今まで多くのお金持ちに習慣をお話してきた中で、やはりお金持ちは日焼けを年中している人が多いのに気づきます。
見た目9割ならばと日焼けにトライするビジネスマンや営業マンも多いですが、中には赤くなってしまい恥ずかしい思いをしたり、湿疹になってしまうこともあります。
今回はカッコいい日焼けスタイルではなく、日焼けのリスクヘッジについてお話していこうと思います。
なぜ日焼けで赤くなってしまうのか
赤みが異常に出る日焼けは『sun burn 火傷(ヤケド)』による炎症です。
日焼けをしても肌が赤くなり皮がむけまた白い肌に戻る人と、過剰な日焼けでなければそのまま肌に吸収され肌の色が濃くなる人がいます。
この吸収の違いはメラニン色素の合成能力にあります。
メラニン色素の合成能力の低い人は日焼けによる炎症が起きやすく湿疹が出ることも多いと言えます。
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日焼けによる湿疹はアレルギー反応!?
日焼けによる湿疹は『光線過敏症』という症状の可能性があります。
光線過敏症は、普通の方では何でもないような日焼けで『異常な皮膚症状』が現れます。
光線過敏症には日光に当たらなければ発症することがないことが多く治療も可能です。
紫外線を浴びた皮膚に発症するアレルゲン(実体は不明)に対する湿疹反応が多くの原因です。
一般的によく日光(紫外線)アレルギーと呼ばれることもあります。
しかし紫外線そのものにアレルギー反応を起こすことはありえません。
紫外線により皮膚内に『アレルゲン』ができ、それにアレルギー反応を起こしているのです。
光線過敏症の中では最も多い病気『多形日光疹』
時期は日本では紫外線の多い4~7月にかけて発症することが多くあります。
腕や足に赤みを帯びたブツブツができ、痒みがあることが特徴です。
10代から30代の女性に発症することが多い傾向にあります。
2~3日で自然治癒することがほとんどですが、ひどく痒みがある場合にはステロイドの軟膏を塗れば比較的早く治ります。
多形日光症に続いて男女問わず発症確率が高い『日光蕁麻疹』
日光に当たった部位が痒く赤くなり、ひどい場合はみみず腫れのような状態になることが特徴です。
初期の段階では日陰や屋内で1時間ほど休むと自然に消えていくことが特徴です。
予防法は朝と昼に抗ヒスタミン薬を飲むと比較的症状は軽減しますが、強い日光に当たれば出てしまいます。
最近では大量のUVAを当てて肌を紫外線に慣れさせ、アレルゲンが出ないようにする方法が開発されています。
別の病気で服用している薬との因果関係により発症する『薬剤性光線過敏症』
内服薬、外用薬を使う機会が増えてくる40代~の発症率が高い症状です。
薬の中には光線過敏症を生じさせるものがあります。
最近ではチアジド系の降圧利尿薬が配合された降圧剤による光線過敏型薬疹の患者が多くいます。
服用を始めてから顔や首、胸のデコルテ部分、手の甲などが日焼けしやすくなることが特徴です。
湿布薬にも注意が必要です。日光が当たる部分に湿布薬を貼ることはよくありません。
『薬剤性光線過敏症』のような症状が出た時には、早めの受診をお勧めします。
紫外線には、体内で骨や歯の形成に必要なビタミンDを生成する作用があるため、適度な日光浴は健康にも効果的です。
セロトニン浴とも言われますが、富裕層ほど健康志向が高いこともここで強く感じます
しかし過度の日焼けは、シミやシワなどの老化現象を引き起こしたり、皮膚ガンの原因にもなるため注意が必要です。
結論、日焼けしている『できる男』になるなら赤み・湿疹対策も必須
お金持ちが綺麗に日焼けをしているのは、普段からスキンケアをしており、肌の調子がいい状態で少しずつ太陽を浴びているからです。
そのため、いきなり「夏だから、海に行った」などという単発の日焼けでは綺麗に肌を小麦色にすることは難しいと言えます。
しかし、エグゼクティブになるまで多忙な毎日を過ごしていると思いますが、少しのウォーキングや朝に歯を磨いたりコーヒーを一口飲むのにバルコニーになるなどこまめな太陽とのご挨拶が一番お金持ちがやっていることに近いのでオススメしたいと思います。
富裕層ほど外に出ずとも、日が差し込む大きな窓辺で本を読んだり音楽を聴いたりしています。
それに近い日焼けに仕方です。
さらに、少し時間があればウォーキングなどを取り入れていけば肩こりや気分転換にもなりメンタルコンディションを整えることもできるのでオススメです。