がん保険といえばアフラック『かんぽショック』の余波に巻き込まれる

緊急で原稿を書いています。

どうも一流養成学校の保険担当 武岡 靖史です。

まさかまさか、というよりか「大丈夫か?」と思っていたことがついにメディアに出ました。

そうです、かんぽ生命の『不利益乗り換え問題』です。

さっそく、アヒルでおなじみのアフラックのことをお話していこうと思います。

かんぽ生命の生命保険募集8割が不適切、そこにアフラックがどう関係するか

生命保険の業界というのは今、実は非常に変化が問われています。

具体的に何を問われているかというと、小さな保険代理店に下支えされてきた保険会社が、「小さな売り上げではマイナス金利時代を乗り越えられない!」と高齢代理店と呼ばれる、高齢者が運営する保険代理店との代理店契約の打ち切りや合併を進める戦略を強行しています。

実際うちの経営している会社でもこの2年で3社の代理店を吸収しました。

そんな中、小さな代理店などいらない、足枷だと言う保険会社はどこから収益を上げようとしているのか。

それは、保険会社以外の金融機関です。

すなわち、メガバンクや地方銀行・そして郵便局です。



郵便局内にあるかんぽ生命で爆発した『不適切な募集行為』

かんぽ生命は自社の商品『新ながいきくん』『はじめのかんぽ』など聞き覚えのある商品もある中、アフラックやメットライフの保険商品を受託販売(委託販売)しています。

かんぽ生命は自社商品と併せて、受託している保険会社の商品を勧め保険手数料をアフラックやメットライフからかんぽ生命が受け取っています。

不適切な8割の契約にアフラックやメットライフが含まれている可能性は大

そこで出てくるのが、かんぽ生命の不適切な8割の契約にアフラックやメットライフが含まれているという推測が出てきます。

もちろん、上席ですら不適切な募集をしていたと言われている中で自社の商品だけ強引に募集をするというのは非常に考えにくく、かんぽ生命が契約を取ったアフラックやメットライフの契約でも不適切な説明等があった可能性は十分に考えられます。

というよりも、『判明しなかった』とメディアで報道されても実際はあるでしょう。



アフラックがかんぽ生命に強く指摘し言えない『どうしてくれるんだ!』

かんぽ生命の親会社である日本郵政と実はアフラックは資本提携をしているのです。

そして、アフラックのがん保険(現行生きるためのがん保険Days1、生きるためのがん保険 寄りそうDays)の新規で契約した4分の1の契約が郵便局経由だということです。

仮にも、かんぽ生命が新規契約を自粛し続けるなどという話になれば、アフラックはどこでその新規契約を補填するのでしょうか。

そのため、かんぽ生命にアフラックは大切な契約者に『不安な思いをさせている』という怒りをぶつけることがしにくい関係だということです。

仮にも今、大きくかんぽ生命を突き放し、アフラックが大口の委託先を失った状態で運営をしていくのは非常にリスクが高いと言えるのです。

『かんぽ生命ショック』は時期も悪い!

前回ご紹介した生命保険業界で呼ばれる『バレンタインショック』。

他の売り上げを伸ばしている損保系生命保険会社が主力商品を続々と廃止させる中、アフラックはどうにか法人生保の契約が取れる状態です。

その期間はあと数ヶ月です。

そんな中、このタイミングでアフラックという社名とかんぽ生命を繋げてメディア露出するのは非常にリスキーなのです。



『絶対』という言葉があるならば、『かんぽショック』はうやむやになる

この見出し通り絶対という言葉があるならば、今回の不適切な契約や実態判明の対策や今後をクリーンで明確にすることは難しいといえます。

保険業界は縦も横も繋がり、生命保険も損害保険も銀行も政治も、財閥ももちろん絡んでいます。

それを証拠に東京海上に関しては持ち株会社の元会長を務めた石原邦夫氏が日本郵政の社外取締役に就いています。

どういう風に捉えるかは読み手の皆様にお任せします。

そのほかにもかんぽ生命の植平光彦社長をはじめ、東京海上の出身者が取締役など重要なポストに多く就いています。

かんぽ生命は東京海上を始め、メガ損保の商品も販売しています。

今回のアフラックがさらに余波を起こすのは容易に想像がつきますが、そこで役員総出で何をするのかを見守りたいと思います。