給料の多い営業マンが借金してしまう理由

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給料の多い営業マンが借金してしまう理由

給料や所得、年収が低いから生活費が足らなくなる。

そんなことを借金ではイメージすると思います。

しかし、意外にも給料も社会的地位も高い営業マンがなぜか借金に追われているケースが多くあります。

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給料の多い営業マン=支出が多く借金してしまう

給料の多い営業マンはお金に対して『安心感』があります。

俺は大丈夫・僕は大丈夫・私は大丈夫・・・と。

そのため営業マンは比較的売れている方がお金に鈍感でアンテナを張っていない傾向があります。

例えば、食事の席でも『奢り合う』飯ジャンケンなど1食にかかる食費が異常に高くなるケースがあります。

特に売れている営業マンはどうしても後輩や部下の分を支払うため、支出が多くなってしまいやすいです。

そしてそんな支払いは基本的にクレジットカードが多く、ここに借金になり得るきっかけがいくつもあります。

奨学金の返済は高所得でもキツイ

奨学金の返済が滞っている方も正社員など日々働いている方が約74%です。

普通に働いても返しきれない奨学金というのがあるということです。

年収300万円台でも返済義務があっても返済できない可能性のある借入金額ということは、非常に不安を感じるデータと言えます。

参考:奨学金利用者の年収

引用元:日本学生支援機構(奨学金の返還者に関する属性調査結果

給料の高い営業マンが『リボ払い』きっかけで借金してしまう理由

クレジットカード会社は『リボ払い』をさせたいという考えがあります。

売掛金を増やして、顧客の月々の支払額を減らす。

そして、支払額が想像よりも少ないためより多くの買い物をするというサイクルを生みやすいためです。

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体験談「リボって便利」が落とし穴

筆者の私もあるクレジットカードを作った際に『リボ払い機能をつけない』にせずクレジットカードを作成しました。

その結果私の不注意で5万円の一定額払いになっていたのです。

結果として私は月に約50万円ほどの支出があったのですが、銀行の残高が減らず余裕があると思っていました。

しかし。実際は小さなローンを組んでいるようなもので蓄積された未払い残高が半年で200万円を超えていました。

その時に、なんてことだ、とすぐに一括返済したのですが、もしこの時現金がなければ私もクレジットカードの利用額を確保するため借金をする必要があったのです。

自営業や社長より営業マンはお金にルーズ

自営業や会社経営者は、不正な支出や請求がないか普通はチェックをします。

特に従業員を雇っている場合や取引先や仕入れが多い場合、確認をします。

しかし、営業マンが家計簿をつけているのはごくわずかです。

それも年収や給料が周りより多い場合、切り詰める必要性を感じないため支払い明細に興味を示さないのです。

営業マンは年収が2000万円を超えない限り、自分で確定申告をすることもないため年金の支払いなども会社がして年末調整してくれる環境にあるため平均的なお金に対するマネジメントがされていません。

給料の高い営業マンがにとってのクレジットカード

今の営業マンはクレジットカードが止まることと、会社に連絡がいくことを避けたい。

今は現金主義が減りスマホや光熱費、保険料、家賃の引き落としなどあらゆるものがクレジットカード払いになっています。

さらには営業マンは経費の立て替えも個人のクレジットカードで行うことが多いため、クレジットカードはなくてはならないアイテムだと言えます。

そのため、クレジットカードが止まるというのは大損害であり仕事に支障が起きます。

クレジットカードを止めないために営業マンが選ぶ借金の道

営業マンがクレジットカードの請求を支払うために考えるのは、やはり借入です。

リボは利子が高いと、借金の選択肢を選びます。

しかし、ほとんどのローン会社や銀行ローンは勤務先への在籍確認があります。

もちろん、その社名で勤め先の会社はその社員が借金をしている或いしようとしていることがわかってしまいます。

そのため、営業マンは在籍確認・会社連絡なしでお金を借りれる方法を検索し調べ始めるのです。

消費者金融は営業マンの在籍確認をしない会社もある

アイフルやSMBCモビットは基本的に電話連絡をしないで契約し借入をすることができます。

更に月末に請求額が引き落とせなかった場合、なるべく早く払わなければならないため『即日融資』を求める傾向も強くあります。

地方の営業マンほど消費者金融を使うメリットを感じる

地方や田舎は歩けば知り合いがいる。

という都市部ではあまりない環境で仕事をしています。

特に営業マンは顔が広いため、煌々と輝く来店ボックスに行きにくい傾向があります。

もちろん、口座から支払いをして、生活費目的で借り入れるする際も同じです。

家族や会社の同僚にはバレたくないため、来店不要型のローンを選びたくなります。

そうすると、銀行ローンは難しくすぐにどうにかしたいし、勤務先にもバレたくないと思うと消費者金融の利用が現実的になるのです。

一度のミスは挽回できるが営業マンは更に失敗もする

消費者金融でお金を借りるというのは、人生で絶対にないということはありません。

どうしても必要なこともあるはずです。

特に今は『貸しすぎない』ように金融庁も消費者金融に通達を出しているため法定利息内で過払い金も発生しない仕組みで更に無金利という臨時救済として使える会社もあります。

しかし、一度この選択肢を選ぶと、お金が足りないとなった場合、どうしようではなく『借りよう』と借金をするボーダーラインがどんどん低くなるのです。

そんな時に、今のコロナショックや営業先でのトラブルで減給があったり、親族の不幸があるということもいつか重なります。

そんな時に営業マンは借金から完全に抜け出せなくなってしまうため、注意が必要です。