病院で働くドクターやナースのランチと夜食事情

病院で働くドクターやナースのランチと夜食事情

ハードワークの病院で働くドクターやナースのランチと夜食

勤務時間の長いドクターとナースにとって手作り弁当というのはほぼありえません。

物理的に料理をする時間などないからです。

『健康志向ブーム』により「気の迷いのように」作ってくることはあっても大抵長続きはしません。

そして、ドクターとナースの収入は比較的多いことから『節約』といった考えを持っている人も少ないと言えます。



休憩時間が不規則で取りにくいドクターとナースの食事事情

ランチは基本コンビニか出前の弁当

院内にコンビニがある場所は、12時前後から出入り口を超えて長蛇の列になっています。

病院内で仕出し屋さんと契約していたり診療科ごとに出前をとっているなど食事事情は様々です。

ランチ時間は病棟ナースがベストポジション

日勤の時間帯は、ナースの人手も足りていることが多いのでランチの時間はゆっくり食べることができます。

ただし、お昼の時間帯には研修があることも多いため十分な時間が取れるとは限りません。

病棟ナースのランチタイムは2交代で1時間ずつとっています。

反対に外来医師のランチは食べられないこともあります。

外来の午前診療の受付が11時半に終わっても、診察が終わっていないが多ければ最終の診察が終わるのは14時くらいになります。

その時にはすでに午後の診療がスタートし、入院患者の回診など次のスケジュールが押していて、結局カルテを打ち込みながら菓子パンにかじりつくことになります。



夜勤者の夕食・朝食は病院食

夜間勤務ナースや当直ドクターの夕食は施設にもよりますが、病院の普通食が用意されることがほとんどです。

入院患者と同じ食事をナースもドクターも食べているということです。

しかし、入院患者がのための病院食なので麺類などのときは麺が伸びきり蓋が盛り上がるほどです。

味の薄さもナースやドクターも感じており、ふりかけや漬物などを持参して食べています。

ナースもドクターも負ける深夜2時の『夜食』という誘惑

救急患者の搬送も落ち着いてくる深夜2時ごろにカップ麺やお菓子などを食べ漁ります。

仕事柄ナースやドクターは動き回っているのに太っている人がいるのはこれが原因です。

食事介助は睡眠との戦い

病院の朝食が始まるのは6時半から7時くらいです。

夜勤明けの一番眠たい時間の食事介助は『眠気との戦い』です。

11時半から12時半の昼食介助は『空腹』との戦い

昼食時の食事介助は休憩後半組の仕事です。

朝からの体力仕事にお腹もぐるぐる音を立てている時間の食事介助は『空腹との戦い』です。



18時から19時の夕食介助は『スピード』勝負

日勤帯の同僚が帰った後の夕食介助は長い夜勤の始まりです。

食事量も多く就寝時間などスケジュールが決まっているので時間との戦いになります。

医者の不養生とはよくいったもので、ドクターやナースが普段食べているのは、

『コンビニ弁当』『菓子パン』『カップ麺』

ドラマでもお約束通りの食事がリアルなドクターとナースのスタイルだと言えます。