バカほど投資で成功しやすい理由

バカほど投資で成功しやすい理由

バカほど投資で成功しやすい理由

頭が良くて賢ければ投資は成功する。

そう思っている方は多いはずです。

自分は頭が悪くバカだから投資なんてできない、資産運用なんて諦めているという方も多いはずです。

しかし、投資の世界に長く身を置くと、実は頭が良い人よりもはるかに投資の世界ではバカな方が稼ぎやすく、成功していることが多いのです。

頭の良い人ほど『テクニカル分析』で失敗する

投資や資産運用を始める時期というのは人それぞれ異なります。

人生で多少『頭の良さ』に自信がある人もいれば、数字を見れば吐き気がする、自分はバカだと思っている方もそれぞれ投資を始める時は同じ環境から始まります。

投資において『頭の良さ』は必要ありません。

投資においてもっとも重要なのは『想像力』です。

頭の良い人ほどテクニカル分析を数学のように突き詰めてポジションを持とうとします。

しかし、テクニカル分析の精度が高くとも自分の運用資金とミスマッチしていれば投資で稼ぐことはできません。

賢い人ほど投資で失敗する

頭が良く、賢い人ほど、投資であるミスをします。

それは真似です。

天才投資家ウォーレンバフェットと全く同じポートフォリオを構築しても、運用する額の異なるポートフォリオを真似ても利益は大して出ないのと同じです。

自分自身に置き換える『適応力』がないと投資の世界に長くいることができません。

頭が悪いのにテクニカル分析で利益を出せる人の特徴

自分のことを頭が悪いと思っている方は、自分の『答え』に疑いを持ちながら生きています。

合っているかな?間違っていないかな?

常に自問自答し、正解だと思っていることが正解でなかった時に傷つくことは稀です。

逆に頭の良い人は自分の導く答えに自信とプライドがあり、曲げることができないのです。

中途半端なテクニカル分析でも十分稼げる

完璧主義な方はテクニカル分析を突き詰めて、アナリスト顔負けのツールなどで力説してくれることがあります

しかし、前述通り、テクニカル分析もファンダメンタルズも水物で、外部要因で簡単に打ち消されてしまうのです。

完璧なテクニカル分析よりも、基礎的な判断材料としてテクニカル分析は捉えるほうが投資は稼ぎやすくなります。

頭の良い人=お金持ちではない

頭がいい人は世の中にたくさんいます。

毎年、名門国立大学は卒業生を出し、海外ではハーバードやスタンフォードなど賢い人がたくさん集まります。

しかし、考えてみるとなぜ奨学金を使って大学進学をしたり、アルバイトをしてい大学生がいるのでしょうか?

頭が良ければ、奨学金を借りる前に自己資金を調達できるほどの頭脳があるはずです。

アルバイトをするくらいなら投資をする方が何倍も稼げるのではないでしょうか?

むしろ、大学に行かず、就職をせず頭が良いなら投資や資産運用で一生裕福に暮らせるはずです。

頭の良い人=お金を稼げるわけではない

バカでも投資で十分資産は増やせる

私自身、全く賢い人間ではありません。

でも、それなりに50万円の初めてのボーナスを運用し続け、早十数年。

他の人の給料や生活水準を気にせず生きていけ経済的な余力を持つことができています。

バカでも他力でお金を稼ぎ、資産を増やし続けている人は大勢います。

プライドのないバカほど投資で成功しやすい

例えば、私も一部のポートフォリオで組み入れている自動売買やシステムトレードも頭の良い、賢い人からすれば、「こんなこともわからず機械に頼るのか」と思われるでしょう。

しかし、私のことだけ言えば、自分のテクニカル分析もファンダメンタルズも精度と関係なく『さほど』信じていません。

自分の導く答えにプライドがないのです。

自信がないのではなく、プライドがないのです。

『効率的に、偏りのない中立な機械を上手に使う』ことに躊躇しません。

賢い人や頭の良い人ほど、疑いを仮説にして答えを出し、否定的な意見で行動を止めます。

むしろ、少なくとも自分より賢い人が作り出した売買ツールを使うことに抵抗がないのです。

プロや機械・システムに頼らないことに意味はない

プロに投資の助言はもらうことを断固として嫌がる方がいます。

その多くは賢く、知識が豊富な方です。

自分しか信じない、頼らないというのは、言い換えれば

自分しか信じられないし、頼れないということです。

投資も資産運用も自力ですることに意味はありません。

投資信託やETFを信託銀行などで買って儲かるならそれでいいのです。

システムトレードも自動売買ツールも儲かるなら使い続ければいいのです。

「投資のスキルが身につかないからおすすめしない」というのは、根本的に投資や資産運用の目的を見失っていると思いませんか?

億万長者は経済のことを知らない?

億万長者と呼ばれるような富裕層がテクニカル分析をしたりファンダメンタルズを読み取ろうとしているでしょうか?

経済の動向や銀行の金利を気にしているでしょうか?

仮に、頭が良くてもそんなことを全く気にしていません。

なぜなら、他人が常にお金を稼いでくれるからです。

運転手に運転を任せるように投資は投資のスキルに長けている人に任せているのです。

自力で常に何かをしようとする姿勢というのは理想であり、自分の思い描く執着です。

自分の理想の稼ぎ方をしたいのか。

自分の理想の金額を稼ぎたいのか。

仮に、

自分の理想的な稼ぎ方で、理想的な金額を理想通り達成するのは貪欲すぎると思いませんか?

投資でバカでも稼ぎたいなら引き際を見極める

『引き際』と言えば利確のタイミングに思うかもしれません。

ここで言いたいのは利確ではなく、そもそもエントリー自体の引き際です。

何が言いたいかというと、投資は学校教育でも仕事でもないため止めてくれる人や上司がいません。

1000万円稼げば5000万円を目指してしまう環境なのです。

最初は生活費の補填目的の投資が気がつけばFIREを目指している、そんな投資家も多いです。

しかし、そうやって目標を上方修正すればするほど、リスクは高まり結果として全ての資産を失うような結果になるのです。

『自分の年収はこれ以上持つと雑念が湧く』そのラインで身を引けたら、少なくとも一生お金に困らず生きていくことができるでしょう。

投資の世界は誰も止めてくれません。いくらでも稼げるし、損もできる。

だからこそ、引き際が大切なのです。

『自分が変わらない』金額を知っていますか?

私自身、自分の考えがブレない金額というのを明確に知っています。

みなさんも、1000円を入れた財布を落としても『しょうがない』と失敗として片付けられるでしょう。

しかし、100万円入れた財布を失えば話は別でしょう。

同じように、1万円ボーナスを貰っても特段使わずに銀行口座に入ったまま、他の預金と混ざるはずです。

でも、1億円ボーナスが明日もらえたらどうしますか?

大きな家に住み替え、車を高級車に替えて、腕時計の1本や2本買うでしょう。

それがお金の恐ろしいところです。

1億円のうち5000万円使ってもまだ5000万円ある。

5000万円のうち2500万円損してもまだ2500万円ある。

そんな余裕が人生ごと狂わせてしまうきっかけになるのです。