『安い靴と高級紳士靴の差』リーガルの靴をバカしている営業マンは100%出世しない

『安い靴と高級紳士靴の差』リーガルの靴をバカしている営業マンは100%出世しない

リーガルの靴をバカしている営業マンは100%出世しない

『安い靴と高級紳士靴の差』

今まで高級紳士靴のことをお話してきました。

ジョンロブやエドワードグリーン、ベルルッティなど高級紳士靴の嗜みは非常に興味深く、一流の香りを感じることができます。

しかし、一部のビジネスマンや営業マンから高級紳士靴以外を履く者は、格下だというような発言も中には聞かれます。

それは大きな判断ミスです。

今回は高級なビジネスシューズではないが、最高のコスパを誇る紳士靴は安くてもあるということと上質な靴と値段の差は何かを知ってもらいたいと思います。

『安い靴と高級紳士靴の差』

安い靴には2種類あります。

単純に値段が安く品質は足を覆うだけの機能と呼ぶべき靴。

もう一つは大量生産され、世界中の足に愛される最高のコスパを持つ靴です。

一方高級紳士靴にも2種類あります。

デザインのクオリティやブランドバリューが高いブランドの靴。

もう一つは老舗の最高クラスのハンドメイドシューズです。

例えば、クロケット&ジョーンズのストレートチップの靴は、ハンドグレードとマシングレードがあります。

約3万以上の値段の開きがあり、商品の価値が変わってきます。

しかし、ハンドグレードと言われマシングレードの靴を試着して何人の人が「これは違う」と言えるのでしょうか。

つまり、値段の差には価値観の差が含まれていて、決して万人に好まれるように作っていないというのが一つ言えることです。

一生履ける靴を誰しもが求めているわけではないということです。

そして、意外かもしれませんが、安価な靴ほど最初の履き心地は『楽』です。

 

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リーガルの靴はコスパ最強のビジネスシューズ

リーガルというブランドは創業100年を超える老舗シューズブランドです。

何より日本の会社であるため、日本人の足を知り尽くしています。

比較的ワイズが広め(横幅)の木型(靴の形)が多いため、窮屈感がなく履きやすい靴が揃っています。

何より値段も2万円台からあり、一流養成学校として品質を見るとこのラインがおすすめです。

商品コード: 01DRCD

商品コード: 911RBDP

リーガルのアウトレットは要チェック

リーガルは近年日本のアウトレットモールの出店に力を入れており、本来B品扱いになった難あり商品や、売れ残りのサイズなどを販売するアウトレットの概念を覆す、アウトレットブランドを作っています。

アウトレット商品は、もちろん安価に仕上げることをミッションにしているため、リーガルという名でブランドバリューを傷つけない最低限の品質しか確保していないと自覚して購入する必要があります。

ちなみに、リーガル同様、ビームスなどもアウトレット専用ブランドや商品展開をしています。

購入の際は「アウトレット品番ですか」と聞いてみるのもいいでしょう。

どんな高級靴も勝てないリーガルの強み

高級紳士靴、ビジネスシューズで何より欠かせないのが、靴の手入れです。

今回オススメした靴も簡単ですが、クリームとシューキーパーに入れれば驚くほど長く持ちます。

カカトだけこまめに交換していれば、靴底全体を張り替えする高価な修理は中々起こりにくく、3足から4足を履き回すだけで5年は使える品質です。

逆に高級紳士靴は、クリームはもちろん、リムーバーで汚れを落としてから柔軟剤を塗り込んだりして手間を惜しまないのが一つの楽しみです。

溢れ出る艶やかな光沢を楽しむのは、もはや『自己満足』の域であり、その自己満足を強要するように高級な靴を履いていないと営業マンとしてダメなど言えないのです。

しかし一つ言えることがあります。

 

『高級靴に触れる価値』はあります。

しかし、

高級なレザーに触れる前にスタンダードを知っておかなければ、

上質かどうかの判断ができません。

手入れも、いきなりベルルッティのパティーヌをすることも、ハイシャインや鏡面仕上げをすることもできません。

安い=全てダメではありません。

 

リーズナブルを笑えば自分に跳ね返ってくるでしょう。

高さそうな靴履いて、お前さんの眼も価値観も腕も半人前だと。

 

サイズが合っていて、手入れがしっかりされている靴は、

余程、靴好きでなければ値段はわかりません。

 

カカトがすり減り、汚い傷だらけにしておかないことが

紳士の靴の、マナーだと言えます。