- 1. 『救急車』『119』の判断、できる営業マンは知っている
- 2. 国家資格を持っている接骨院
- 3. 蚊も蜂もネタにするトーク術。
- 3.1. 虫による皮膚疾患の発症は5つ
- 3.2. 真夏より春秋の方が被害が多い『蚊』
- 3.3. 蚊が腕に止まっていたら叩かない方が良い?
- 3.4. 蚊に刺された時に言えるちょっとした雑学
- 3.5. 蚊の学習能力は凄い
- 3.6. 刺されないための予防
- 3.7. 蚊は汗の臭いで寄ってくる
- 3.8. 産卵後の蚊は網戸を潜り抜ける!
- 3.9. 秋は蜂の被害もピーク
- 3.10. ハチの好き嫌い
- 3.11. 『蜂のマーキング!?』とにかく逃げる
- 3.12. 蜂を警戒するべきこの時期の場所
- 3.13. 蚊やハチなどの虫の被害にあった時の対処法
- 3.14. 絶対にやってはいけない間違った応急処置法
- 3.15. 蚊に刺された時にするべき事
- 3.16. ミツバチに刺された時の応急処置
『救急車』『119』の判断、できる営業マンは知っている
救急外来受診か外来受診か悩んだ時の判断基準
営業マンは平日の日中に病院を受診することが難しいと思います。
体調の『悪い』変化を感じながらも、取引先とのアポや会議などで我慢していませんか。
そして我慢ができなくなったは、夜中であったり土日であることが多いと思います。
要するに診察時間外であることが多くあると思います。
そんな日頃、自分の体を酷使して働いている営業マンに、『今すぐ受診するべき』か『診療時間内に受診』の判断材料として書こうと思います。
できる営業マンは『すぐに119番する』症状、救急車を呼ぶべき症状
・意識が朦朧とし、ほぼわからない状態
・呼吸が苦しく、顔が青くなっている
→酸素レベルが低下しているため酸素マスクが必要です。
疑われる病気(アナフィラキシーショックなど)
・急に呂律が回らなくなった、左右どちらかの手足が動きにくい
→脳血管が破裂している可能性があり、早期に治療や手術を受ける必要があります。
(脳動脈瘤破裂・脳梗塞など)
・突然の激しい頭痛、腹痛、胸痛
→脳や心臓、腸に異常が出ています。
(脳血管疾患・心疾患・腸捻転など)
・高所からの転落や交通事故
→外傷は見ればわかりますが、内臓や脳にも異常が出ている可能性があります。
(骨折・頭部外傷など)
・けいれんが続く
→5分以上の痙攣や複数回起きた場合、脳に酸素がいかない時間が増えます
(脳卒中など)
・大量出血している
→緊急に輸血が必要と思われるほどの出血がある場合
できる営業マンもわからない『すぐに119番するべきか迷う症状』
『救急外来行く?行かない?』判断参考基準
発熱
『39度を超える高熱』に加え『腹痛や呼吸困難など』他に耐え難い症状が出ている場合には受診することをお勧めします。
症状が発熱のみの場合には自宅で安静にしている方が良いでしょう。
体力温存と病院で他の病気に感染しないためです。
https://1ryu-school.com/?p=3731
頭痛
『急な激しい頭痛』に加え、『嘔吐や発熱など』は脳血管疾患や重大な感染症が疑われるため受診することをお勧めします。
症状が頭痛と軽い吐き気くらいの場合は自宅観察で様子を見ましょう。
夜間は検査技師がいないこともあるため、詳しい検査や専門医師の診断は後日となることが多くあるからです。
吐血や血便血尿
『大量の吐血や血便血尿』に加え、『腹痛や意識の乱れ』がある場合には受診するべきです。
少量の『吐血や血便・血尿』の場合には緊急性はありませんが後日受診しましょう。
胃痛
『胃痛』に加えて『発熱や頭痛、お腹の張り』がある場合には受診しましょう。
胃痛や吐き気くらいの場合は自宅安静で十分です。
ただし繰り返しの嘔吐により、意識が薄れたり脱水症状が現れる場合には受診しましょう。
判断に迷った時には
https://www.fdma.go.jp/relocation/neuter/topics/filedList9_6/kyukyu_app/kyukyu_app_web/index.html
今の症状やをクリックしていくだけで、救急車を呼ぶべきか、救急外来に行くべきかの判断をしてくれます。
ブックマークしておくと、いざという時使えると思います。➡︎薬局の待ち時間で、他の病気をもらいたくないなら読む記事はこちら
時間外に担当する医師は、救急のスペシャリスト
救急外来の医師は、本当に重篤な病気の緊急治療の専門家です。
逆に言えば、ただの風邪症状や腹痛、耳鼻系は専門外なことも多く、症状の緩和を目的とした投薬になるでしょう。
その症状から喘息や他の病気を心配しての受診であれば、診療時間内に受診することをオススメします。
他の病気に感染する危険あり
特に冬場インフルエンザが流行る時期には、夜間救急外来の待合はゴホゴホ咳をし毛布にくるまった患者であふれています。
そんな中に他の病気の疑いで行ってしまうと、免疫力が低下していることもあり、感染リスクが非常に高いと言えます。➡︎薬局でも感染リスクを回避できる記事はこちら
診察時間外に受診する場合追加料金がかかる
時間外診療は通常の診察代や検査代、薬代に追加料金がかかります。
土日祝日や深夜、早朝なども料金が加算されるので注意が必要です。
『時間外加算』
初診:850円 再診:650円 調剤薬局も同額
『休日加算』
初診:2500円 再診:1900円 調剤薬局は基本料の1.4倍
『深夜加算』22時~6時
初診:4800円 再診4200円 調剤薬局は基本料の2倍
全て3割負担の場合の料金目安です。
この他に大型病院では初診時に5000円から1万円ほどの特別初診料がかかることもあります。
国家資格を持っている接骨院
接骨院は国家資格の『柔道整復師』という資格を持った施術師のみが施術することが許されています。
国家資格を持っているという点から安心して施術を受けることができます。
また、骨折・脱臼・打撲・挫傷・捻挫などの症状に対しての施術ができるため、保険の適用を受けながら痛みに対して処置・対応ができるという点もメリットだと言えます。
接骨院と整骨院に違いはない?
実は接骨院と整骨院の違いはありません。
法令上は「整骨院」という名称を使用するのは違法です。
しかし古くから使われてきた名称であり、名称以外は法律に準じているなどという理由から、行政上の判断において許可されている地域も多くあります。
法律上使用出来る名称は『接骨院』『柔道整復院』『ほねつぎ』の3つです。
接骨院と整体院は施術目的が違う
整体院は疲れを癒すなどの「リラクゼーション」が目的です。
接骨院・整骨院とは異なり民間サービスなので資格等は必要ありません。
整体院はもちろん保険適応外です。
リラクゼーション目的のため基本的に痛みを取るための施術ではありません。
整体とはオイルトリートメントやカイロプラクティックなどさまざまな手技療法を指して使われることが多いと言えます。
ちなみに『整体』とは主に手技を用いた民間療法、代替医療を指します。
自分の今の痛みはどこに行けば治るのか
どこを訪ねていけばいいのかわからなくなりそうなので簡潔にお話を追加してみます。
整骨院
脱臼・骨折・捻挫・打撲・挫傷の施術のエキスパートである柔道整復師ですが医療免許があるわけではないので『骨折や脱臼を治す』ということはできません。
*医師の許可があれば応急処置を行うことは可能です。
柔道整復師が行う『RICE処置』とは
RICE(ライス)とは、
安静(Rest)
冷やす(Ice)
圧迫(Compression)
挙上(Elevation)
の4つ頭文字からなる処置を意味しています。
患部の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的に患肢や患部を安静(Rest)にし、氷で冷却(Icing)し、弾性包帯やテーピングで圧迫(Compression)し、患肢を挙上すること(Elevation)がRICE処置の基本です。
炎症が引いてからは温熱処置や手技、電気治療、運動療法を行います。
『痛みを取るための目的』では接骨院が最適です。
しかし整骨院は、肩こりや腰痛が日常的に起こる『慢性的な痛み』の場合、保険適用ができないことも注意しましょう。
整骨院で健康保険が適用される症状
『骨折や脱臼、不全骨折』
『急性の打撲や捻挫、肉離れなどの挫傷』
『負傷原因が分かっている急性のぎっくり腰や筋ちがい』
日常生活における肩こり腰痛、過去の事故などによる後遺症に関して、保険は利用できません。
『ぎっくり腰』などの急性の症状は保険が適用があります。
整体院とは異なり、ケガに対する知識を豊富に持った国家資格の柔道整復師だからこそ、ぎっくり腰などで痛めた部分を素早く治療できます。
整体院
整体院では主に関節の運動マッサージの手技で施術を行います。
オイルトリートメント
アロマ
矯正ストレッチ
リラクゼーション器具
などのプランもある整体院も多くありさまざまなリラックス効果が期待できます。
またほかにも脊髄や骨盤をはじめとする関節に対する施術や関節のゆがみを矯正し、身体のバランスを整えるカイロプラクティックもあります。
『ストレスを解消し、癒されたい』という目的には整体院が良いと言えます。
蚊も蜂もネタにするトーク術。
虫による皮膚疾患の発症は5つ
虫による皮膚疾患の発症は、
『刺咬』『吸血』『接触』『寄生』『媒介』の5つがあります。
『刺咬』とは
自らを守るための攻撃として人の皮膚を刺したり咬んだりする事(ハチや蟻など)
『吸血』とは
栄養源として皮膚から血を吸う事(蚊やブヨ、アブなど)
『接触』とは
虫の持つ有毒成分と皮膚が接触して発疹がです事(ケムシなど)
『寄生』とは
身体の表面や体内に寄生し宿とする事(回虫やニキビダニなど)
『媒介』とは
他の物体からウイルスや細菌、虫などを運んでくる(媒介する)事(蚊やダニ、シラミなど)
真夏より春秋の方が被害が多い『蚊』
蚊が腕に止まっていたら叩かない方が良い?
腕に蚊が止まっているとついつい叩いてしまいます。
しかしこれ間違った対処方法なのをご存知ですか?
蚊に刺された時に言えるちょっとした雑学
蚊が血を吸うときにはまず蚊の唾液を体内に流し込まれます。
この唾液がかゆみにアレルギー反応を起こしてかゆみとなります。
しかし唾液は本来血と一緒にその唾液も蚊の体内に戻します。
吸っている途中に叩いたり動いたりすることにより最後まで吸いきれなかった唾液がかゆみとなります。
このことから蚊に吸われているのに気が付いたら非常に難しいですが、最後まで吸わせてから叩きましょう。
蚊の学習能力は凄い
蚊は身に危険を感じた記憶と危害を加えた相手を覚えています。
蚊は死にそうになった経験とその人の匂いを結びつけて覚えています。
そして、危害を加えてきた人を避けられるようになるという研究結果が発表されました
→叩き損ね、外してしまっても近寄ってくる可能性が少ないということです。
刺されないための予防
蚊は汗の臭いで寄ってくる
特にくるぶしから足裏の臭いが好みのようで、その部分をこまめに洗うことが虫除けに一番効く方法です。
産卵後の蚊は網戸を潜り抜ける!
産卵後の蚊は網戸を潜り抜けられます。
そのため、外からの侵入を防ぐために、網戸に虫除けの製品をつけておくと夜寝ている時にも効果があるでしょう。
秋は蜂の被害もピーク
ハチによる被害は刺し口の腫れや痛み以外に危険な症状として『アナフィラキシーショック』があります。
多くの場合ハチは毒袋を刺し口に残していきます。
ハチに刺されたことによる『アナフィラキシーショック』とは
刺されてから数分程度のうちに、呼吸困難や血圧低下などの症状が起きるものです。
重症の場合、死亡することもあります。
ハチの好き嫌い
よく黒色はハチが嫌いな色だから攻撃してくると言われますが、これは嫌いな色だからではありません。
ハチにとって黒色は『一番初めに攻撃する的』になるのです。
ハチ対策でいうと、黄色や明るいオレンジ色が有効的だと言えます。
身につけているものでできるだけ明るい色のもので頭や黒い部分を隠してください。
個人的には、花と錯覚して寄ってきそうな気がしますが、そうではありません。
『蜂のマーキング!?』とにかく逃げる
ハチはただ刺しに来ているのではなく毒液を吹きかけてマーキングします。
ハチの毒液には多くの化学物質が含んでおり、それをマーキングして『的』の目印にします。
蜂を警戒するべきこの時期の場所
ゴミ箱の周辺に蜂はよくいます。そして蜂は食べ物の匂いを好みます。
飲食店の排気口や自販機横のゴミ箱、バーベキュー場などは特にこの時期よくいるので注意してください。
蚊やハチなどの虫の被害にあった時の対処法
絶対にやってはいけない間違った応急処置法
口で毒を吸い出す。
→まず口で毒を全て吸い出すことは不可能です。そしてその口に入った毒でさらに全身に廻る危険度が増します。
傷口に尿をかける。
→尿は身体にとって必要のないものを排泄しています。アンモニアの有効性も証明されていないので、その他の感染につながります。
爪でバツをつける
→全く意味ありません。逆に蚊が刺した後の傷口から爪の細菌が感染してしまうこともあります。
蚊に刺された時にするべき事
すぐにかゆみが出る即時型反応の場合メントールの配合された
市販薬を使うか患部を冷やすことも効果的です。
翌日以降にだんだん痒くなる虫刺されにはステロイドが効きます。
ミツバチに刺された時の応急処置
クレジットカードなど切れにくいもので患部を優しくこすって
体内に残った毒針を取り除きましょう。
ピンセットなどは毒袋に穴をあけたり押しつぶしたりして、症状を悪化させる可能性があるため避けた方がよいと言えます。