お金持ちが庶民と付き合わない理由

お金持ちが庶民と付き合わない理由

お金持ちが庶民と付き合わない理由

お金持ちはお金持ちと群れる・集まっているというのは営業マンは熟知していることだと思います。

言い方を強くしてみるとお金持ちは貧乏人と付き合うことをしません。

異性との関係は別としてほとんどの場合はお金持ちの中でも、自分の所得や資産より高い人と付き合いや交流を深めたがる傾向があります。

この事実は、たださらにお金持ち度をグレードアップしたいという気持ちで選んでいることなのか、庶民との交流が少ないのかと言えば一概にはそうでもないと言えることがわかったのでお話してみます。

お金持ちが庶民と付き合えない理由

お金持ちが自分よりもお金のない人と付き合わない理由はシンプルにお金持ちが貧乏人を嫌っているわけではありません。

しかし、圧倒的に大きな金銭感覚や日常の差があることで人間関係がうまく成立しないことが多いということが理由だと言えます。

お金持ちはお金をたくさん持っている

お金持ちはお金を持っていると書くくらいなので、資産を多く持っています。

しかし、お金持ちであっても1万円は1万円であり1日は1日です。

何が言いたいかというとたくさんあるからと言ってほとんどの場合は、1万円が千円札の感覚で1万円札を使わないということです。

もっと言えば100億円あるから1万円札が100円くらいの感覚で使うかと言われるとお金持ちでもそうではありません。

サクサクとお金を気前よく払っているように見えるかもしれませんが、お金を持つまでの道のりを考えると、お金をたくさん持っているからと言ってお金をプレゼントするという考えにはならない場合が多いのです。

逆にZOZOの創設者の前澤氏などはその想像しなかったアクションに注目が集まったと言えます。

お金があるからご馳走するのが当たり前

お金がたくさんあればあるほど、割り勘などもしなければ、食事は御馳走し少し帰りのタクシー代をあげたりもするでしょう。

しかし、御馳走される側の態度にも苛立つことが実際多いと言います。

「お金はあるから払うよ?だけど奢られて当たり前みたいな行儀の悪い奴は好かない」

と一度や二度でなく感じたことは多いようです。

この経験に伴ってお金持ちが庶民と付き合わないという話を進めていきます。

庶民とは何か、お金持ちとは何か

庶民というのは平均年収・所得で社員として会社に雇われ、8時間労働をしている層であり、労働時間と所得が比例しやすい人と言えます。

お金持ちは平均年収や所得よりも高く会社を経営、事業を任されるオフィサーが多く、労働時間と所得が比例しない人たちがお金持ちだと言えます。

つまり時間による拘束があるかないかという部分でいうと、圧倒的にお金持ちは自由な時間が多いと言えるのです。

お金持ちになったプロセスを知らない庶民

庶民の10倍以上の収入を得るようになったのも全て仕組みであり、プロセスを得ての話です。

プロセスではなく現状の今にばかり目を向けてしまうとお金持ち=楽に稼いでいると勘違いする人が出てくるのです。

しかし、自分よりもどうしても年収の低い人たちはそのプロセスを理解することが結果的にはできない場合が多いのです。

なぜなら、このプロセスを理解している人たちがお金持ちの周りにいて『お金持ち』と呼ばれる人になっているからです。

設立当初の苦労や成功するまでの苦労していたエピソード。

だから今は苦労していないと言う間違った解釈は非常に不愉快な思いをするようです。

楽に稼げているように見えているだけで、楽に稼げると思うならばやってみればいいと腹では思っているお金持ちがどれだけいるかは想像すればすぐお分かりになるはずです。

自由=暇? 自由だとから羨ましがられる裏側

お金持ちというのは常に嫉妬や妬みに対処しながら生活をしています。

そしてある程度の資産や経済力を持つと『謙虚』であることの重要さを肌で感じるようになります。

そのため「普段はのんびりしています」と答える経営者も多い一方、庶民は「のんびりしている=暇」と解釈してしまうのです。

しかし、自由で社内にいなくとも、自宅のベッドルームで横になっても、買い物をしていても何かしら考えることは多く、その考えることというのは従業員や庶民とは比べものにならないくらいの責任ある決断やアイディア・打開策を考えている場合が多いのです。

「いつも時間があって羨ましい」と言われて「おかげさまで暇人です」と答えながらも大きな壁を作ってしまうのです。

若いお金持ちが庶民と付き合わなくなる理由

近年ではIT業界やビジネスのあり方が大きく変わり、若くして生涯年収の10倍〜100倍の資産を持つ若者というのもいるのは事実です。

その中で、若いお金持ちというのは多くの場合『まだ若いのにいいね』と言われる場合が多いです。

しかし、「若くして成功できた理由」というのはし庶民では考えられないくらいの苦労と失敗、リスクと先見があっても成功であり資産なのです。

若くして成功する人もわざわざ敵を作ることをしない場合が多いので「運がよかった」と言う場合が多いですが、「必死に築き上げてきたプロセスは期間の長さではなく密度を見てくれ」と言いたくなるのです。

庶民がお金持ちから逃げる理由

お金持ちも「じゃあみんなも仕事を一緒にやろう」と言い出す場合もあります。

しかし、そんな時庶民の生活に慣れた人たちは何を言うでしょうか?

「え?会社を辞めるの?」「この年齢で?」「貯金ないぞ?」

「嫁が反対する」「子供が生まれたばっかりで」「会社いきながらは・・・」

といざチャンスを作ると途端に距離を作り始めるのです。

お金持ちから言わせれば、当たり前のリスクであり、若ければ良いわけでもなく貯金がないなら融資が受けられるように努力をするのが当然なのです。

つまり、お金持ちが庶民と付き合わないという主語は庶民と入れ替っているケースも多いと言えるのです。