであり習慣です。

年収が高いほど音が少なくなる

年収が高いビジネスマン と年収が低いビジネスマン はライフスタイルでも音に晒される量が違います。

エグゼクティブになれば個室が与えられ、社用車やクルマ通勤も可能になるでしょう。

さらにはグリーン車やビジネスクラスは座席数が少ない分、騒音も少ないと言えます。

エコノミークラスほど騒音が多い

ビジネスクラスとファーストクラスの差は機内食やシートの広さが代表的です。

しかし、エコノミーとビジネスクラスの差は大きいと言われています。

新聞を大きな音で叩き折る、イヤフォンから漏れる音、トイレの扉を閉める音、さらには鍵をジャラジャラと言わせて通路を歩くビジネスクラスの乗客は少ないことは容易に想像できます。

お金持ちはより雑音を嫌う

スポーツカー以外の高級車は遮音性が高くロードノイズが少ないのは想像ができます。

窓が二重になっていたり、剛性やタイヤ、サスペンションがより良いものだからです。

家もそうです。

安いアパートは壁が薄く、高級マンションは遮音性が高く街中のマンションでも音のストレスは感じにくいです。

つまりお金持ちになりたければ自分自身が雑音であってはいけないのです。

パソコンのタイプ音から気にしてみる

今時のパソコンはしっかり打ち込まないと反応しないということはありません。

カチャカチャという音やパーンというEnterの音はただ自分が仕事しているという確認音であり、更にはその音にすら気づいていない人が多いのです。

騒々しい社員ほど出世が遅い

電話の受話器をパンッと力強く置く人は、モノを扱う時も大雑把であることが多く、営業車やクレームの発生率も高めです。

例えば、カバンをドスンと机に置いたりスマホや携帯電話を置かずに投げ置くような所作を見ると上司はそばに置こうとしません。

モノを雑に使う人は食べ方も注意

スマホや携帯を投げ置くのと同様に、箸や皿も同様のことが言えます。

接待でもグラスの置き方、クチャクチャ音を立てそうだと判断されてしまうからです。

誰も見てない、聞いていないが出世を遠ざける

物音やモノの扱い方を含め、人はそれほど自分を見ていない、聞いていないと思う社員ほど見られており、聞かれています。

自分の耳を疑い、人の耳を気遣う

人の耳を気遣うというのは、あまり自己啓発本などでもない表しです。

例えば大きな荷物が事務所に届き発泡スチロールを割らないとゴミ袋に入らないとき、いきなりパンッと割らずに、すみません音立てます!といえばそれだけで気遣いになるのです。

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