生保応用課程は一夜漬けだと厳しい
これまでの生命保険募集人資格のプロセス
生命保険応用課程はここから『モノ好き』エリアに突入し始める試験です。
もちろん、飛び級のできない資格なので一般課程から専門課程を合格した方しか受けられません。
*この生保応用課程は変額試験は受験資格に当てはまりません。
生命保険応用課程まで合格すると『シニア・ライフ・コンサルタント(略称SLC)』という称号を与えられます。
専門課程のライフコンサルタント称号よりももちろん、評価されるべき称号です。
『シニア・ライフ・コンサルタント(略称SLC)』の称号を得て
私は生保応用課程に合格し称号証明カードを商談の際提示にし始めました。
ご理解いただける方は「ちゃんとしている方なのね」とまずまずの印象ですが、『シニア・ライフ・コンサルタント』という称号のネーミングで『シニア』って年配向けの営業?みたいなリアクションの方もいます。(苦笑)
逆にご高齢の方やご高齢の方同席の商談では、私が期待する以上に『信用』されている感じがしました。
生保応用課程を受験する必要
生保応用課程の受験が必須という保険会社はほとんどありません。
そのためキャリアアップや転職に有利という点で受験する方が多いです。
私が受験した時はまだペーパーテストだったので受験する人を見回すことができたのですが、専門課程までは明るい茶髪の若めの営業っぽい人が多かったのです。
しかし応用課程になった瞬間から銀行窓販系の女子から女性に変わったことを覚えています。
真面目な黒系スーツの黒髪系女性たちは、かなり真面目に受験前も過去問を解いたりして専門課程までの雑談が聞こえてこない雰囲気でした。
生保応用課程の主観的な難易度
私には、「カツカツかな(ギリギリ)」というくらいの難易度でした。
*中卒学歴なしなので比較しにくいと思いますが・・・
というのもテキストが専門課程の1.5 倍くらいの厚さになります。
一般課程や専門課程の範囲も試験範囲内で、電卓必須の試験ということでもう落ちること前提で受験に挑んでいました。
生保会社に売れないならとりあえず知識を詰め込めと言われて受け始めた生保資格マニアな私ですが、ここで限界を迎えると思っていました。
*その後、生保大学も受験してしまいますが・・・
生保応用試験の試験難易度と勉強
生保応用課程の合格方法
まず一夜漬けはほぼ100%受からないと思った方がいいでしょう。
テキストを読むだけでも合格できませんし、過去問だけでも怪しい部分があります。
記憶力や学歴エリート系の方は自信を持っていると思いますが、3日ほどは勉強するべきでしょうね。
私は受験日まで1ヶ月ほど時間があったので、1ヶ月は週末土日合わせて3時間ほど勉強しました。
平日はこの頃、契約が立て込みあまり勉強できませんでした。
生保応用の試験問題
生保応用課程の試験は過去問ベースで試験問題は構成されている部分は一般課程や専門課程と大差は感じませんでした。
しかし、落としにかかってくる問題とちゃんと勉強しているだけが点数が取れるだろうと感じる問題が数問に一問あり少しずつ減点されていく感じがしました。
私の主観的感想としては6割は過去問から出ていたと思いますが、1割はこんなことどこに書いていたんだろう?と思うような問題があり、残りは絶対に3割ほど計算問題です。
生保応用課程からは計算問題を落とせば落ちる試験に
この3割は絶対に出題され5パターンほどしか計算式が変わるような問題はないので、この3割は絶対に落とさないように何度も練習しました。
通常の文章問題よりも一問に対しての点数配分が過去問でも大きいので、実際の試験も配点が大きいです。
大袈裟かもしれませんが、計算問題を間違えると合格する率もグッと落ちると思います。
そのため、私は計算問題を先に解いてから全ての問題を回答し、残った時間でもう一度計算し直しました。
生保応用から本格的に出てくる『税金・相続』問題
ここで受験してよかった、と思った部分にも重なりますが、生保大学でメインの問題になってくる税金や相続の出題が多くなります。
これは、実際の商談やお客さんとの雑談ですごく使用頻度が高いので、覚えておいてよかったと思うことがあります。
生保応用課程を一夜漬けすると、商談や実務ですぐに出てこないかもしれませんがしっかり勉強していると、今後ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアも見えてくる、或いは自分の生保の知識に自信が持てるようになってくるはずです。
逆に言えば、試験問題はテキストを丸暗記しても問題は解きにくいです。
CBT化された生保応用課程は不利
新人の生保営業であれば、一般課程からCBT化された試験を受験していると思います。
試験問題が複雑になればなるほど、渡されるホワイトボードが重宝されるはずです。
しかしペーパーテスト時代でこそ、問題の横にバツやチェック、見直しする!みたいなコメントを書きながら線を引きながら問題が解けましたが、CBT化されるとそれができません。
特に計算問題などは数字の横に計算式を書いたりするほうが解きやすい問題が多いですが、ホワイトボードで太いペンで式を書くといつもと何か違う感じがするはずです。
写し間違いのリスクもあるので、この点は今から受ける受験生の方のほうが不利な部分だと言えます。
生保応用課程を1ヶ月中卒が勉強した結果
生保応用課程を1ヶ月中卒の私が勉強した結果は、92点でした。
専門課程とあまり点数は変わりませんでしたが、この点数を見て生保大学課程の受験を決めました。
そして、話が大して上手くない私もちょっとプロっぽい商談ができるようになってきたのもこの辺からでした。
皆さんもぜひ生保応用合格してみてください。
保険営業マン・セールスが読むべき本【おすすめ一覧】
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