営業マンは『張り出し』パワハラがダメにする
営業マンという仕事は毎日追われるのが仕事なのかもしれません。
追われ続けお客さんを追い続けるという何とも辛い仕事だと言えます。
そんな営業マンが意外にも嫌がっているのは事務所や営業所の『張り出し』です。
最近ではこの営業成績の『張り出し』がパワハラとされる会社も増えてきています。
売れている営業マンも営業成績の『張り出し』を嫌がる
売れている営業マンは誰に見られも恥ずかしくない営業成績を出しています。
しかし、事務所やオフィスでの営業成績の『張り出し』は非常に不快で嫌がる傾向にあります。
売れている営業マンも営業成績の『張り出し』を嫌がる理由
売れている営業マンの営業成績の『張り出し』は、自分が圧力をかけているように見えるため商談やアポイントの報告をしにくくする。
と売れている営業マンはいいます。
「まだ売るのかよ」「やめてくれよ」「また売ったのかよ」
と聞こえるように嫌味をいう先輩営業マンなどもおり、売れている営業マンは営業成績の『張り出し』を嫌がります。
売れていない営業マン営業成績の『張り出し』をパワハラを感じる
売れていない営業マン営業成績の『張り出し』は嫌がるどころかパワハラと感じている場合が非常に多いです。
なぜ上司は売営業成績の『張り出し』のパワハラをするのか
これは自分が営業時代からあった伝統であり、どれだけ部下に懇願されても自分の支店や支社だけが営業成績の張り出しをやめた時、予算未達で幹部や役員が見にきた時「頑張っている」のに成果が出ないという言い訳を失うためです。
『やるべきこと以上にやって、達成しなかった営業成績』と言い訳を常に持っておきたい上司が多いため営業成績の『張り出し』をしなくなることがないのです。
営業マンの成績を『張り出し』するとダメになる
呑気に上司は追い込まれると人間は力が出る、と昔はよく言っていました。
学生時代に泡を吹くまでグランドを走ったり、「水を飲むな」と言われたり、と今となっては不思議な文化や習慣が多くありました。
まさに売営業成績の『張り出し』は古くて非効率で尚且つリスクしかないことに上司は気づけていないのです。
営業マン同士『営業成績』の張り出しで何を思うか
自分のせいで予算が達成できない
- 部下が先輩営業をナメる
- ストレスでの業務災害事故が増える
- 退職・離職率が下がらない
- 帰れない・休めない
- 上位の営業マンは恨まれる=「中間にいよう」と感じる
- 商談隠しをする
- 何一つ良いことがないのはすぐ理解できるはずです。
- 特にストレスによる精神疾患の発症は上司の監督責任となる場合があり、ハラスメントとして業務災害事故として認定される場合が多くあります。
営業マンの成績を『張り出し』すると商談隠しをする
『商談隠し』とは、すでに契約が取れる状態の商談があるにもかかわらず契約を営業マンが止めることです。
なぜこのようなことが起こるかというと、決算時期や『空気を読まず』他の営業マンが大口契約を取り自分のや立場が悪くときに『掘り込む用』として商談を隠すのです。
上司としては完全にマネジメント力が欠けてしまい、月末着地の数字が明確に絞り込めなくなり、『何を管理しているのか』と業務怠慢を疑われます。
営業マンは『張り出し』パワハラは最悪の職場環境を生む
営業マンは常にストレスフルで、上司をハラスメントの加害者を認識し、同僚同士のイジメや嫉妬・妬みがエスカレートします。
嫉妬や妬みのある業種ですが、エスカレートすると商談の潰し合いになり結果を落ち込みます。
もちろん、先輩営業マンは部下にアドバイスや教育をすることもなくなり保守的になります。
何より信頼がおける営業マンがいない、そして『売りたくても売れない』営業マンがいると思うと営業成績の『張り出し』の意味はないと言えます。