FXトレーダーがCFDで運用をするきっかけになる記事

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おさらい:CFD取引とは?

CFD取引は現物の資産を保有しない取引が特徴の投資です。

投資家は証拠金を預け多くある銘柄を売買し、差金のみを決済させ利益を生み出す仕組みです。

CFD取引では買い注文以外にで売り注文もでき、順張り・逆張りともに利差益を稼ぐことができます。

店頭CFDと取引所CFDの違い

店頭CFDが一般的なCFDのイメージだと思います。

取引所CFDはくりっく株365としても知られており、馴染みはある、聞いたこと方もいるはずです。

取引所CFDはメジャーな株式指数など取り扱っており、店頭CFDは数えきれないほどの銘柄で取引ができます。

投資や資産運用が初心者の方にはくりっく株365などの取引所CFDでも十分だと思いますが、FXトレーダーからCFD取引で収益の底上げをしたい場合は店頭CFDに結果として移行することになるでしょう。

CFDとFXの共通点と違い

CFD取引とFXの共通点はレバレッジがFXと同様にかけられる点が大きく、売りからエントリーができるため空売りも可能です。

CFDとFXの共通点と違い

FXは為替取引以外、取り扱い商品はありませんが、CFD取引に関しては、株式指数や商品・株式・バラエティなど多くの商品があります。

FXでは通常、通貨ペアに関係なくレバレッジが1〜25倍となっていることに対してCFDは金融商品ごとにレバレッジが異なるというのも特徴であり、留意するべき点です。

なぜCFD取引は人気がないのか

CFDは1990年代前半に、ロンドンで始まった金融商品で、アメリカでは1997年の法改正後にCFDがスタートしました。

日本には店頭CFDとして2005年に上陸しました。

その後、2008年ごろから本格的にFX口座を運営する企業などがサービスを拡大させ、現在に至ります。

FXは1998年に日本の個人が外国為替市場への直接参加が可能になり、FX取引が始まりました。

人気がないというよりも、CFDという金融商品自体の歴史が非常に浅いため、ポートフォリオに取り入れている投資家が少ないと言えます。

FXトレーダーはCFD取引に向いている理由

CFD取引は前述通り、株式指数や商品・株式・バラエティなど多くの商品があります。

その金融商品のほとんどはFXトレードで日頃注視しているS&P500やGAFAなどの米国個別株、ゴールドなどの経済指数などが取引に役立ちます。

FXトレーダーはCFD取引に向いている理由②

株式投資をメインにしている方や投資信託、ETF、現物のビットコインや暗号資産・仮想通貨は追証が起こることはありません。

しかし、FXトレーダーは『絶対に』ロスカットを避けるという意識が根付いていて、資金管理や証拠金維持率への注意力が元々備わっているためです。

CFDは追証やロスカットのリスクがあることをネガティブに捉えたり、偏見を持つことなく、挑むことができるためCFD向きだと言えます。

FXトレーダーのリスクヘッジにCFD取引は大きく貢献する

特にこの数年はCFD取引を取り入れるFXトレーダーが増えたのは、リスクヘッジにCFDは向いているからです。

例えば、悪いインフレと呼ばれるスタグフレーションと、ロシア・ウクライナの地政学リスクは原油価格を確実に押し上げることがある程度経験を重ねたFXトレーダーならすぐわかります。

前述のようなスタグフレーションと地政学リスクが高まる場合、FXではドル円は円安、ユーロドルなら・・・ポンドなら・・・

と少しずつ影響が他の要因と重なりボラティリティが予想と乖離する状態になります。

しかし、CFDでは比較的根源となる指標の先物などに投資ができるため、FXトレーダーはむしろするべき投資だと言えます。

スワップ以外の保有収益を確保できる

FXであればスワップ運用を意識しエントリーする投資家も多いはずです。

しかし、相場のトレンド自体が保有した通貨ペアの売買と逆の場合、エントリーは実行できない状況になります。

どれだけ仮にドル高・円安の状態が過度でも円買いをしてしまえばスワップ運用はマイナスになります。

その点、CFDは買い保有の場合『配当』を受け取ることができ、大きな配当収益を稼ぐことができます。(オーバーナイト金利と呼ぶ)

なぜ株式投資ではなくCFDをおすすめするのか

株式投資ではレバレッジがかけられませんが、CFDはレバレッジをつけて運用ができるため、通常の株式投資よりも配当額も総じて高額になるのです。

逆に、売りポジションならドル円でいう円買いと同じ状態となるので、マイナススワップになるのと同じで配当を支払う義務が生じます。

【まとめ】FXトレーダーがCFD取引を始めてみる

CFD取引はFXと仕組みやルールが総じて似ているため、慣れるのが早く『感覚』を掴みやすいためCFDのみのトレーダーになるのではなく、ポートフォリオの一部にCFD取引を組み入れることをおすすめします。

為替から派生したボラティリティと企業や経済指数から派生したボラティリティ2通りからエントリーを狙っていける選択肢は持っていて損はないでしょう。

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②口座の選択

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