新卒営業マンが早い段階で「会社を辞めたい」と感じたら
限界に挑戦する以前に方向性を正す
営業マンをしていて、長い人生限界と感じることは何度かあると思います。
比較的早い段階で経験する人もいれば、出世して初めて経験するのが限界かもしれません。
「限界に挑戦する」という言葉が自己啓発本では言われますが、ここではそんな言葉は一切出てきません。
新卒・新人営業マンの限界には2種類ある
「会社を辞めたい」理由を冷静に考えてみる
新卒・新人時代の営業マンは多くの人が「辞めたい」「向いていない」と一度は考えます。
しかし、そんな新人が営業マンとして限界を感じるのには2つの傾向があります。
1、体力的な限界
2、精神的な限界
この2つが営業マンとして限界だと感じる大きな分かれ道です。
限界と悩む時、早朝出勤や深夜までの残業、休日出勤や接待などでの夜の付き合いで体力的に限界を感じている人は安心してください。
解決できます。
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新卒・新入社員はまだサボり方を知らないだけ
体力的限界で会社を辞めるのはオススメしない
この体力的な限界は、簡単に言えばサボれば大半は解決します。
というよりも、社会人になって初めて本当の意味での『必要な』サボりを学ぶ時なのです。
もちろん学生時代にもサボったりしてきた経験はあるかもしれませんが、自分の身を守るためにサボった経験がある人はいないでしょう。
しかし、社会人になり大人の仲間入りをすれば、こうして活字に直せば理解し難いような必要性が出てくるのです。
新卒・新入社員の体力の限界は『慣れ』が必ず来る
嫌で辞めることを考えてみたら踏みとどまる自制心は正しい
体力の限界を感じ営業マンを辞めたいと思っている人で、転職して長続きすることはありません。
試しに転職してみるのも良い機会かもしれません。
少し思い返してみると、インフルエンザや骨折などを経験したことがある人はわかると思います。
しばらく寝込んだ後は、いつも通っていた通学路や通勤などですらしんどく感じます。
骨折をしてしばらく運動をしなかっただけで、自分の身体が上手に動かせない感覚があると思います。
しかし、これらのしんどさや動かせないという感覚は気がつけば無くなっています。
それは体力が回復しただけでなく、自分の歩き方や筋肉の動かし方を忘れているのです。
身体はしんどさを感じ、このしんどさに対処するように自分の身体や筋肉を動かすことをセーブしたり姿勢を曲げたりして『楽』を探します。
O脚やガニ股、足組みなどもすべて人間が勝手に限界を感じ、楽を覚えたのです。
長々と話しましたが、要するに人間が勝手に楽をする方法を探し身につけます。
営業マンとしての限界もそうです。
体力の限界を感じても、身体は慣れてきます。
そして楽をすることやサボる術を学び、生産性を上げる思考に直結していきます。
今以上に厳しい環境に置かれることがたくさんあると想定すれば、体力の限界で営業マンを辞めるのはあまり良い策とは言えません。
それよりも、時短して自分の体力を充電するサボり上手な営業マンになったほうが、キャリアも年収も確実に上げていけます。
新入社員・新人が『精神的に限界』を感じた営業マンはズル休みをしてみる
ズル休みとサボりは新入社員や新人は選択肢にない
精神的に限界と感じるのは、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスなど様々です。
これは体力的な限界よりも深刻です。
しかし、深刻ながらもほぼ全ての営業マンが通る道なので、その部分だけは安心してください。
精神的に限界だと感じればどんな言い訳でも良いのでズル休みをしてみましょう。
そもそも『新入社員・新人がサボるなんてあり得ない!』と自分で選択肢を削っているだけで、同期は既にサボった経験があるかもしれません。
『誰にも言わない』のが大人のサボりです
罪悪感や同僚、上司に迷惑をかけると思う人もいるでしょうが、どうせ限界ならば辞めるしかないわけで休んで『職場の人にも自分がいない環境になれてもらう』それくらいの感覚でサボって問題はありません。
精神的に限界を感じた営業マンはズル休みで何をするのか
死んだように寝れた場合と寝れなかった場合
深刻なのは死んだように寝れた場合です。
ズル休みをして寝れない人は、仮に不眠症であったとしても仕事の生活リズムに身体は順応し続けています。
逆に、死んだように寝れてしまった人は本当に休息を求め、身体が悲鳴を上げていたということです。
今まで多くの人材が限界を感じリタイヤしてきたのを見ましたが、死んだように眠った後に調子を悪化させる人が多いのです。
これは、一定量の疲労やストレスなどを身体がリミッターをかけ、上限を上回った『限界』分を休息を与えたことで溢れ出したと言えるのです。
この場合精神的な疲労は紛れもなく自分自身が抱えており、このままでは鬱などを発症する可能性があるので早めに転職や心療内科への受診も考慮して、行動に移すべきです。
サボる営業マンと逃げる営業マンの差は何か?
逃げる営業マンは何から逃げるのか
逃げる営業マンは何から逃げているのかというと、『パワハラ』が多いようです。
上司からの執拗なパワーハラスメントが原因で、仕事をしたいのに上手に営業活動ができなくなってしまった営業マンが増えているようです。
逃げる営業マンはパワハラ以外にも『人』から逃げる
パワハラを受けて会社から逃げ出した営業マンは、自分に対しても罪悪感があり人の目を避ける傾向が強く出ています。
そのため、カフェや喫茶店でコーヒーを美味しく飲むというよりも、穴があれば隠れたいという発想が強いようで漫画喫茶などの個室が長時間居座れる場所を好んでしまいます。
サボる営業マンと逃げる営業マン、何が違うのか
サボっていて『苦しい』『辛い』のが逃げる営業マン
サボる営業マンは無駄な会議ややりたくない業務がある時にサボることが多く、できる営業マンサボる場合は効率よく仕事をして、空いた時間を自分が『楽』をしたり気分転換をするためにサボります。
しかし、逃げる営業マンはそもそもサボりたくてサボっているわけではなく、会社から弾き出されたとも言える境遇にいます。
そして何より、逃げる営業マンはサボるのではなく仕事から逃げているため、年収が非常に低く営業成績も下の方にいることが多いです。
逆にサボる営業マンは営業成績が下だとサボっていることがバレるということで、ある程度売り上げを確保しながらサボります。
そのため営業成績は中間層から上にいることが多いのです。
新人・新卒営業マンは鬱・対人恐怖症などを発症しやすい
メンタルと体力の限界との差は大きい
逃げる営業マンは、ほぼ1日話をすることなく上司からのパワハラにも黙って怒られ続け、同僚の輪からも離れるため会話する量が著しく少なくなります。
そして、営業成績を部下が追い越していくため部下からの信頼もなく、自分を慕ってくれる後輩がいなくなります。
すると、元々逃げる営業マンには罪悪感があるため、自分のことを話しなくなるため最終的に人と目を合わせられない、会話ができない、赤面する、言葉が上手に出ないなどという対人恐怖症を発症してしまいます。
ここまで来てしまうと、向上心や解決する意欲がなくなるため、鬱思考になります。
転職をするなどという改善方法も行動に起こすことができなくなるため、出社拒否状態に陥ります。
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サボる営業マンは『楽』をしたいだけ
サボる営業マンは元気な証拠です。
体力を温存し、楽をしたいというある種の、防衛本能とでも呼ぶべきことだと思います。
今のビジネスでも利用者が『楽』『時短』ができるサービスを考えます。
要するに人間として当たり前の思考だと言えます。
サボるならば会社のためではなく、自分の年収のためにガツガツ働き無駄だけをサボって省く『ハイブリッド』な営業マンになるのができる営業マンと言えるでしょう。
逆にパワハラやいじめなど社内に居場所がなく、仕事もない、顧客もいない状態に見放されたと『自分が』感じた瞬間にサボるのと同じように自分を守る防衛機能を発動させるべきでしょう。
たくさんのコンテンツでお話してきましたが、今の時代あらゆる場所にニーズはあり、人や行動力を求めています。
自分が自分でなくなる前に、判断できるうちに自分を労り、休養を与えセカンドチャンスに向けて動き出すことをお勧めします。
疲れで転職は大げさ?そう思った上司は考え直すべき
精神的な疲労は、過去とは関係なく今非常に大きなものとなっています。
理由は何にしろ、精神疾患は発症すれば再発のリスクが非常に高い持病を抱えることになります。
体力はトレーニングをすれば筋肉力という物理的な数字でも、向上させることはできますが、精神的なキャパシティは平成の途中から急激な変化があったように感じます。
心が弱いのではなく、事故に近いほど誰も予想していない人が精神疾患を発症しています。
そして、精神的な限界は体力の限界よりも急激に限界を迎えます。
自分が限界と思った時には少しだけ身体は余分に体力を残してくれているものです。
この最後の余力で自分の人生を立て直すことをお勧めします。
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体育会系の営業上司が言う「軍隊式」は軍隊の実情を知って言うべき
世界中の軍隊は強靭な心を持つと言いますが、元軍人で精神疾患を患っている人がどれだけ多いかは日本であまり周知されていません。
ネイビーシールズなどの軍人であっても、アメリカ全土からの精鋭部隊であってもメンタルを発症することはあるのです。
たまたま精神的な限界を『今』感じていないだけで明日、自分や上司がメンタルになるかもしれません。
もしも、自分が精神的な限界を迎えた時、今の自分の態度を部下や同僚にするか考え直すべきでしょう。
部下がメンタルになれば上司はブラックリスト入りする時代
部下がメンタルや鬱になった場合、上司はどんな理由であっても今後ハラスメントの予備軍として社内のブラックリストに載るためキャリアパスも踏まえて部下とは接しましょう。
大手企業には元OBの警察・警視庁などを再雇用しているため、調査対象になれば相当苦労するはずです。
彼らは再雇用の身であり元警察OBなどは仕事先に困らないし、出世を気にしないのである意味『空気を読まない』ため注意が必要です。