- 1. 一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)の正体
- 2. 一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)は証
- 3. 一流の戦いに勝つには馬の存在
- 4. 日本も古くから馬が好き
- 5. 一流の成功者が信じる『風水と馬』の関係
- 6. どこに置いても『陽』の場所になる馬のオブジェ・置物のパワー
- 7. 『出世の馬』は子供部屋にも置かれる
- 8. フェラーリもポルシェもエンブレムは馬がモチーフに
- 9. エルメスも馬、ラルフローレンも馬のスポーツ
- 10. 馬主になるには非常に高い社会的地位を求められる
- 11. 日本でお金持ちと繋がるには『馬』の絆が必要
- 12. お金持ちの癒しは『馬』になる
- 13. 一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)の正体の末
一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)の正体
皆さんは動物が好きですか?
日本で言えば身近な犬や猫などはどちらが好き?という会話をしたことがあると思います。
世界中のブランドでも動物をモチーフにした商品というのも多くあります。
その中で、海外ドラマや映画で一流ビジネスマンや経営者の成功者がオフィスや書斎、自宅のインテリアとして鎮座しているものにお気づきでしょうか?
それは『馬のオブジェ・置物』です。
一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)は証
銀製やブランズ製、クリスタルや木馬など机に置いてあるものから大きな置物までさまざまです。
そもそも『なぜ馬』なのか?
気になりませんか?
なぜ熊でも狐でもなく『馬』なのか。
それには非常に深い理由がありました。
一流の戦いに勝つには馬の存在
武士と馬との関係は古く、戦いにはなくてはならない存在だと言われていました。
家族のように想い愛情を注ぎ、仮にも自分の馬に何かがあれば手厚くケアをする伝統がありました。
馬には戦いを勝利をもたらす『縁起』を担ぐ動物として認知されるようになりました。
もちろん今では馬を商売や戦いで用いることはできませんが、身近に置いて自分の勝利の願掛けや縁起を担いでいることがわかります。
日本も古くから馬が好き
馬という存在を日本は『うま』と呼びます。
言い回しは変ですが、日本での祝い事で何が行われるかと言えば『舞』です。
演舞とも言われますが、『うま』を反対から読むと『まう=(舞う)』となることから馬と勝利の祝いに繋がる行為を『舞う』と呼ぶようになったとも言われています。
一流の成功者が信じる『風水と馬』の関係
風水の世界も馬は自身の勝ち運を上げる物として知られています。
人が乗りこなしながらも人を目的地まで運ぶパワーという部分などから馬は行動力や力の源とされています。
さらに、風水では『陽』の気とされており勝負師や成功者が導いて欲しい方向とリンクする部分からも経営者は非常に馬を好む傾向があります。
どこに置いても『陽』の場所になる馬のオブジェ・置物のパワー
馬のオブジェや置物を置いたり飾るならば、風水では玄関やリビングのような家族が集まる場所などが良いとされています。
しかし、子供部屋に馬の絵本を置いたりすることもあるのが、置き場所を問わないと言える部分にもなります。
『出世の馬』は子供部屋にも置かれる
前述通り、映画やドラマのインテリアではオフィスや書斎に置かれているのは、縁起物という意識が高いことの現れです。
しかし、仔馬は生まれてすぐに立ち上がる(≒独立・自立心の強さ)という生命力の強さから子供部屋などに馬の絵本や絵を飾るということもあるようです。
フェラーリもポルシェもエンブレムは馬がモチーフに
フェラーリやポルシェのエンブレムも跳ね馬が描かれており、元々は同じ紋章や家紋が由来とされていましたがポルシェは本拠地の紋章でフェラーリはイタリアの戦時中の戦闘機の紋章が由来とされています。
ちなみに、フェラーリの車種にはスクーデリアというモデルがあり、スクーデリアという戦闘機も実在していました。
ここからは急にお金の匂いがする『馬』な話になってきましたが、馬でおなじみと言えばこのブランドも忘れてはいけません。
エルメスも馬、ラルフローレンも馬のスポーツ
エルメスと言えば、バーキンやケリーなどの高級バッグが印象的です。
しかしエルメスの紙袋やロゴには馬が描かれており創業当時の商売が反映されています。
エルメスは元々乗馬で使われる馬具の工房として創業され今でいうクルマのように富裕層たちは高級な馬具をエルメスに買い求めていたそうです。
ラルフローレンもポロ競技に使われる襟付きシャツというところから『ポロシャツ』と呼ばれる服を売り出しました。
当時の紳士は襟が乗馬中に風で裏返るのが見栄えが悪いとされボタンダウンなどの襟シャツが誕生しました。
他にも高級腕時計のジャガールクルトのレベルソは文字盤の回転ができるのも、ポロで文字盤が傷つかないための工夫と言われています。
つまり、当時も今もお金持ちは『馬』へのこだわりが非常に強く、馬が好きな人が成功し一流になるのか、成功すると馬が好きになるのかはわかりませんが、馬と一流の関係性は非常に強いことはお分かりいただけると思います。
馬主になるには非常に高い社会的地位を求められる
今でも馬主になることも乗馬をすることも富裕層や成功者のステータスとされています。
特に海外では乗馬クラブが、ファーストクラスのラウンジ並みに入会審査が厳しいとも言われています。
日本でお金持ちと繋がるには『馬』の絆が必要
日本中央競馬会という聞いたことのあるような教会が主催となって馬主資格大枠を決めています。(地方は別条件があります)
そもそも馬主になるには『破産状態から復権していない』場合や『禁錮以上の刑を受けたことがある』などの条件がついた人は登録できません。
つまりお金を失くした人と重罪人は馬主になれないのです。
さらにここからお金持ちのお金事情として馬主になるには継続的に所得として過去2年間1700万円以上で預金や不動産・動産の資産が7500万円以上なければ馬主になれません。
わかりやすく言えば中央競馬会管轄で馬主になれた、或いはば馬主は日本では、『間違いない一流の成功者』であり『凖富裕層以上』だということです。
お金持ちの癒しは『馬』になる
心理療法に『ホースセラピー』というものがあります。
馬を使って人を治療し、癒やすことを目的とし基本的には乗馬など馬と触れることでセラピーになるとされています。
馬は勝負の動力としてモチベーションを高めるだけでなく、家の馬の置物やオブジェは時として癒しにもなるようです。
馬と触れ合うだけで一流の成功者や勝負に疲れた紳士を助ける存在にもなるというのが驚きであり馬に多くの人が惹かれる理由なのでしょう。
一流の住む家にある馬のオブジェ(置物)の正体の末
「勝ち馬に乗る気持ち」という言葉からもわかるように馬は勝敗を左右する特別な存在であり縁起物。
そしてジンクスのかたまりとも言える部分があります。
しかし実際、多くの一流経営者や成功者たちは読書をし歴史を学びます。
日常生活よりもはるかに馬の登場が多い、日々を過ごすのも事実です。
坂本龍馬の『馬』という字も気になるでしょうし、『午年』は良い年になりそうだと気持ちがワクワクするかもしれません。
人には本心を言えないような身の方も馬にはなんでも話ができるということもあるでしょう。
日本は特に土地の都合で庭が狭いため、オブジェや置物、絵などで馬を身近いに置くしかなかったのかもしれません。
もちろん、今のフェラーリやポルシェオーナーが全員馬好きとは限りませんが・・・