仕事で老害と年齢差別を解決させる方法

仕事で老害と年齢差別を解決させる方法

仕事で老害と年齢差別を解決させる方法

近年よく聞く『高齢化』筆者の私の50代で、実は自意識はなくともかなり気を使うお話しです。

年齢を重ねることで『丸くなる』『優しくなる』という意見もある一方、『老害』と呼ばれる悪役になるのもベテラン層以降が対象になります。

「若いんだから」「新人が生意気に」と小言をいう社員や取引先にうんざりする若い方々はどうすれば、この問題を解決できるのでしょうか。

若いからナメられるという問題を解決する

年齢格差を解決する

一番簡単なのは、平社員という立場を早く抜け出すということです。

年齢格差に拍車をかけるのは実力や社会的地位を目で耳で感じることが少ない人ほど被害や不愉快な思いをする傾向にあります。

逆に、20代後半から30代で役職についている社員に関しては『老害』上司や取引先の存在を感じながらも『妬み・僻み』という残念なジェラシーしがちな人としか認知していないのです。

なぜ年齢が若くとも、年齢格差と老害を感じにくいかというと社会的地位が平均よりも上であり、実力を社会や会社、組織が認めていることで対等あるいは、老害を引き起こす対象者が下にいると感じているのです。

経営者は老害に壁を作ることができる

社員というのは会社に雇われ、老害に感じるものと同じ箱にいるようなものです。

お願いする側とされる側で言えば、経営者は圧倒的にお願いされる側です。

若手が年配にお願いするとさらに力は弱くなりますが、お願いする側が年配でも判断権がこちらにあるように自分の環境を整えていけば、防波堤のように老害との壁を築くことができます。

態度の大きい老害の居場所はなくなる

「君はいくつかね?」とふんぞり返る経営者も残念ながらいますが、若い世代が新しいビジネスを生み出せる環境になった今、年齢差別など全く意味がありません。

年功序列の制度がまだあったとしても、転職の習慣は年々強くなり、この人に媚びておけば得するということもなくなったのです。

つまり、どこにいても少子高齢のピラミッドはなくなりませんが、実力さえ重ねられる環境を作れば老害など気にせず生きていけるということです。

根回しには老害ほど重宝されるのも事実

では、なぜ老害社員や経営者などの意見がここまで尊重されてしまうのか。

という部分は深掘りすれば良い知識になると思います。

それは、『根回し』のスキルが非常に高いためです。

根回しするのに必要なことは、広い人脈と『貸し借り』なのです。

老害と呼ばれる人ほど、表ではなく裏の交渉が強いため、どうしても企業も相談役や顧問にはベテランを迎える習慣が強くあるのです。

逆に言えば、人は必ず年を取ります。

その時に、自分という人間がどう力を見せられるかと言えば、『根回し』という名の交渉力だと言えるのです。

老害社員はなぜ嫌われるのか

若手の頭を抑える老害の存在

老害社員というのは、そもそもなぜ『害』なのか。というと自分の保身の必死だということでしょう。

自分という需要がなくなればなくなるほど害は強くなり、一人が抱えてはいけないほどの意見力を持つことに誇らしさを感じることが原因だと言えます。

老害社員と言われない年配の上司

先にここでも理解してもらいたいのは、年齢を重ねたら全員が害を与えるわけではありません。

先輩風を吹かせるのではなく、『謙虚・敬う心』がある人物は慕われ、老害とは程労苦一生現役でいてください、と言われ自社他社問わずオファーや引き抜きの声が絶えないことも多いのです。

若いからナメられるという問題を解決する

もっと簡単に年齢格差や老害人物から距離を置く方法は、『経営者』になることです。

日本の6割以上は会社に雇用される側の人間です。

経営者・社長という肩書があるだけで、ナメられる・老害問題から距離を置くことができます。

老害社員はどこにでもいる

老害社員というのは、ベテランでキャリアを積んでいるということを武器に若手社員に考えやタスクを押し付ける一方で老害を与える人物の社会的地位は意外と低いということも感じられます。

そもそも上司やベテラン層が全員、老害を振りまいてくるわけではないということは先に理解していただきたい部分でしょう。

つまり、老害になる人物ほど在籍期間しかアピールできない人が多いと言えるのです。

老害社会と尊敬される人の差

老害というのは他人に対して評価する言葉だけではなく、自分自身が邪魔になっていると思う時点で『自分を老害』だと評価することもできます。

老害という言葉ができるまで、自分の席(籍)を譲る、譲るべきと言う言われる、思う感じるというものでした。

特に、近年では比較的若い世代の経営者が、先に引退し代表の座を譲る傾向があります。

逆に残念ながら高齢世代ほど引退せずに、「昔は・・・」とスタイルを変えない傾向にあります。

筆者と老害の経験

私も経営の世界に入って25年が経ち、老害を振りまいている可能性を感じています。

それが若手の従業員や社員に対する心配から起こるもので、保守的な意味合いでないと信じています。

しかし、同業者の会合では私はまだまだ若い立ち位置におり、この業種自体が若き思考やアイディアを取り入れる環境にないと危惧します。

政界の方とお会いするとまだまだ私は現役だと鼻息を荒くする方も多く、健康で何よりと言いながら、実際若い人材をどう活躍させたいと言っても首を縦に振らせるのは難しいのが現状です。