滝枝氏が急に言い始めたことで、一流養成学校としては、追いつけていない記事を今書いています。
前振りがいつも長くなるので先に本題をお伝えすると、滝枝氏曰く、ロレックスのデイトナなどの中古販売価格が正規店の販売価格を上回っているという歪なマーケットをずっと滝枝氏は興味を持っていました。
ロレックス以外にそのようなことが起こりそうなブランドも考えた結果パテックフィリップは安定的な資産として持っていられると判断していました。
しかし、ここにきて、ウブロのトレンド熱が停滞し、下降しないことが滝枝氏は予想外だと言っているのです。
これは悪い意味ではなく良い意味であり、FXでいうと一段下げからナイアガラ(価値が下降)が、青天井になる可能性を感じていると言うのです。
ウブロがなぜ今、資産価値が急上昇する可能性が上がっているのか
ウブロは今まで比較的在庫の供給も多く、販売数もさばけているブランドでした。
それが最近では『予約待ち』が増えているということに注目します。
ジャン=クロード・ビバーがCEOに就任しウブロのビッグバンブームが出た時に、恐らく時計好きは皆考えた熱を帯びすぎたと確信していたが、ウブロの戦略にまんまと高級時計市場は巻き込まれていると言えます。
第3世代ウブロが登場し始め、中古市場の流れが加速した
ウブロがジャン=クロード・ビバーがCEOに就任する前が第1世代と考えウブロのビッグバンブームが第2世代だと考えると、現在は第3世代に突入したと言えます。
・ケースサイズの多様化による様々なニーズへの対応力やストラップの脱着の形式
・日本人は特に弱い『限定』『コラボレーション』『リミテッドエディション』など付加価値をつける戦略
・生産数を抑え購買欲を高める心理的購買意欲をあげる戦略は、ウブロブームは落ち着いていないと言えるのです。
ウブロは将来的にラグジュアリーウォッチのマーケットを網羅する
ウブロは今までクラッシックフュージョンでも大きめのケースサイズで、エリートビジネスマンやシンプルな時計しかつけられないというビジネスマンに敬遠されてきました。
しかし、ウブロはダウンサイジングを行なってスーツでも違和感なくつけられるモデルが増え始めています。
それに同時に進むのがトゥールビヨン対決として、リシャール・ミルやフランクミュラー・オーデマピゲとの戦いです。
トゥールビヨンは別としてもシースルーバック(裏蓋が透明でムーブメントが見える)ですら、すごいと言われていたにも関わらずウブロはなんの躊躇もなくアエロバンで両面シースルーにしてしまう行動力があるのです。
この冒険心はまさに、富裕層やお金持ちなど年収の高いアッパー層の心を鷲掴みにする分野だと言えます。
年齢の若い層には一流への憧れ『ウブロ』という時計を背伸びして買う
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中年層は『ウブロ』が似合う世代が購入する
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シニア世代は軽くて面白みのある『楽な』ウブロを求める
(恐らくリシャール・ミルのように軽さを求めるはずです。)