クレカのダウングレード、頭の良い人はしている

クレカのダウングレード、頭の良い人はしている

クレカのダウングレード、頭の良い人はしている

ついに向上心溢れるこのサイトの読者の方にダウングレードの話をする時代が来ました。

ダウングレードに近いお話しは、愛車のダウンサイジングでもかなり話題に上げていただき嬉しい限りです。
著名人や有名人が実は、お忍びでコンパクトカーに乗っていたという口コミまで当方に頂き感謝申し上げます。
さて、ここからが本題になります。

クレカのダウングレードは頭の良い人に人気

実はコロナ渦で静かにクレジットカードに変化がありました。

所有率・発行数トップの楽天カードを始め、アマゾン系のクレジットカードで付帯サービスの『改定ダウン』が相次いで発表されました。

『改定ダウン=改悪』の内容と意味

今までは加入者を増やすためにある程度の予算を割いて顧客のグリップと中長期的な売上確保を狙い付帯サービスや高いポイント還元率を売りにしていました。

しかし、コロナによる消費行動の落ち込みや経済的なダメージにより、企業として保守的でネガティブ要素を入れ始めました。

楽天カードの改定ダウン内容

楽天ゴールドカードのメリットが無くなっていた?

2021年4月から楽天ゴールドカードの楽天市場でのポイント還元率が楽天カード(スタンダード)と同じ3倍に数週間の告知のみで引き下げられました。

「ポイントも多く付く」とアップグレードした加入者が公共料金などの支払いカードにした後、このような変更すると心理的に「面倒だ」とそのままにすることが手にとってわかります。

しかし、ここからまだ楽天カードは『改定ダウン=改悪』が始まります。

紹介キャンペーンなども大幅減

これは多くのクレジットカード会社などで起こりましたが、楽天カードは加入するだけで3万ポイントがもらえていたことがありました。

しかし、今は5000円です。

これはわかりやすい大幅ダウンであり、多くの百貨店カード、館カードと呼ばれるクレジットカードと大差がなくなっています。

しかし、2022年4月からは100ポイントになるということです

『税込価格』から『税抜価格』でポイント進呈

楽天が2022年4月から行うと発表したのは、楽天市場でのポイント進呈ルールでの変更です。

中身としては1万円(税抜き)の買い物をして110ポイントを今まではポイントを配布していました。

たった10ポイントの差と思う方もいれば年間100万円以上利用する顧客層は1万ポイント以上もの改悪影響を受けることになるのです。

それに加え、楽天マラソンなどのポイントアップ期間であれば最大ポイント付与率が10倍以上になるため、頭の良い人ほど「この改定はかなりのダウンだ」と酷評する状況となっています。

楽天カードも格差を大きく作る仕組み

楽天カードと呼ばれるものにはグレードは3種類(厳密にはブラックカード を合わせて4種類)あります。

その中でミドルクラスの楽天ゴールドカードがこの2021年〜2022年に一番改悪を感じるポジションになりました。

逆に、アッパー層が利用しているとされるプレミアムゴールドカードに関しては年会費もそれなりにかかるため改悪からは少し距離を置いていると言えます。

まさに大口顧客か一般消費者かの格差を大きく作る仕組みに、資本主義の匂いがぷんぷんするという感想も多いはずです。

クレジットカードはダウングレードできない?

そもそも楽天カードのダウングレードというのはゴールドカード以上のクレジットカードホルダーのみなのは当然なので割愛します。

基本的にクレジットカードはアップグレードの方法は聞いてもダウングレードはできるのか、という疑問もあります。

楽天ゴールドカードのダウングレード

楽天カードのゴールドカードから年会費無料のスタンダードカードへのダウングレード、移行はできます。

手続きとはしてはカスタマーサポートへの電話で対応可能です。

カードの裏面に電話番号が記載されているので、カードを手元に用意すればすぐに手続きできます。

クレジットカードによって本当にダウングレードできないものも。

先に結論を言うとオリコカードとセゾンカードはダウングレードもアップグレードもできません。

アップグレードもできないという点で言えば、システム上の話なのでしょう。

アップグレードはできるがダウングレードはさせないとなれば、確実に金融庁や消費者庁などから指摘が入りそうなものです。

大手のVISA JCB JAL系クレカに関してはダウングレードが楽天カード同様に可能です。

すぐにクレジットカードをダウングレードする人としない人

ここでクレジットカードをダウングレードする頭の良い人というのは、どこに着目してダウングレードをするのか、という点を紹介します。年会費を抑えられる

なんていう当たり前の話ではなくこれは、確率を計算できる方がダウングレードをする傾向があります。

ステータス性の高いクレジットカードはもちろん、金融キャリアにプラスにはなります。

しかし、近年のプレミアムカードで多いのは『保険の付帯サービス』です。

個人賠償保険・旅行保険・ショッピングプロテクトなど保障が多くつきます。

クレカの保険付帯サービス

クレジットカードのプレミアムカードによくある保険付帯・保障付帯を実際に利用する確率です。

多くの場合、プレミアムカードを保有している方はアッパー層と呼ばれ保険加入率が高い傾向にあります。

そのため、個人賠償保険の加入率が非常に高く、無料で付帯する医療保険などもありますが少額短期保険のような保障内容は、保険金請求されないまま保険事故がやり過ごされるケースが多いのです。

つまり、ステータス性だけで言えば『1枚で十分すぎる』という答えが出てしまうのです。

例えばアメックスのプラチナ〜センチュリオンカードを持っていてダイナースのプレミアカードを持っているのにゴールドカード以上のカードがこれ以上必要な人というのはまずいないと言えます。

さらに言えば個人賠償保険は重複加入しても、1つの保険からしか保険金や保障はされません。

ダウングレードするべきクレジットカード、実は皆さんのお財布の中にもあるかもしれません。