一流の営業マンは、サプライズ上手です。その中で、営業に行くときの現役の営業マンだったころ手土産にしていたものがあります。
これは低コストで非常に相手の心を掴み、私自身の株を急上昇させたマル秘手土産をご紹介します。
ピッカピッカの靴と果物屋
一流の営業マンの靴は鏡のように光っています。
しかし、一流の営業マンもその場を失礼すれば、綺麗な靴のイメージなどすぐ消えてしまいます。
そこで私は、新人時代に飛び込み営業をした贔屓にしている果物屋さんが大阪にあります。
その果物屋さんであることを思いついたのです。
りんごが嫌いな人はいない
和菓子や洋菓子は甘いものが苦手な人もいますし、糖尿を患っている経営者は意外と多いのです。
好き嫌いがなく、私しかプレゼントできないりんごを自分で作り上げようと考えたのです。
そこで私が約10年間手土産の定番にしていたのが、『ピッカピッカのりんご』です
ピッカピッカのりんごの作り方
りんごというのは、水分が非常に多い果物の一つなので、りんご自体が自分の水分を蒸発させないように、りんごの皮にはロウの成分があります。
その成分を利用して最初はタオルで優しく汚れを拭き取り、丁寧にマイクロファイバーの極上布で磨き上げます。
(カー用品店に売っているものや、靴のポリッシュアップクロスを使用していました)
磨き上げることにより、りんごは刺激を感じ酸を出します。
その酸とりんごの皮のロウ成分が反応してピッカピッカのツルッツルにします。
ピッカピッカのりんごが私を一流にした
ある元上場企業の会長との商談の時に、『ピッカピッカのりんご』作戦をいつも通りしたところ、その日に電話がかかってきたのです。
「君に会いたがっている人がいる」と。
なぜ私のことを知っているかも検討がつかず一流が集う大阪の新地クラブに呼ばれたのです。
原価300円にも満たない手土産が1億以上の売り上げと人脈に
財界の人たちが通う、クラブに元会長は私のりんごを持ってきていたのです。
そして、周りには、一流のオーラを出す紳士やクラブのママの姿があり私は戸惑いました。
すると元会長は「この若いのが、このりんごの作り手だ」と紹介してくれたのです。
その当時、私は高級車の販売をしており、『感動した』と6人の一流たちは頷き、おすすめのクルマの注文書を明日全員のところに持って行きなさい。と言われたのです。
輝くりんごは私を一流にする姿を映してくれた
その6人の一流の方々とは、今でもお付き合いがあり当時の私を一流に引き上げてくれたコアなメンバーでもあります。
その方々は、6人でその後30台以上のクルマを買い替え7億円の売り上げに貢献してくれたのです。
きっとまだりんごを磨いている人営業マンはいないでしょう。
この記事を読んだ、あなただけができる独占営業ツールです。
やるかやらないか。
何をするか、わからないという営業マンは靴を磨くのと同じように、りんごを磨いてみてはいかがでしょうか。