一流企業がメンタルになってもエリート営業マン見捨てない理由
大手企業でしか働かない高学歴営業マン
一度でも大手一流企業、財閥企業、東証一部上場企業からランクダウンすると自分の営業マンとしてのキャリアが終わることを知っているからです。
大手一流企業からの転職は比較的しやすく、万が一メンタルや体調・怪我などで休職をしても一流企業は中小企業よりも圧倒的に手厚い福利厚生を受けることができます。
逆に一流企業は高学歴のエリートを見捨てないのには理由があります。
一流企業のエリート営業マンのメンタル事情
一流企業と呼ばれる大きな企業は従業員数も多くメンタルでの傷病休職者も非常に多いです。
その中にエリート営業マンも含まれます。
しかし締め出さないのはそれが企業にとってのリスク管理となっているからです。
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『稼ぐ』より『居座る』営業マンが多い大手企業の実情
今は新規のベンチャー企業のほうが圧倒的良い給料で良い待遇を、用意し一流のエリート営業マンを集めます。
そのため中手企業やベンチャー企業は人件費を借り入れするほど力を入れています。
しかし、それでもエリート営業マンがベンチャー企業や中小企業のオファーを断り一流企業を見捨てないのには理由があります。
エリート営業マンは一流企業で働けばメンタルでも一生暮らせる
今大手一流企業は異様な雇用問題を抱えています。
現在大手一流企業の中途採用は約40%が、入社後傷病休職等の措置を企業から受けているということです。
一流企業は基本給もよく、十分1人なら食べていける手当を受けてとれ、満了直前に転職ことも可能です。
今は誰がメンタルになってもおかしくないと言われており、エリート営業マンは実力や結果以上に自分の人生のリスク管理に慎重だと言えます。
一流企業で休み続けるエリート営業マン
何ヶ月かに一回出勤して、体調不良を理由に早退する、この繰り返しでずっと給料を受け取り続けることは企業にとっては実利になりません。
しかし、企業はそんなエリート営業マンに給料を払い続けますのには理由があります。
一流企業は頭の良いエリート営業マンを敵に回さない
一流企業が今もっとも恐れることはハラスメントやコンプライアンス、ガバメント問題です。
一流企業を相手に訴訟をすれば、損害は数億を超え、風評被害で売上高を落とします。
つまり傷病休職は会社の環境が問題だったと訴訟を起こされると非常に厄介なのです。
一つの会社で傷病休職を都度使い続けるにも限界があり、期間満了前に転職することも想定内のため企業はお金をエリート営業マンに出し続けるのです。
エリート営業マンはメンタルになっても企業は見捨てない
エリート営業マンはどれだけ体調が良くなくて休みがちでも一流大学を卒業しただけの頭脳という資産があります。
その資産は一生消えることなくキャリアを育てていくことができます。
一流企業は一流大学卒を好み、更には頭の良いエリート営業マンは面接や採用試験は容易にクリアできてしまうのです。
つまり、数年ごとに大手企業を転職していけば食いっぱぐれることはないのです。
コロナ後はそんなエリート営業マンが活躍する時代に
そもそもエリート営業マンはサボりたくて傷病休職をとっているわけではありません。
本当に自分への甘えなどではなく電車に乗れない、会社の席に座り続けられないなどという悩みを抱えています。
しかし、今回のコロナショックが企業の働き方を変えました。
テレワークやオンライン商談など、そもそも会社へ出勤する必要がなくなったのです。
つまりメンタルを抱えたエリート営業マンが活躍できる社会になったのです。
エリートのメンタル営業マンの逆転勝利
逆にコロナのパンデミックにより普通に働けれていた社員が『うつ状態』になり始めています。
そんな彼らは出勤して普通に電車に乗って同僚と会話をしたいと考えています。
つまり、従来メンタルで苦しんでいる方の方が働きやすく、今まで『普通』に働いていた人間が働きにくい環境になったのです。
メンタルを患い、様々なことを諦めかけた中、冷静に自分のキャリアを守り抜いたエリート営業マンの逆転勝利が見えているのです。
もちろん、企業はリモートワークやテレワークを推奨し、システムを整えたため急に廃止することはなく永続的に無理な出勤をさせない仕組みができるでしょう。
なぜなら一流企業も毎月通勤費にどれだけの経費を支払っているか、という大きなコスト削減につながるためです。
それを考えるとリモートワークで成果が出せる営業マンは給料を上げられることになります。