正社員がクレジットカードの審査に落ちる理由
普通に働いている、普通の営業職として会社で働いているのになぜかクレジットカードが作れない。
或いは審査が厳しく感じる、そんな風に感じる営業マンもいるようです。
そして審査が気になりステータスや上限の高いクレジットカードを作ることを避けている方いるはずです。
今回はそんな『普通に働いている』のにクレジットカードの審査に落ちる、或いは厳しく感じる理由と対処方法をお伝えしていきます。
『普通の会社員』がクレジットカードの審査に落ちる理由
実は何よりもクレジットカードを発行する際に注目されるのは、キャリアです。
つまり年収や給料・職種や勤め先が原因ではないことが多いのです。
つまりクレジットカードの所有歴や使用額、ローンの使用実績がない人が一番クレジットカードを持つハードルが高いということです。
そんな金融・ファイナンスの経歴・キャリアがない方のことを『スーパーホワイト』と呼びます。
なぜブラックリストにも乗らない会社員が『厳しい審査』をされるのか
ひどい言い方、雑な表現になりますが『スーパーホワイト』というキャリアがない方は疑われやすいため、リスク回避のためクレジットカードの審査を落とす傾向があります。
特に個人のショッピングローンが高額付帯されているクレジットカードほど審査で落ちやすい傾向があります。
なぜ『スーパーホワイト』はクレジットカードが作りにくいのか
・自己破産や債務整理を行った人物と見分けがつけられない
・なぜ今までクレジットカードやローンを使用することがなかったのか
理由は2つでで審査が厳しくなる傾向があります。
そのため、むしろ年収が低くともクレジットカードで複数回払いやリボ払いをしている人や、クルマなどもローンで何十回払いにしているほうがクレジットカードの与信する方からすれば安心なのです。
なぜ『スーパーホワイト』と自己破産・債務整理者が見分けられないのか
信用情報を管理する上で、自己破産や債務整理をした方を管理するのは基本的に事故情報として扱われます。
これは巷でいう『金融ブラック』『ブラックリストに載る』とも言われます。
この期間は最長で10年ほどで短くとも5年ほどは事故情報として扱われます。
もちろん、このタイミングでクレジットカードは作れませんが、この期間をすぎると情報は削除されます。(この期間を満了した方のことを『ホワイト』と呼びます)
『スーパーホワイト』も『ホワイト』はどちらも同じく使用歴やキャリアがないため区別がつかないのです。
そうなると、今の勤め先や家族情報を参考に審査を行います。
正社員で初めてのクレジットカードの審査に落ちないようにする方法
『スーパーホワイト』をまず打破する
簡単に言えばキャリアを一つでも多く作れば良いのです。
どんな形でもキャリアや使用歴が残れば良いので『現金主義』の思考を止めるとスーパーホワイトは打破できます。
普通の社員のための『スーパーホワイト』を卒業するテクニック
- 勤め先の会社でのショッピングローンを使用してみる
- ショッピングローンを使用する(頭金を入れる)
- 家族カードでキャリアを作る
- 審査項目が比較的少なくなるようにクレジットカードを申し込む
この4つが営業マンが『スーパーホワイト』を卒業するテクニックです。
営業マンは社員販売で『スーパーホワイト』を卒業させる
勤め先が関連会社や自社商品の販売を行うことがあると思います。
社員販売制度などと呼ばれますが、電化製品などを分割で購入してみましょう。
現金主義でも『スーパーホワイト』は危険
自社ローンというのは、そもそも勤め先の関連会社がファイナンス会社を所有している場合に多く、提携ローンであっても『勤め先でしか買えない』ということで会社が信用を貸してくれるため、まず審査はありますが審査に落ちることはほぼないと言えます。
他にも、現金主義の方はローンを嫌がりますが、ショッピングローンが使用できるギリギリまで頭金を入れて良いので、ローンを組んでみます。
それでもキャリアは作れます。
あとは家族カードを頼めるならば一度自分名義のカードを親の信用を借りて手にするのも一つです。
審査が緩いクレジットカードを探すのは無意味
今のクレジットカードの発行審査はどんなステータス性の高いクレジットカードも大差がありません。
それよりも自分自身が審査される項目を減らす方法の有効的だと言えます。
正社員がクレジットカードの審査を通りやすくする方法
クレジットカードの審査に通りやすくするには、発行するクレジットカード会社の恐れることを減してあげればいいのです。
クレジットカードの使用額いっぱい使われての自己破産や、カードローンの不払いを『しません!』というアピールをするだけで断然審査が通りやすくなります。
・利用限度額の少ないクレジットカードを申し込む
・ファイナンス系のクレジットカードを申し込む
・デビットカードを申し込む
・ETCカードのみの申し込みをする
・キャッシング枠を申し込まない
この5つの申し込みをされると、クレジットカード会社は『事故』を起こされても損害が最小限となります。
そして、自分の所有している銀行の発行するカードはさらに口座開設から遡り紹介をすることもでき、『口座引き落とし不可』などのキャリアがなければ怪しまれることもありません。
逆に口座も作りたてで、残高も少なく、引き落としされた形跡も少ないと誰でも怖がってしまいます。
もっと言えば、ETCカードのみを発行すれば、使用金額も限られているためより審査のボーダーラインは低くなります。
『普通に働く社員』は20代までに必ずクレジットカードは作るべき
新卒やアルバイトからの社員雇用などさまざまな雇用事情がありますが、『若さ』は疑われにくくします。
「まだ若いから」そう思われるうちに『スーパーホワイト』を卒業しておかないと今後クルマや住宅ローン、賃貸での与信審査・事前審査など全てに関わってきます。
30代になれば『スーパーホワイト』を抜け出すのは相当難しくなります。
会社員は人から信用されるのもひとつの仕事です。
社会からも信用されるようにキャリアにはちゃんと向き合うことが大切です。