看護師の転職、『引く手数多な看護師』だからこそ注意するべきこと

看護師の転職、引く手数多だからこそハマる落とし穴

日常の業務がハードな看護師にとって、OLや専業主婦の人が羨ましくなることがあります。

転職を考えてもなかなか求人を探すこともできないまま、『とりあえず登録だけ』することが多いのが看護師のよくあるパターンです。

しかし、看護師専門の求人サイトや転職サイトに登録をすれば、看護師を求める病院や施設が大量にあるので、スカウトなどの連絡が100件きます。

只でさえ忙しい日々に全ての話を聞いている時間はありません。

今日は、そんな転職したいけどできない看護師が『転職の落とし穴』にはまらないようにするためのポイントをお話しします。

手元にある、

「デスクの横に積んである研修会の資料の裏紙を使って、次のステップで書き出してみましょう!」



看護師である自分が今の職場の何が嫌なのかを明確にする

・時間外労働があること

 

・看護師同士の人間関係

 

・業務内容

 

・年収・昇格  など

今の職場の何が嫌だから転職をしたいのかを明確にしてランキング形式で書き出すと、次の職場に求めるものが見えてきます。

看護師として次に働きたい希望条件を書き出す

・勤務時間や休日、夜勤の有無など

(出勤時間も勤務の何分前に他の看護師が出勤しているのかも聞いておくと良いです。)

 

・給与面(残業手当や交通費、ボーナスなど)

 

・勤務地(子供の保育園や自分の生活圏内で負担がない範囲)

 

・看護師として自分がどこまでできる能力があるのか

 

・看護師以外の業務、医療事務や掃除などをする気があるか

 

・希望する診療科や興味がある診療科

希望条件を書き出すポイントは、最低条件とわがまま条件に部類することです。

自分と向き合う時間もないので、気持ちを整理することもできます。



『今の職場どうなれば続けていけるのか』再度検討し相談する

看護師の転職にはリスクもあります。

転職すると勤務年数もゼロからになり、給与面や有休日数などが減ると思っておいた方が良いでしょう。

ここまで書き出したところで、再度今の職場がどのようになれば働き続けられるのかを検討しましょう。

そしてそれを看護師長や主任への相談すると良い答えが出る可能性もあります。

期待される答えは、給与面のアップや勤務時間、転職先の紹介や推薦などです。

看護師という仕事で楽そうな職場には裏がある可能性もある

忙しすぎて自分の時間を持てなかったERなどで働いている看護師は、とにかく時間が固定されていてある程度の収入が見込めるクリニックなどを希望します。

しかし、そんな楽な仕事には裏があるものです。

クリニックなどの施設では看護師としての仕事はもちろんですが、クリニック内の掃除や会計など医療事務の仕事も兼用しなければならないことが多くあります。

総合病院などで活躍していた看護師の中にはやりがいを感じないとすぐ辞めてしまいます。

プライドが傷つけられるようなこともあるため、業務内容については細かなところまで確認をするべきです。

自分の看護師としてステップアップのために飛びこんだ転職先で、働き詰になり看護師自体を辞めてしまうケースもよく耳にします。

全く新しい環境に慣れるには体力も精神力も今以上にかかってくるでしょう。

ステップアップのための転職はハード業務な看護師にとってかなりの覚悟が必要だと言えます。



『将来なりたい看護師の理想』がその職場でなれるのかを考える

将来その施設でキャリアを積んで総師長を目指したい。

 

将来は家庭と仕事を両立しながら看護師として平穏に働きたい。

 

助産師や専門看護師の道を目指し、探求していきたい。

など、看護師人生をどんな風に送りたいのかを考え、そのためにはどんな職場が自分に合っているのかを考える必要があります。

クリニックや介護事業所など看護師人数の少ない職場では拘束時間や給与は調整できます。

しかし人間関係はその分複雑なこともあります。

総合病院ではたくさんの看護師が働いているので人間関係はあっさりとしたところも多く、困ったことがあれば誰かにすぐ相談できる環境にあります。

しかし、給与面や時間外労働は覚悟しなくてはなりません。

看護師の転職はたくさんの求人があり選び放題な分、その中から自分に合った職場を見つけるのは大変です。

このステップを踏むことで失敗のない職場選びをしましょう。

そして転職先はたくさんあるという気持ちに余裕を持って、今の職場で働き続けることも看護師としての地位に自信が持てると思います。