【医大生・医療専門学生必読!】医療現場の研修会と内容を大公開

【医大生・医療専門学生必読!】医療現場の研修会と内容を大公開

医師や看護師も超多忙の中、参加する医療系研修会とは

医師や看護師など医療従事者は日々の業務とは別に平均週1~2回のペースで研修会が開かれています。

学会やセミナーとは別で病院の研修会は院内の各委員が選抜して外部や内部から講師を招き昼休みなどに行われます。

今回は医療従事者向けだけではなくそれ以外の人に向けて院内で行われている研修会の内容も含めて研修会の内容などに触れてみたいと思います。

感染委員会からの院内感染の研修会

院内感染は一度起こってしまうと患者への影響はもちろんのこと、一度メディアに取り上げられると人々の注目度は高く、病院自体の信頼回復には一層の努力が必要になります。

院内感染を未然に防ぐための予防に勤めるため、1年のうち『感染』に対しての研修会が一番多いでしょう。

基本の流れはあらゆる細菌やウイルスの感染経路、その生存期間についての話があり、感染警戒レベルとその対応を再確認します。

過去の感染委員会からのMRSAを含む『黄色ブドウ球菌』院内感染研修会

MRSAを含む『黄色ブドウ球菌』と呼ばれる菌、呼吸器をつけている患者に多い感染症です。

この黄色ブドウ球菌が環境内つまり患者のベットの柵などで生存できる期間は7日から7ヶ月だという情報のシェア。

患者がどこを触っているのはわからないので、退院時にはより一層の環境整備が必要となることが話されます。

医療関係者が言う環境整備とは

ハイターに似た成分の配合された環境整備専用のウエットテッシュのようなもので細かな部分まで拭き上げることです。

環境整備は1ベットにつき1日1回以上必ず行われています。

家庭でも冬場に流行する『ノロウイルス』対策術

ノロウイルスの環境内での生存期間は8時間から環境によっては2週間以上生存します。

患者を別の部屋に隔離していても治ったからといって、その部屋をそのまま使用するのは危険です。

家庭でもハイターを薄めた液で環境整備するようにしましょう。

専門的な疾患のケアについて

専門医や専門看護師など、大きな医療の分野から専門的な知識を持った医師や看護師へと変化しています。

その中でチーム医療の連携を図るためにも自分の専門分野以外の基礎知識を習得するために専門的な疾患の研修会が行われます。

認知症ケアの研修会

超高齢化社会となった今日では認知症患者の増加が深刻な問題となっています。

認知症患者との対話方法や、院内からの徘徊などを防ぐ方法など議題は様々です。

特に病院に入院している認知症患者は認知症に他の症状があります。

認知症患者のアクシデント・インシデント事例

大腿骨を骨折しているのに何度も起ち上がろうとしてベットから転落する事故。

点滴のルートを抜いてしまう。など

個人個人症状の違う認知症患者にどのような対応を取るべきなのかが議論されます。

加えて認知症患者や精神の患者に対しての拘束なども問題として上がります。

医療の世界での身体的拘束とは

患者の身に危険が起こらないように、自分では脱着しにくいグローブを患者自身につけたり、介護用のつなぎを着用させる等を身体的拘束と呼んでいます。

また徘徊を防ぐために病室に鍵をかけるなどの行為です。

現在は廃止されましたが、過去には薬物で意識レベルを下げて行動の自由をなくすなどもされていました。

このような研修会を行うことで、患者の環境改善をすることができています。

医療従事者自身の研修会

医師や看護師の働き方や論文の書き方などの研修会も行われます。

医療従事者である医師や看護師のストレス対策・睡眠法

不規則な時間で働く医師や看護師に向けての研修会では、『良質な睡眠をとる方法』や『職場環境でのストレス対策法』などの変わった研修会も行われます。

研修会では外部から専門の指導員や講師を招き医療従事者自身の健康を勉強します。

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