声さえ大きくすればお金が確実に稼げるようになる理由
お金持ちの喋り方・話し方。
ゆっくり、ハキハキ聞き取りやすい言葉で話すことに気づいたことはありませんか?
逆にボソボソ話しをする、コソコソ耳打ちをするのは見ているだけでも不愉快なはずです。
皆さんはちゃんと声が出てますか?
最近、ある本で「私はその時、海に叫んだ」という言葉に自分は今叫べるのか不安になりました。
久々にカラオケに行くと、自分の声域や声量が細くなったことに気づきませんか?
私たち人間は支えられて経済活動が成立しているのに、会話が非常に苦手です。
親子ですらコミュニケーションがちゃんと取れない自体に上司と部下、顧客と営業マンのパワーバランスでハキハキ喋り、大きな声で話すには相当のトレーニングとパワー、そしてメンタルが必要です。
日本人はなぜ声が小さいのか
日本語という言語が声量を必要としないのか、など色々考えられますが、
日本の風習、習慣として大きな声で話をする機会というのは意外とありません。
例えば、戸建に住んだことしかない人とマンションにしか住んだことがない人だと、話をする声量が異なります。
何が言いたいかといえば、
気づかぬうちに声量を抑える習慣ができ、いつのまにか小さい声に自分の平均ボリュームを調整してしまっているのです。
戸建なら、夜でもある程度窓を開けてテレビを観ていても迷惑になりませんが、マンション、特にアパートなら夜のテレビの音、足音にまで気をつけている方は大勢います。
では、この小さい声がどれだけ私たちの生活に影響を与えているか。
声の大きさは動物的判断を下しやすい
日本人自体が声が小さく、自信がなく活力がないように見えるだけでライバルは安心します。
営業マンがボソボソ喋るのを、注意して聞き取ろうとしている自分になぜ買う側が必死に耳を澄ませているのか、と不思議に思うこともあるはずです。
政治家も聞き取りやすく声量がある人は残念ながら少なく、結果として国民は「正直不安、やばいかも?」と思った経験があるはずです。
子供には大きな声で発表しましょうという割に、いざ大人はマイクに任せっきりで活力のない声でプレゼンテーションをしています。
声さえ大きくすれば人が集まる
ビジネスの場での声の大きさだけでなく、プライベートでも声は常に大きめで話す
この意識は持つべきで、私自身おすすめしています。
海外の方と話をしても圧倒的に日本人は声が小さいと評価されています。
外国のビジネスパーソンは比較的、日本に興味を示し文化や習慣も身をもって感じたいと言ってくれることが多くあります。
そこで驚くのが、日本料理や割烹へ行くと、声をひそめて口を手で押さえて話をするのです。
「日本人は良いアイディアやポテンシャルをもっているのに、口を隠すのか」と相手はコソコソと聞いてくるのです。
それくらい日本人の声の大きさには、『謎』を感じていることを私たちも気づく必要があります。
ちなみに、
『日本以外のアジア圏では逆に声が大きい』という点で言えば、競合のプレゼンが中国や韓国だったら『勢いや自信』に負けてしまうのは言うまでもありません。
『声が大きい』だけでお金のチャンスは増える
生きる自信=経済力にも影響する
投資や資産運用に声の大きさは関係ない、
金融リテラシーの根本には交わらないのでは?
と思った方はもう少し視野を拡げてみてください。
私たちは正しい情報、偏った知識に流されぬように生きて行かなければなりません。
つまり、ちゃんとした声量で話せるアドバイザーの声を聞くことが重要です。
証券会社やファイナンシャルプランナー、銀行員、すべてに言えるのは声が大きくちゃんと聞き取れる言葉で話せる人を信じるという一つのフィルターを作ることができます。
新人営業マンは挨拶は元気があるのに、プレゼンになった瞬間声が小さくなることが多くあります。
それはプレゼンの内容に自信がないからです。
もう少し広い言葉を使えば、プレゼン内容を全て理解できていないということです。
政治家のように、この質問は解答を控えさせて頂きます、とは都合よく言えない立場だからです。
声は緊張すれば声帯の動きも横隔膜も動きにくくなり、声は擦れ、震えていきます。
歌手が発声練習するのは、緊張をほぐす効果もあるためです。
声の大きさ・声量はまず重要だという意識づけを始める
フリーランスが増えたとしても会社員、サラリーが多いはずです。
あえて言うならば、『今日から、今から呼ばれた時の返事は大きくする』ところから始めていくだけで周りが低いのであっという間に差がつきます。
リモート会議はますます声の大切さに拍車
リモート会議やオンライン商談という機会が増えた企業や職種も多いと思います。
その中で、マスクをしていてただでさえ表情が読み取りにくい中で、声は非常に重要です。
お金持ち自体がそもそも、目を瞑って話を聞く習慣があるのは、視覚以外の情報に神経を集中させ、違和感を五感で感じようとする心理的行動とも言えます。
つまり、元々お金持ちやビジネスマンは自分自身の声にも注意をしていることは間違いありません。
大きな声で、嘘をつける人は少ない
あのヒトラーは『嘘を大声で、充分に時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる。』という格言を遺しています。
嘘を吐くのは悪だとする中で、私たちは1日何回の嘘をついているでしょうか?
「元気?」と聞かれて「いやぁ〜元気ではありません」
「これ、頼める?」と聞かれて「嫌!」とは言えないでしょう。
つまり、これら全ての嘘を冷静に考えると、嘘を吐く時に人は声が小さくなるというのも見抜くことができます。
それくらいはなんとなく、吃ることでバレるならば気持ちよく騙すテクニックを持ち合わせることも重要だと言えるのです。
大きな声は自分を騙すこともできる
『メラビアンの法則』で言えば、言語を声で聴くだけで聴き手へのインプット量が変わってきます。
私たちも、実はそれに気づいていてビジネスシーンで「これは大切だから電話で話するよ」と言われた経験はありませんか?
逆に、自分が相手に大切なことを伝える際、「大切な相談だから会って、話せない?」と言った経験がありませんか?
これは『言語情報+視覚情報』に視覚を合わせることで情報をより意図的に伝えやすくしようとする行動現象です。
そのため、営業マンが電話だけで契約や関係構築ができるのは非常に長けたコミュニケーション能力を持っていることになります。
「会えば、契約は取りやすくなる」というのも理に適っていると言えるのです。
当たり前が当たり前にできない社会に勝ちどころがある
私は大袈裟に声を大きくすれば、お金持ちになれるように書き続けていますが、 よくよく考えれば誰しもが知っていることで、本来ならばするべきだと知っていることなのです。
しかし、あらためて「忘れていた」と気付けるかが重要なのです。
どれだけ素晴らしい提案をボソボソとされるよりも、聞き取りやすい大きな声でシンプルだがわかりやすい提案をされる方が印象が良いのです。
体育会系の営業マンが売れる理由というのは、体力がありメンタルが強いということも一理あるとは思いますが、体育会系の営業マンは総じて声出しの練習をしてきた時間が長いことも挙げられます。
資産家は声が大きいのか
代々のお金持ちや資産家は逆に、声があまり大きくありません。
しかし、しっかり聞き込ませるだけの抑揚と環境を作ります。
人をまとめるトップの中のトップは声の大きさの代わりに、その人のその財力や権力という背景がわかっている人しか集まらない場でしか会話をしないためです。
少なくとも資産やビジネスの発展途上である環境に身を置く方はやはり声の大きさは重要だと言えます。