長財布がダサく、小さい財布がカッコいい時代へ【フラグメントケース】

長財布がダサく、小さい財布がカッコいい時代へ【フラグメントケース】

長財布がダサく、小さい財布がカッコいい時代へ【フラグメントケース】

この数十年、ラグジュアリーブランドの長財布は成功者のステータス、お洒落な人たちのマストアイテムでした。

これは30代くらいの方であれば高校生くらいから根付いた憧れのようなものだったかもしれません。

しかし、ここ数年で支払い方法にスマホやiPhone、スマートウォッチなどを用いるようになり財布との距離感やトレンドが激変しました。

そこで、長財布から二つ折り財布に戻す層が出てき、コンパクトウォレットやネックストラップで吊り下げることをするようになりました。

そしてついにカードケースと小銭入れとをミックスしたフラグメントケースが登場しました。

フラグメントケースとは?

フラグメントケースとは、小さなファスナーポケットに、数枚分のカードポケットが付いたものです。

収納できるスペースはお世辞にも多いとはいえず、むしろコンパクトウォレットと違い、マチも少ないのが特徴です。

カバンで言えば、セカンドバッグのように必要最低限のものだけを持ち歩くという考えに似ているでしょうか。

ジャケットの内ポケットに入れてもジャケットのシルエットを乱すことがないため、特に男性の支持率は急上昇しています。

フラグメントケースの便利さ

小銭や紙幣がほとんど入らないという部分で言えば、従来であれば財布の役目をなかなか果たしていると言いにくいでしょう。

しかし、近年の電子マネーでの決済が本当に現金を触る習慣を無くし、非常時にしか現金を必要としない層が激増したのです。

実際、フラグメントケースを利用してみて、ファスナーに小銭を入れる必要も実はないのではないか。と感じるほど小銭に利用頻度が少ないことに驚かされました。

長財布がダサいと言われる時代は来るのか

お札や小銭、クレジットカードがたくさん入れられる長財布ですが、その収納したものたちの活躍頻度は非常に低いことには持っている所有者も気付いているはずです。

しかし、経営者の中には領収書を綺麗に保管したいなどという意見や、御足労代などをお渡しする時に折れ曲がった紙幣を渡したくないという意見もやはり出てきたのは事実です。

まだ長財布持ってるの?となる時代は来るのか

実際ラグジュアリーブランドのウォレットページが非常にわかりやすく、どんどんと長財布の新作が減ってきているのは事実です。

それとは反して、フラグメントケースやウェアラブルウォレットというようなカテゴリーが登場しました。

女性目線でも長財布は古いと言われるのか

少し前までは女性とのデートで高級ブランドの長財布とスマホをテーブルに置くというのは当たり前の光景でした。

しかし、今テーブルの上に財布を置くのは中年が多く、若者はスマホをテーブルに置いても財布を置く様子は見られません。

特に、近年女性のトレンドで小さいバッグが流行り、女性もコンパクトウォレットを積極的に持つようになっているため、長財布がコンパクトなバッグからはみ出ているのは見栄えも良くないため長財布の支持率が落ちています。

そうなると、フラグメントケースを持つ男性のほうが、身近でスマートと思う心理は想像ができます。

長財布とフラグメントケースの2つ使いが理想か?

長財布をメイン財布にせずにフラグメントケースをメインにするという考えは非常に有効的だと言えます。

やはり現金商売の経営者はまだまだ多いのが理由です。

しかし、私生活ではやはり経営者も現金離れをしているため、長財布をカバンにいれ日常生活はフラグメントケースというほうがスマートと言われる時代になったのは事実のようです。

フラグメントケースが見つからない

フラグメントケースと検索しても意外に、ブランドに呼び名や通称が違うため上手に検索がヒットしないかもしれません。

実際『フラグメントケース』として販売しているブランドは少なく、カードケースの位置づけになっている場合が多いです。

逆に言えば、フラグメントケースとしてカードケースを用いるということも今後は増えてくるかもしれません。

フラグメントケースもラグジュアリーブランドを選びたい

 Louis Vuitton(ルイヴィトン)

ルイヴィトンは比較的早い段階からフラグメントケースの原型になるものをメンズラインで販売していました。

当時はバックインバックの感覚で財布の財布、というような位置づけで、限られた層の購買意欲がかなり高いアイテムだったそうです。

特に、ミニマリズムや身軽さを私生活の求める層が好んでいたようです。

現在はモノグラムを始め、様々な素材でフラグメントケースが販売されているので要注目です。

HERMES(エルメス)

エルメスの財布と言えば、やはり代表的なもので言えば20万円を超えルイヴィトンやグッチなどより一段高い値段設定になっていますが、HERMESもフラグメントケースとして用いることのできるカードケースがあり、フラグメントケースとして重宝できそうです。

値段もHERMESにしてはお手頃なので恋人とペアにできるかもしれません。