儲かる・稼げることほどしない方が良い理由

儲かる・稼げることほどしない方が良い理由

儲かる・稼げることほどしない方が良い理由

私たちはどれだけ、お金に振り回され自分の人生をお金に替えることをしてきているのか。

そもそもお金が簡単に稼げるなら、そんな自分の人生や時間を切り売る必要はないと考えてもいいはずです。

それであれば、もっと簡単にお金を稼げばいいのではないか?

そこまでゼロベースで考えたことはありますか?

私は、元々すごくお金に執着して生きた10年以上の歳月で、感じたことは『儲かる・稼げることほどしない方が良い』という結論です。

みなさんにも実は当てはまり、昨今の急激に必要とされる金融リテラシーに繋がってくると感じるため、お話を共有していこうと思います。

儲かる・稼げること=競合に勝てると思ってはいけない

ブルーオーシャン戦略という言葉が約20年前に経済で注目され、角を狙いにいくビジネスというのがトレンドになりました。=いかにライバルの少ないマーケットを探すか

例えば、ギュウギュウに中身が詰まったお饅頭があるならば、上にも中身の餡を乗せて新しいお饅頭というスイーツにしてみようというような考えです。=既存ライバルの横を狙う

お団子の上にみたらしが掛かっているのに、中にもみたらしが注入されている、これはみたらし団子の市場で言えば、『新・みたらし団子』になるわけです。

具体的にはマクドナルドがハンバーガーのパテをダブル以上に分厚くしたり、4枚にしてメニュー化したという状態。

牛丼屋が牛皿を作り、牛丼にご飯はいらないのでは?という発想も実はブルーオーシャン戦略に基づいています。=既存の牛丼チェーン店が客単価を意識するとアルコールを注文させたかった➡︎牛丼チェーン店が居酒屋の役割

しかし、これらは、元の完成された商品やメニューがあるからこそ、生まれるもので、一定のシェアが元々なければなりません。

つまり、すでに稼げている・儲かっているというモノは完全に飽和しているということです。

これを今からシェアする情報の大前提においてもらいたいと思います。

儲かる・稼げることほど原始的でお金が必要

投資や資産運用で『儲かる・稼げること』というのには2種類あります。

投資や資産運用で『儲かる・稼げること』=インサイダー情報かインサイダー情報でないもの

インサイダー情報を知り得て利益を出すのは違法ですが、インサイダー情報がありそうな企業を予想することは可能です。

例えば、半導体不足の市場でiPhoneが値上がりするというのはIT関連の投資をしていれば外部要因として誰しもが気づいています。

でも、ここで気づかないといけないのは、iPhoneが値上がりしても企業の粗利率は変わらないということです。

では半導体を作ればいいのではないか?

と考えることができるでしょうか?

半導体なんて簡単に作れないという固定概念の元にそもそもの可能性を、消しているのです。

もし、半導体が元々の機械から再利用できる仕組みができればどうなのか?

半導体を作るための銅を買えばいいのではないか?

と考えてみましょう。

私たちは実際何トンもの銅や工場を作るでしょうか。

=儲かる・稼げることというのは、私のような人間ですら知識や発想があれば予想できるのです。

私たちが『稼ぐ・儲ける』アイディアは既に失敗している場合が多い

もう私やみなさんが考えることなど何万人ものビジネスパーソンが過去に考え頓挫したことなのです。

だから、世の中に半導体が足りていないということにつながるのです。

もしも、自分が誰よりもアイディアや思考、将来性を見据えることができるならば、私の記事を読んでいることはありません。

なぜなら、既に稼げていて、儲けている側になっているためです。

逆に、今この記事を読んでいる方は、まだ人の10倍稼げていない・100倍儲けたいと思っている方なはずです。

『儲かる・稼げることほどしない方が良い』理由の背景には抗えないモノがあるから

私たちが絶対に抗えないものは何か。

絶対に勝てない存在=大手企業や財閥・富裕層のコミュニティです。

何が言いたいかというと、足りないものを補うための資金はいくらでも用意できる組織がすでにあるということです。

自分の絶対に儲かる・稼げるというビジネスが仮に世の中で大成功しても、数年以内の大手企業は事業買収か、それに類似したビジネスを開始します。

もう大手企業や財閥・金融機関・コミュニティが、儲かる・稼げたことを知った瞬間・動き始めた時点で私たちに勝ち目はありません。

つまり、最初の答えに繋がっていき、儲かる・稼げることほどしてはいけないのです。

儲からない・稼げないビジネスほど強いものはない

儲からないビジネス・稼げない投資をみなさんはやらないはずです。

企業も同じことを考えます。

つまり、競合やライバルは増えず、事業の寿命も長いのです。

儲からないビジネス・稼げない投資=競合やライバルは増えず、事業の寿命も長い

例えば、私が今書いている記事を大手企業から依頼されても書けません。

私はあくまでも小さく個人という看板で商売をしているためです。

ステークホルダーが少なければ少ないほど、強いのです。

  • 誰でも稼げることは皆がします。
  • 誰でもできないことは資本のある大手企業がします。

であれば、そもそも儲からない・稼げないビジネスは永続的に小さい利益を積み重ねることのできる資産になるのです。

儲からない・稼げないように見せる経営者になる

フェラーリやポルシェ、タワーマンションにクルーザー、自家用ジェット、ブランドの服を来て、街を歩き、会合に行けば、「何をして稼いでいるのですか?」「教えてください」系の人が山のように現れます。

これがステータスと考えることもできますが、最大のリスクとも言えます。

真似されて利益の出る商売以外は、いかに儲からない・稼げないことをしているように見せるかが重要です。

真似されるほど儲かる仕事

例えば、自社製品で圧倒的に優位性があり、フランチャイザーである場合、真似はされればされるほど市場への流通が増えるため、『真似される=利益が増える』仕組みになります。

儲かっている・稼げることはいつかバレる

儲かっていることや稼げていることというのは、なぜかバレます。

どれだけ隠し通したくてもバレます。

お金がないのにあるように見せる以上に、お金を稼いでいることを隠すのは難しい

非常に怖いですがどこかしらで、情報が漏れているのです。

それは情報漏洩を気にする前に、自分の行動を見直す必要があります。

例えば、従業員の人数や内装・外装・修理の業者などもそうです。

取引先や材料を仕入れる場合、確実に一つの仕入れ業者で大量に仕入れると、値引きや恩恵はある代わりに、情報が漏れます。

税務署が税務調査に来るのと同じで、お金には人が集まってきてしまうのです。

儲かっている・稼げることがバレる前にすること

ビットコインなどの仮想通貨・暗号資産は今でこそ、が『億り人』になったことがバレてしまった方、多く稼ぎ終わった人が発信した情報だと言えます。

現に、ビットコインバブルが起こる前にビットコインを真剣に投資した日本人はどれだけいたでしょうか?

それは機密性が高い情報=稼げる・儲かると気づいた先陣が、ひた隠しにしたからです。

その先陣と今知り得た方との差は何か『投資家としてのキャリア』『多くの資本』なのです。

投資の利益以上に、ビットコインバブルで数億・数十億を稼ぎ出したキャリアはバレても資産として残り続け、大手企業や金融機関ですら、優位に立てない事実になるのです。

つまり、

儲かっている・稼げることがバレる前にすること=消えない資産とキャリアを築くこと

儲かる・稼げる企業や会社がしないことをする

小規模事業の優位性を確実活かす

私たちと大手企業や富裕層・資産家というのは、地元の駄菓子屋とデパートのお菓子売り場のような差があります。

駄菓子を常時デパートでわざわざ販売するには、理由が必要です。

なぜなら、デパート・百貨店は莫大なランニングコストがかかるためです。

既存の『薄利多売』で大手がしないことを、『厚利少売』化させることが重要です。

つまり、客単価を意識したり、マスを狙っていく戦略を立てるのです。

小規模事業であれば実はこの発想の方が、事業の寿命が長くなります。

商店街などで、いつも何しているかわからないような雑貨屋さんが潰れない理由

これだけ家電量販店があるのに、潰れない小さい電気屋さん。

本来はここを見習う必要があるのです。

この着眼点があれば、少なくとも、儲かる・稼げる前に『持続性』を重視して事業を組み立てることができます。

【まとめ】儲かる・稼げることほどしない方が良い理由

大手企業ができないこと=儲からないこと

成功している投資家ができないこと=稼げないこと

儲けたい人ができないこと=理想と現実の距離を埋めること

稼げない人ができないこと=自分の優位性を見つけること

儲かる商売は、確実に大手が儲かるように仕組みが組み換えられます。

稼げるビジネスは、確実に頭の良い人が乗っ取ります。

少ししか稼げないビジネスをたくさん持つこと≒非効率

=大手やたくさんの資本があればしない➡︎そこがチャンス