無料の売買シグナルアプリがオススメすぎる理由

無料の売買シグナルアプリがオススメすぎる理由

無料の売買シグナルアプリがオススメすぎる理由

始めたばかりで全くわからないと言う方から、ファンダメンタルズに意識が偏りすぎてテクニカルが平等にジャッジできないという方。

完全にスランプに陥った方なども自分がエントリーする感覚的な部分は合っているのかを改めて確認したい場合もあると思います。

自動売買ツールやシステムトレードの中で、『売買シグナル』だけが知りたいという方が多いです。

今回は売買シグナルのみを無料で試しにスマホで使えるアプリからブラウザでも使えるものまで紹介していきます。

売買シグナルアプリとは?

売買シグナルアプリとは、アプリで買いどき・売りどきを示してくれる予測機能を搭載したアプリのことです。

売買シグナルは、テクニカル指標を用いて分析しており、基本的にはファンダメンタルズは含まれないシグナルと言えます。

過去のチャートから同じような相場の流れを探し、エントリーポイント・売買のタイミングなどを知らせるものです。

実際、売買シグナルはどうやって計算されるのか

逆にテクニカル分析や過去の相場をシグナル化させるには、どれくらいの状態が買いと判断させるようにシステムが作られているのか。という点も気になるはずです。

移動平均線とRSI(相対力指数)を組み入れた売買シグナルなどであれば、RSIの判定基準値を設定すれば上昇トレンド向けの買いシグナルとなります。

*RSIとはオシレーター系のテクニカル指標で相場の相対的な強弱(又は売られすぎ・買われすぎ)を表す指標

移動平均線とRSIを組み入れた逆張りの売買シグナルの例

買い条件
・ 終値が移動平均線 (SMA, 42日) を上抜け≒移動平均線 – 株価と移動平均線のクロス
・ RSI (14日) が 60 より上
・ RSI (14日) が 65 より下

買い条件
・ 終値が移動平均線 (SMA, 42日) より上≒移動平均線 – 株価と移動平均線のクロス
・ RSI (14日) が 65を上抜け

売り条件
・終値が移動平均線 (SMA, 42日) を下抜け≒移動平均線 – 株価と移動平均線のクロス

売り条件(2)
・ RSI (14日)が40を下抜け

売買シグナルアプリの活用方法

売買シグナルアプリは売りでも買いでもシグナル化されます。

通貨ペアは提供している売買シグナルアプリごとに異なり、USD/JPYやEUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYが多い傾向にあります。

勝率等を任意設定するタイプの売買シグナルアプリであれば、自分の現在の勝率の10%プラスくらいを目処に設定してみると使い勝手を掴みやすいです。

勝率を高く設定すればするほどシグナルが出る機会は減ることも考慮しておきましょう。*多くのトレーダーは70%〜80%で設定している傾向

【危険】売買シグナルの勝率へのこだわり

売買シグナルを用いたFXトレードは勝率を引き上げ、テクニカル分析上一定のエビデンスに基づくことができます。

しかし、売買シグナルの勝率と自分自身の運用の『勝ち率』が仮に同じになったとしても稼げないことがあります。

例えば、勝率が90%にも関わらず利益が出ていないトレーダーと勝率が60%にも関わらず利益が大きく出ている場合もあります。

この現象は、リスクリワードレシオについての理解が低く、勝率ばかりにこだわった場合に起こりやすくなります。

売買シグナルとリスクリワードレシオの関係性

前述の例をもっとはっきり言えば、勝率が10%でも損失の倍の利益が出ていれば勝率は10%でも90%に勝る利益を出せ、稼げることになります。

この点についてはリスクリワードレシオ(平均利益と平均損失)の理解を深めておく必要があります。

リスクリワードレシオとは簡単に言えば損益率で、ペイオフレシオとも呼ばれます。

リスクリワードレシオの計算式

リスクリワードレシオ=勝ちトレードの平均利益÷負けトレードの平均損失

  • リスクリワードレシオが高い場合、平均の利益が平均の損失よりも大きい状態
  • リスクリワードレシオが高いトレード=勝率が低くとも稼げる
  • リスクリワードレシオが低い場合、平均の損失が平均の利益よりも大きい状態
  • リスクリワードレシオが低いトレード=勝率が高ければ稼げる

筆者が利用する売買シグナルはTMサイン

TMサイン(TEXT MINING SIGN)は、AI(人工知能)によってドル/円相場が1時間後に上昇するか下落するかを予測して、買または売のシグナルを出します。

このTMサインは「みんなのFX」で配信している為替ニュースとレートをもとに、テキストデータから有益な情報を取り出す自然言語解析(テキストマイニング)の技術を使っていて、機械学習により将来におけるドル/円相場の方向を予測しています。

みんなのFXの『TMサイン』は即日利用可能!

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筆者の『TMサイン』の便利な使い方

  • 「みんなのシストレ」と「テキストマイニングAI」を同時に利用する
  • 「テキストマイニングAI」のみで売買のシグナルツールとして利用する

「みんなのシストレ」と「テキストマイニングAI(TMサイン)」を切り離して使えるという点が非常に活用する際便利になります。

初心者の売買シグナルアプリの注意点

合成通貨ペアは始めたばかりの方には特性が掴みにくいので、ドル円(USD/JPY)で売買シグナルを試してみることをオススメします。

特に始めたばかりの初心者はポジションを必要以上に持ちすぎる傾向があるため両建てはせずに、買いのみに集中するなどルールを決めておくと勝率は上がり、損失が大きくなりにくくまります。

他にも初心者の方は運用期間を超短期〜短期にするよりも長期でシグナルを受け取る方が、エントリー後の売逃しをしにくくなります。

初心者のための合成通貨ペアとは?

為替市場は国際通貨である米ドルの値段で通貨ペアの値段は決まっています。

そのため円で直接ユーロを買うことはできません。「EUR/JPY(ユーロ円)」を実際エントリーする際、円でユーロを買うことになりますがユーロを買うまでに一度米ドルに替えてからユーロを購入していることになっています。

このようなEUR/JPY(ユーロ円)やGBP/JPY(ポンド円)というような通貨ペアを合成通貨ペアと呼びます。

なぜ合成通貨ペアは初心者には向かないのか

合成通貨は結果としてユーロ円は「EUR/USD(ユーロドル)』と『USD/JPY(米ドル円)』の2つのドルストレート通貨ペアから構成されるため、もしも米ドル以外の通貨が両方とも上昇した場合、ボラティリティは通常の通貨ペアより大きくなります。

これが逆のことも起こり得て、米ドル以外の通貨が両方とも下落であれば下落の値動きは通常の通貨ペアより大きくなります。

合成通貨・合成通貨ペアは値動きの幅が大きいため損失も大きくなりやすいためです。

参考外部記事:FXにおける合成通貨・合成通貨ペアの正体