『売れているお店はトイレが綺麗』
よく店の売り上げコンサルがセミナーなどで話をしています。
私はその話を鵜呑みにして、トイレをなるべく綺麗にしました。
しかし年収は上がりません。
そこで一流養成学校の学校長 滝枝氏にトイレを綺麗にしても年収が上がらないと、相談をしました。
今回はそんな『トイレ掃除とお金』のお話しようと思います。
『トイレ掃除をすればお金持ちになれる』は嘘
トイレ掃除をすればお金持ちになったり、お客さんが増えるというのは嘘だと滝枝さんは言います。
これは様々な情報と成功実話のようなものと自己啓発のノウハウが混ざり一人歩きした情報だと言います。
『トイレ掃除を毎日する』習慣を作る練習
年収を上げたり、キャリアを上げようとするとき、即断即決をする必要があります。
その際に、常に同じ精神状態だと誤った判断をしにくいというのがポイントだと言います。
精神状態を安定させるためには、『日々同じ習慣・ルーティン』に自分の生活を置いておくことが必要だと滝枝氏は言います。
世界で活躍したイチロー選手の毎朝のカレーも一つの習慣で、毎年の自主トレも習慣化させて、『変化』をさせれば、変化によって生まれ『差』を感じることができるという意味で日々のルーティンを崩さないと意味することをNHKの高視聴率番組「プロジェクト X」に継ぐ「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演した際に答えていました。
トイレを掃除するならば、時間も掃除方法も同じルーティンでやる
トイレ掃除をする際に、「今日は時間がないから、『ササッ』としよう。」
それでは効果は半減すると言います。
『風水』上の話で、水場は常に清潔にして、悪い運を溜め込まないというのはもちろんですが、『手抜きをした』昨日と『おもいきり掃除した』今日で精神的に違いが生まれるのは事実です。
それであれば、最速で完璧に掃除ができるルーティンを探す必要があると言います。
それこそが、ビジネスでいう生産性向上に繋がり、業績や商談数に暇付き、最後には年収がという結果で現れてくるそうです。
手でトイレを洗う必要はあるのか?
『滝枝氏はどちらでもいい』と言います。
トイレ掃除を手でできるくらい日々トイレは綺麗だ!というのは営業トークなどのネタにはなるが、実際はトイレ掃除を手でしても年収に直結することはないと言います。
なぜ手でトイレを洗う成り上がり文化ができたのか?
もともとは軍隊での水回りの清掃方法が手洗いだったからだと滝枝さんは推測します。
飲食店やホストクラブなどで成功しているお店は普段からトイレ掃除をしっかりしているという口コミからも話は繋がり、『清潔=意識が高い=信用や売り上げ』と紐づいたのでしょう。
ちなみに滝枝さん輸入車の営業マン時代は素手でトイレ掃除をしていたそうです。
素手でトイレを掃除する著名人・芸能人は多い
森田一義(タモリ)
イエローハット創業者 鍵山秀三郎
TOKIO 松岡昌宏
安西ひろこ
高橋一生
(敬称省略)
企業の内情はトイレでわかる、それは事実
トイレは清潔なことに越したことはありません。
しかし、ここで滝枝氏面白い話をしてくれました。
イチロー選手の「プロフェッショナル 仕事の流儀」の前に「プロジェクト X」でトイレを開発する担当者の特集がされていたというのです。
トイレの便器はいまでこそ、ウォッシュレットが普及して『音姫』など様々な機能が追加されました。
今では、尿や便などをトイレが完治して発病の疑いがわかるセンサーを作るなどということも進んでいるようです。
そんなトイレ開発も立派なビジネスチャンスが眠っている中、企業や会社のトイレを見ると綺麗に掃除がされていても、トイレの便器が古かったり、割れていたり、従業員用のトイレだけやたらと汚いということもあるそうです。
要するに見栄えだけで中身のないパフォーマンでトイレを綺麗にしているということです。
そんな会社は上司やマネージメントもずさんな可能性が高く、経理や財務も見なくとも抜けがわかると言います。
お金持ちになりたければ『トイレを”手洗い”』するのは必要はない
トイレ掃除は手でするかは、ビジネスや年収を上げるという中では、関係は少ないようです。
しかし、トイレ掃除の方法は習慣はもっと突き詰めていく必要があるように感じました。
プロジェクトXに出演しているかのように、中島みゆきさんの『地上の星』1曲で完璧に掃除できるように私は目標設定してみようと思います。
ちなみ、トイレの溜まっている水自体は上水道のタンクから来ているものなので、便器が汚染されていない限り、害はないと言われています。