50代年収300万円台、未婚、持ち家なしの人生はどうなるのか
20代、30代でお金がないと騒いでも気がつけば300万円台を超え、結婚して共働きをして世帯収入500万円を超えてギリギリ生活できていた、そんなケースはよくあります。
ライフステージの変化で相続があったり保険の満期が来たりでマイホームの購入があり、その残債を消すのが理想です。
しかし、その波に完全に乗り遅れて、未婚、家無し、年収300万円台のまま50代になってしまった方はどうしたらいいのでしょうか。
50代でも買えるならローンで家を買え!
未婚でも年収が低くとも何より大切なのは自分の家を持つことです。
マイホームを持つというのは現金で買わずに、ローンであったとしても大人としての信用、担保になります。
家がローンの審査が通らずどうしても買えない!と言う場合は親が持ち家なら名義変更して自分の持ち物にするべきです。
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なぜ50代で家を持つべきなのか
1つは1人の人間としての信用スコアです。
私たちは少なからず精査される環境で生きています。
納税額や、納税名目など税金に関しては納めることで信用がおける人間と評価されます。
クレジットカードの利用歴やファイナンス、ローンの返済歴も確実に返済能力があると判断する材料になります。
これは何も必要としないと思うかもしれませんが、いざクルマを買うにしても低い年収ではローンを使うことになります。
今は自転車だからと言って必要なくとも、急な環境変化は訪れるリスクがあります。
その時にまず低い年収でも信用がある人間なら融資はおりやすくなります。
その様な下準備は着実にしておく必要があります。
「なんで私たちに教えてくれなかった!」世間知らずな50代
明らかな情報不足というのは、平等性にかけている生活環境に原因があります。
会社や人間関係で「なんで私や私たちにおしえてくれなかったの!」と感じたことや思ったこと、言っているのを聞いたことがありませんか?
この「教えてくれなかった」が『情報不足』を招く原因になっています。
庶民が庶民を抜け出す日を他人任せに手を差し伸べてくれる人を待つというのは、無謀だと言えます。
『庶民の周り=自分に似た層』たちで周りには庶民しかいないということに気づく必要があります。
そしていち早く、庶民を抜け出すか抜け出さないかという決断をするべきだと言えます。
そもそも、会社をやめず、実績や結果も出さないで庶民を抜け出すというのが都合がいい話だと富裕層に思われてしまえば仲間入りは難しいでしょう。
50代で家を買うことで得られる経験とは
ローンで家を購入することは一般的な方法であり、年齢に関係なく経験をします。
逆にマイホームを買わないと経験することができないことも多くあります。
一人の大人として経験し、学ぶことで得られる知識と、そのプロセスを経てきたことの証明になるのがマイホームの購入です。
マイホームを購入する際、まずローンを組む際には、返済能力が非常に重要です。
50代の場合、収入や将来の収入見込み、退職後の生活費などを考慮して、返済計画を慎重に立てる必要があります。
逆に言えば50代でマイホームを手にするというのは一つの信用となるのです。
長期間のローンを組むと、完済できる年齢に限界があります。
つまり頭金を入れて購入するのか、なるべく安い物件を見つけるのか、返済能力においてはできるだけ短い期間での返済を検討することが望ましいと言えます。
低金利でローンが組めるのが今の日本です。
50代で家を買った理由が今以上に金利が下がることはないと思ったからだと言えれば、買うタイミングを見計らった学のある人物だと思われます。
マイホームを買うと今までは借家賠償だったものが火災保険やローンにおいての団体信用保険・生命保険を検討する必要がでてきます。
このような全てのことを経験しておくことで、『何もない』ところから人生のライフステージを築くことができるのです。
未婚でも子供部屋オジサン化しなければ世間は優しい
筆者の私も未婚です。
適度に年収もあり持ち家で職もあれば、結婚相手を選んでいると言われるくらいの話しかありません。
しかし、子供部屋オジサンとして実家の子供部屋を自分の本拠地にしてしまうとそれは急に具合が悪くなる話になります。
仮に実家に仕送りを10万円しているから、と言っても自炊や家事を親に任せているというマイナスな評価が先行し印象が悪くなってしまうのです。
50代の未婚問題は簡単に解決できる
ダミーの結婚指輪をする営業マン
結婚をするというのは『ステータス=家庭を持っている』という信用につながります。
少なくとも家庭を持っているということは、家族を養うだけの収入があるということです。
一方一定の年齢を超えると独身というのは、仕事に一途というイメージよりも『協調性』がないのか。
あるいは『人間性』として何か欠落しているのではないかとマイナスなイメージをつけてしまうこともあります。
そのため、自分が仮に独身であっても薬指に偽物の結婚指輪をする営業マンも中にはいます。
最近聞く、『子供部屋オジサン』の定義とは?
「子供部屋オジサン」とは、日本の俗語で、通常の生活スタイルや趣味が若者向けのものであるにもかかわらず、年齢がすでに中年以上の男性を指す表現です。
昔は『親の脛を齧る』の類義語と言えます。
親の臑を嚙るというのは本来経済的な援助や助言、、支えなどを親から受けながらも、そのサポートを頼りにしながら成長し、独自の生活を築く過程を指すことがあります。
しかし、「子供部屋オジサン」の意味合いは趣味などに収入を使い経済観念が乏しかったり、寝床や食事の世話を親に頼りっぱなしであることを意味する場合が多いです。
子供部屋オジサンはどうにか自立せよ
子供部屋オジサンになった場合、諦めずにまずは行動に移すことが大切です。
どれだけ整理ができなくとも一人暮らししていると言う自立性には敵いません。
ローンが組めずとも、仮に親から援助してもらってても、必ず50代で低年収、持ち家なしの未婚なら子供部屋オジサンを脱出しなければなりません。
50歳で自分がなぜ低年収で未婚なのかわからない人の存在
たまに相談されるのはなぜ僕は年収が低いのでしょうか。
そう質問されます。
その質問をされる方に限って、清潔と言えず髭も剃られていない場合が多いのです。
どんな悪い状況下で働いていても、清潔感があって真面目にやっていれば給料は自然と上がる様になっています。
嫌、できない、無理がやたら多い50代は危険
結婚して家もあって、肩書きも所得もあれば、あれは嫌だ、これはできない、これは無理だ、と言っても笑って困った人だと言われるくらいですが、見込んで家もなく、肩書きも所得もないと、社会性や適応性を疑われてしまいます。
【まとめ】50代年収300万円台、未婚、持ち家なしの人生はどうなるのか
50代で年収300万円台、未婚、持ち家なしの人生は一般的な経済的安定とは異なります。
多くの人が20代や30代で結婚し、共働きで家庭収入を築く一方で、50代に至ってもそのようなスタート地点に達していない場合、崖っぷちの状況です。
一般的なライフステージの変化では、相続や保険の満期、マイホームの購入などが考えられますが、これらの波に完全に乗り遅れた場合、未婚で持ち家もなく、年収が300万円台である状況に直面することもあります。
そういった状況での選択肢として、50代でもローンで家を購入するべきだと言えます。
未婚であっても、低い年収でも、自分の家を持つことは重要です。
これは自分自身の信用の観点からも意味があり、将来の融資や信用を得るための重要な一歩です。
家を持つことで得られる経験も大きなメリットとなります。
返済計画を慎重に考慮しながらローンを組むことは、大人としての信用を築く一助となります。また、低金利の今の時代においては、50代での家の購入は金利の面でも有利と言えます。
これにより、将来の状況に備えつつ、自らの信用を高めることができます。
子供部屋オジサン化を避けるためには、自立心を持ち、低い年収でも清潔感や真面目さを保つことが重要です。
一度子供部屋に入ってしまうと、それを脱出するのは容易ではありませんが、行動に移すことで自分の未来を切り開くことができます。
たとえ持ち家がなくても、50代での新しいスタートを切ることで、人生の新たな段階を築くことができるでしょう。