手書き名刺は失礼なのか?ビジネスマナーと名刺交換

手書き名刺は失礼なのか?ビジネスマナーと名刺交換

手書き名刺を渡すというのはビジネスマンとして、営業マンとしてほぼ99%が『できない』認定に合格するレベルの致命的なことです。

しかし、滝枝芳郎の手書き名刺は少し違います。

そして、名刺1枚の価値を最大限に活かすテクニックを伝授しようと思います。

今日で『手書き名刺が失礼』という

常識を変えたいと思います。

最後には、ビジネスマナーと新の名刺交換術をお伝えします。

社長・経営者の名刺事情

会社の経営者や実業家は名刺という名刺をあまり持ち歩いていません。

悪用されるだけの価値がある名刺

会社の経営者や実業家・政治家の名刺を使って信用を買おうとする人間は意外と多いものです。

自分の名前を売るために有名人や著名人の名刺を武器にする荒技を使う人や高級クラブなどで名刺を出して親友だと言って値引きさせたり、良い席に案内させる『悪用』もあります。

できる営業マンの手書き名刺の力

この記事を読んでいる方は、おそらく『手書きの名刺』と言えば名刺が足りない、持ち合わせがなくなった場合を考えているかもしれません。

そんな方はもう少しだけお付き合いください。

できる営業マンの手書き名刺とは?

上質な和紙でできた厚めの紙や、金箔を織り交ぜた紙に小筆で書く名刺です。

1枚1枚丁寧に書く名刺は、大量に刷られた名刺とは次元が違います。

そんな名刺は、様々な人たちが財布や名刺入れ、最近ではスマホケースに入れてくれる『営業マンのファン』がいるようです。

できる営業マンは名刺に価値を作る

名刺がジンクスやお守りになっているという話を聞くと営業マンにとってもモチベーションが上がることだと思います。

それ以上に、「この名刺すごいでしょ」と自慢してもらうついでに自分を第三者がアピールしてくれる『価値』があるのです。

本人以外が売り込む『心理学 ウィンザー効果』

心理学で『ウィンザー効果』というものがあります。

簡単に言えば、突然出会った人と仲良くなるのと、友人や家族から紹介された人と仲良くなるのはどちらが早く親密になるか.

という統計を元に言われている心理学です。

営業マンのためのウィンザー効果

簡単手書き名刺は『価値』を優先

『万年筆』でオリジナルのインクの色で名前を書きます。

必要な情報と言えば、今時個人のスマホの番号くらいかもしれません。

今の時代に『ネット検索』で電話番号や住所などすぐにでてきます。

そもそも今のご時世同じような名刺を個人が作ることなど簡単にできてしまいますので、『在籍しているのか確認』は『名刺』の意味ではないと言えます。

『会社の価値』だけでは営業マンは生き残れない

「株式会社〇〇の**で御座います」これはビジネスマナーでよくある挨拶です。

名刺を渡したり、電話をかけたり、受けたりするときに皆が使うセリフでしょう。

しかし

『株式会社〇〇』を外して電話をかけたときに「どちらの?」と言われる営業マンは『自分』というビジネスマンの価値がないと判断しなければなりません。

名刺を配りすぎる営業マンは『できない』

名刺を配りすぎる営業マンは、自分の名前ではなく社名で話題を釣ろうとしている営業マンによくある行動パターンです。

名刺を配りすぎる営業マンは、有名企業に勤めていることが多いのも特徴です。

名刺を後に出すビジネスマンは結果が出ている

名刺の配る枚数や名刺を挨拶の前に出すビジネスマンは、名刺に頼らずとも『充実した時間』を作るスキルと『プレゼンテーション』するスキルがあるビジネスマンだと言えます。

最後に名刺を出す一流の営業マン

企業に勤めていて、挨拶をして、雑談をした後に「失礼しました」と名刺を出したときに、有名企業であれば「あっ!**さんはここの会社でしたか」という話になり信用性にレバレッジをかけることができるのです。

フリーランスは名刺に価値なし

フリーランスで働いている人たちは名刺に、頼る人は滅多にいません。

なぜなら、フリーランスは噂を聞いて紹介してもらった。紹介されたという縁が人脈となることも多く『**さんのお話は伺っております』というところから話が始まるからです。

そして、名前の書いてある紙を渡すだけならば、むしろもっと力強いパフォーマンスができるという考えが一流のフリーランスの考えです。

社名より価値『自分の名前を売る』

そもそも名刺というのは、営業マンのサボりテクニックであり、型にハマった『できない営業マン』を作り出すツールだと思っていました。

なぜなら、名刺がなければ、名前も社名も覚えてもらえないなんて、営業マンとして恥だと思っていたからです。

謝りながら名刺交換はしない

日本人に多い名刺交換の挨拶

「すみません、名刺交換よろしいですか」

「すみません、頂戴します」

「すみません、〇〇と申します」

耳にしませんか?

これはもはや低姿勢や謙虚というより、「ダメだな」と相手に思わせる時間にしかならないでしょう。

できる営業マンの最強名刺『挨拶』法

懇親会や会合などに参加した場合、複数人のグループトークが常に行われていると思います。

その際、ついついタイミングを逃してしまうということもあると思います。

そんな時こそ、『印象』に残せる挨拶が『できる営業マン』はスキルとして身についています。

「〇〇〇〇(フルネーム)と申します、ご挨拶よろしいでしょうか」

「おっ!」となるはずです。

これを真似して「〇〇株式会社です。ご挨拶よろしいでしょうか」

は、最低の名刺交換というのはいうまでもありません。

名刺交換を断るビジネスマンはいない

ご挨拶よろしいでしょうか。と言われてビジネスマンが今は無理というのは余程のことでしょう。

ビジネスマンである限り、名刺交換『挨拶』は優先順位として高いことです。

それであれば、前振りが長い挨拶よりも『スッと入って、スッと消える』方がスマートな挨拶だと言えます。



厚かましい名刺交換とは?

名刺交換が厚かましいと思うならば、交換でなく『名刺のお渡し』で良いのではないでしょうか?

自分を売るのに「謝る」より堂々と挨拶した方がスマートです。

「すみません、初めまして」は挨拶としておかしいです。

顧客や取引先には個人名で挨拶できるように

『お世話になっております、**で御座います』と言えばいいのです。中小企業からすれば、有名企業の名前を一々出されて、この営業マンはどれだけお高くとまっているんだとまで思うでしょう。

現に一流ホテルや、クラブで『株式会社〇〇の**です』と名乗る一流はいません。

<今日からできる、一流思考>

 

社名ではなく、自分を売り込む。

それには、名刺に頼らず自分の口と表情と身振りで売り込むことです。

名刺珍場面とビジネスマナー

ある就職活動のイベントでゲストスピーカーをした時に、ある学生が名刺を頂けませんか?と声を掛けてきたので、名刺交換に応じると学生の名刺が手書きだったのは衝撃的な名刺交換でした。

そして何より不思議なことなのですが、お金を払って私のセミナーに来てくれている人たちの中に「名刺交換よろしいですか?」と声をかけてくる人がいるのです。

私のことはもちろん、レジュメにも書いています。

そのレジュメの情報と名刺であれば、名刺の情報は劣ります。

そんな時に声をかけるのであれば、「名刺を受け取って頂けませんか?」そう声をかけると大体の人は私と違いビジネスマナーを心得ているので「私のもお渡しします」と話が繋がっていきます。

 

手書き名刺は失礼なのか?ビジネスマナーと名刺交換

手書きの名刺が失礼かどうか、と言われると手書きである理由があれば私は良いと思います。

むしろ、名刺というのは、『自分の名前を相手の心に刺す残す』という風に私は考えています。

名刺を受け取る座布団がどうなど、私は気にしていません。

同時に渡し受け取る必要などビジネスマナーで決まっているだけで、意味は大してありません。

むしろ、自分を謙虚に見せたければ、自分から敬意をもって先に挨拶するように、渡せば相手に印象に残る名刺交換をすることができます。

ちなみに、海外でビジネスカード(名刺)はすごくフランクに上辺を指でつまむようにして渡すビジネスマンもいます。

名刺は渡し方より、『自分の前を相手の心にす残す』ことがビジネスマンの本当の名刺交換の意味だと言えるでしょう。

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