法人アメックスの審査は通る!通らない理由を知れば対策し放題

法人アメックスの審査は通る!通らない理由を知れば対策し放題

法人のアメックスカード(アメリカンエクスプレス)は審査が緩いという情報と厳しいという情報が混在しています。

今回は滝枝さんのアメックスの担当営業の方に直接インタビューをしながら法人アメックスを発行しやすくする方法をこっそり聞いてみました。

法人アメックスの審査も個人も発行は社員の判断

アメックスは大手の大量発行型クレジットカードと違い、

機械的に審査を通す制度は基本的に採用していないと言います。

(アメックスの社員ということもあり機密情報に触れない言い回しをしています)

アメックスの法人カードが作りにくいと言われている理由は何か?

『アメックスの法人カードは利用額が無制限だ』と未だに思っている人が多いと言います。

アメックスも一昔前まで「車も別荘もアメックスで決済してください」という時代があったそうです。

実際、滝枝社長は過去の前任が非常に頑張っているためクルマを、アメックスで購入したそうです。

しかし、今のアメックスカードの発行は限度額の設定がされており、使用実績に伴い限度額が上がっていくという仕組みです。

そのため、現在の VISAやJCBカードとなんら変わりなく、ステータス性と付帯サービスの差だけなのです。

アメックスの法人カードは審査は通りにくいわけではない

決して審査がとびきり難しいわけではありません。

  1. 基本的なアメリカンエクスプレスの発行条件を満たしていれば発行されます
  2. 個人の信用状態に特記事項がないと通りやすい(未払い・消費者金融借り入れ)
  3. 事業の信頼性が高い方が通ります。(保険代理店業などは特に通りやすい)
  4. カードの申し込み歴が多く審査に落ちた経歴がないと通りやすい
  5. リボ払いなどの完済ができていないなど遅延がない場合は問題視されにくい
  6. 免許証などでの現住所の確認ができる
  7. 場合によっては所得証明ができる

など、文章にすると小難しいように聞こえますが、アメックスの法人カードの発行は個人のアメックスカードと変わらず、『ファイナンシャルブラック』ブラックリストに入りそうな人以外は加入の要件を満たしていると言えるでしょう。

アメックスはそもそも社長個人が審査にかけられている

アメリカンエクスプレスという会社自体の社風なのか、開業・設立3年程度が基本的なアメックスの法人カード発行の条件だと言えます。

しかし、過去に一流養成学校でもお伝えした通りアメックスのビジネスカードなどは開業届と事業形態さえあれば発行できたというキャリアを私たちは持っています。

アメックスのコーポレートカードを持っていてもラウンジが使えない地方出張



一流ビジネスマンのクレジットカード事情

その際唯一、条件から特記していたのは、個人のプライベートカードで既にアメックスのカードホルダーであったことです。

アメックスの営業担当者を味方につけると法人カードは一瞬で作れる?

これはアメックスの営業担当が言ったわけではありませんが、個人で営業担当がつくのは開業医などのVIPからの紹介の場合などに多いです。

滝枝社長も武岡社長も実際アメックスの営業マン経由で法人カードを作っています。

滝枝社長は特に20代前半でアメックスを作ったというアメックス社内のキャリアもあり、法人カードの発行依頼から1週間程度で届いたそうです。

アメックスの法人カード審査に落ちる=まだ信用がない

残念ながら今のアメックスはカードホルダーの平均年収も下がっているようです。

一時的に年収をあげた人も含め、誰でも作れるカードにアメックスもなりかけてしまった。と言えます。

これは簡単に言えば、ライバルであるVISAゴールドカードやプラチナカードの発行枚数が増えたことや、ダイナースカードのマーケティング推しが強くなり発行枚数にこだわった戦略の時期があったと推測できます。

アメックスの法人カードをどうしても作りたい場合は『ファイナンスの信用』預金・収入・所得・法人税の納付などしっかり身固めすることが先決だと言えます。

昔からのアメックスのカードホルダーが一番嫌がるインビテーション

『インビテーション』という格好の良い言葉でアメックスのカードを作りませんか?というローラー作戦を未だにやっています。

これは、昔ながらの知る人ぞ知る『アメックス』の価値を下げると評判が良くないのですが、インビテーションが自分のところに届いても、『発行できない』ということもありますので、その点は注意が必要です。

『インビテーション=ご招待』なので、インビテーションが届いた人は『審査なしに通る』と思いそうなものです。

法人アメックスの審査は『仕事用』の固定電話がプラスポイント

最近は様々なツールを使って所得を得るビジネスが増えました。

以前までは、不動産・開業医・弁護士・企業役員などわかりやすいほど事業の内容が明確でした。

しかし、最近ではフリーランスとして『何でも屋』のような職やユーチューバーなど今までになかった仕事で高額所得を得る人が増えました。

その中でフリーランスほど経費支出も多く、仕分けも大変なため法人カードがほしい・ビジネスカードが欲しいという声が多いようですが、法人カードの場合は個人と分けて固定電話の設置があるかどうかは大きなポイント差になるようです。