できる営業マンの電話事情

できる営業マンの電話事情

できる営業マンと思う人に電話を仮にします。

「電話に出ると思いますか?」

「電話に出ないと思いますか?」

「出なくても折り返しが1時間以内に来ると思いますか?」

今回は『できる営業マン』の電話事情をお話していきます。

3コール以内に出るのができる営業マン

できる営業マンは、商談中以外3コール以内に出るのが、鉄則だと私は考えていました。

なぜなら、『自分を必要としてくれている時』だからです。

もちろん、クルマの運転中や止むを得ないときでもプロの営業マンである限り、電話に出れないという状態はあってはいけないのです。

できる営業マンはトイレでも電話に出る

私は営業マンだった時、必ず電話は出ると決めて日々を過ごしていました。

ありえないシチュエーションで電話に出ると相手が、気を使いまたでいいと言ってくれます。

あとから言い訳するのとは大違いなのです。

私がしてきた、ありえない時に電話に出た経験

商談中

会議中(取締役会でも出ていました)

休日

夜中

トイレ(大小問わず)

風呂

セックス中(慣れるものです)

この皆が電話を取らない時に私は電話を取っていました。

商談中に電話に出ていいのか

営業マンの大半は商談中に電話に出ることがないです。

しかし、私は取りました。

なぜなら、『お客様ではなく顧客様だからです』

どういうことかと言いますと、新規の商談の場合は見込みのお客さんと話をしているということです。

見込みのお客さんには商談中電話を取った場合にはこう言います。

「失礼しました、私は顧客様の電話は100%出るようにしています」

「もしよければ、今度不意にかけてみてください」

「必ず取りますから」

と伝えます。

『顧客ファースト』は貫くと選ばれる営業マンになれる

その時の見込みのお客さんの心には、『自分を最優先にしてくれなかった』という印象が強く残ります。

しかし、その後にマイナスイメージをプラスに変える言葉を思い出すのです。

『この人の顧客になれば、安心だ。信用できる』と思うのです。

電話に出ないその他の営業マンは、元々お客さんを大切にしていないという風に思えてしまうのです。

これが『営業マンのレベルの差』なのです。

なので年間に100回以上、通算にして1500回以上電話をしている上得意様は通算75時間電話で話をしています。

これこそが『信用の積み重ね』なのです。

電話に出ない営業マンに謝る顧客

私が電話を取り損ねた時ももちろんありますが、相手が最初に謝ってこられます。

『滝枝さん、よっぽど取り込んでいたんだね。申し訳ない』と。

『電話に出て当たり前』のお客様心理は『出てくれる営業マン』に変わり『電話に出てくれて感謝を感じる営業マン』にまで電話を一本取り続けることで成り上がることができるのです。

お金持ちになる方法は?

一流になる方法は?

できる営業マンになる方法は?

できない営業マンを卒業する方法は?

全く難しくありません、ただ電話に出るということを決めるだけで、ステージに上がることができるのです。

After talk

ちなみに、サラリーマンの時に上司との面談中に顧客からの電話があり、電話を切っときなさいと言った上司の前で電話を取った経験もあります。

「職場の上席と顧客の優先順位は顧客です」

それに反論できる上司がいるなら、ただのハラスメントです。

そして、10ヶ月後にその上司を部下にすることができたのも、この問題が社長の耳に入ったからでした。

経営者はそんな反発者でも『感動と感激と、信用を』感じる部下なのです。